日本中が落ち込んでいるこんな時期に、アストンマーティンなんていう高価なスポーツカーについて報告しても、もしかしたら誰も読んでくれないんじゃないかと思っていたんですが、スペインで乗ってきたV8ヴァンテージSのロードインプレッションリポート、『carview』本編のコンテンツランキングで金曜日からなんと1位にランクアップされているじゃないですか。
書いた僕自身が驚くと同時に、どんなにつらい時期でも、愉しいクルマのリポートは皆さん読んでくれるんだなと、実感した次第であります。
そんなわけで、本編には使われていないけれど、僕としては凄く気にいっているV8ヴァンテージSの走行シーンの写真をここにアップしたので、ぜひ画像をクリックして拡大して見てみてください。
2点とも僕のドライビングでアスカリサーキットを走る姿を、アストンマーティンの英国人オフィシャルフォトグラファーが撮ってくれたもので、上のカットはソフトトップを被った状態のシーンですが、僕はこのクルマの幌、その形状と、ボディ全体のボリュームに対して小さく引き締まっているところが、けっこう気にいっています。
オープンボディのモデルも普段はトップを被って走っていることが多いので、幌のカタチのよさというのはけっこう重要なスタイリングのファクターだと思うんですね。
下の写真は幌を下ろしてオープンで走る姿ですが、こういう2シーターのスポーツカーの場合、オープンにしたときの開口部が小さく引き締まっているところに、4座オープンにはないある種の精悍さのようなものが感じられるのがいいですね。
せっかく被災地に復興の兆しが見え始めてきたように思えた矢先、大きな余震が来て再び多くの地域で停電になると同時に、原発では今も一進一退の攻防が続くなど、僕らの国では気が滅入るような状況が続いていますが、南スペインの抜けるように碧い空の下を走るV8ヴァンテージSの姿を目にして、皆さんの気が少しでも晴れてくれれば幸いであります。
それと、これはスポーツカーに限りませんが、クルマを購入しようと計画していた皆さん、過度の自粛をしないで、もしも可能であれば計画どおり好きなクルマを手に入れてください。
被災地への援助はもちろん最優先項目ですが、日本をこれ以上深く停滞させないためにも、モノを買える人は買って、日本のなかで経済を回していく必要があるのではないかと思うからです。
<追伸>
同じくスペインのアストンマーティン、ヴィラージュを含むこれとは別の走行写真を4点、僕の別ブログ
『TAKUMI YOSHIDA.log』にアップしました。興味のある方は覗いてみてください。
Posted at 2011/04/09 19:37:08 | |
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