
今から2日前にアップした『ヨーロッパからの帰路に考えた日本。』、なんと130人を超える方々から「イイね!」をいただき、想像以上の賛同を得られたものと嬉しく思っています。
とはいえ、福島第一原発とその周辺を含む被災地では、依然として多くの方々が途方もない苦難と戦っているわけですが、そんなとき、ちょっと元気をもらえそうなニュースをキャッチしました。
マツダ・ロードスター、輸出名MX-5のレーシングバージョン、その名も 「MX-5 GT」 が、今週末のシルヴァーストーン3時間レースを緒戦とする2011ブリティッシュ・エンデュランス・チャンピオンシップ=英国耐久選手権にエントリーし、ポルシェ、アストンマーティン、ロータス、BMWといった歴戦のライバルに挑む、というのでありますね。
上にある縦長の小さな写真、ぜひクリックして拡大してみてください!
このMX-5 GT、おそらく2リッターNAをチューンしたと思われるエンジンは275psを発生、ドアをカーボンファイバー製にするなどしてグラム単位で軽量化した結果、車重はなんと850kgまで削り取られ、6段シーケンシャルの特製ギアボックスを介して0-60mph=97km/hを3秒ジャストで加速、スピードは257km/hに達するといわれます。
ただしこのクルマ、広島のマツダ本社で開発されたものではなく、マツダUKの主導でイギリスのJota Sportなるレーシングファクトリーが仕立てたもので、耐久選手権で走るドライバーもイギリス人のコンビになります。
だとしても、遥かに大排気量でパワフルと思われるライバルがひしめくなかに、850kgという超軽量を武器にたった2リッターのエンジンで挑むMX-5 GTにあるしゅ日本の “武士道” につうじるものを感じ取って、スポーツカー親爺は遥か日本から応援したくなったのでした。
ところで、前回のブログに書いた内容の一部が好転した模様なので付け加えておきましょう。
そのひとつは、本来は成田発着の便を、関空もしくは中部国際空港発着に変更していたドイツのルフトハンザとイタリアのアリタリア航空の定期便が、依然としてソウル経由ではあるものの、本日25日から平常どおり成田に寄港することになったというニュースです。
同様に関東地方の店舗を臨時休業していたスウェーデンのアパレル、H&Mも、25日から関東のショップで営業を再開したというニュースも新聞に載っていました。
航空会社もアパレルも、この時期にどういう理由でそうしたのかは定かではありませんが、いずれにせよ過剰反応が収まって事態が平常に戻るのは好ましいことではないでしょうか。
Posted at 2011/03/25 16:51:40 | |
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