
本日ポルシェジャパンから、「911スポーツ クラシック」なる限定モデルが今年のフランクフルトショーで発表される、というニュースリリースが届きました。
写真を見てもらえば分かるように、ワイドなカレラ4系のリアフェンダーを持つテールに、73年カレラRSを彷彿とさせるダックテールスポイラーを加え、ルーフには50~60年代のザガートボディのようなダブルバブルデザインを採用するなど、今日の997ボディをベースに50年代後半~70年代前半のクラシックなスポーツGTの雰囲気を演出した、なかなかチャーミングな911に見えます。
ベースは3.8リッターで後輪駆動のカレラSですが、エンジンはNAのまま特別に408psにチューンされ、PASMスポーツシャシーとPCCB=カーボンセラミックブレーキを標準装備、しかもトランスミッションは6段MTのみの設定でPDKは選べないなど、なかなかスパルタンな内容を持っているところにも好感が持てます。
で、この911スポーツ クラシック、世界限定250台、日本への割り当てはたった12台とのことですが、プライスもかなりぶったまげの数字で、なんと2740万円!
それでもいっちゃう人は、というか、いける人はいっちゃうんでしょうな、きっと。
ま、僕にはとても手が出せない数字ですが。
数字いえば、もともと僕はクルマを数字で採点するとか、クルマの優劣に順位をつけるとかいうのが基本的に苦手で、ランキングというものにあまり興味のない人間なんですが、それでも『carview』本ページのコンテンツランキング、担当したクルマがよかったことも大いにあって、フィアット500C、ゴルフGTIと、僕がリポートを書いたクルマが本日 1、2位を占めているのを知って、驚いています。
自分の書いたリポートが1、2位を占めたのはたぶん初めてのことなので、実はちょっと嬉しくもあるんですが・・・。
政権交代劇ではありませんが、この1、2体制、明日も続く保障などまったくありませんけれどね。
Posted at 2009/09/02 20:20:24 | |
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