1962年ポルシェ356Bの “ユーロアウトロー”、すなわち “Super75GT” 化計画について、3週間ぶりに報告しましょう。
すでに何度か書いているように、この計画を達成するにはホイール、タイヤ、マフラーの3種類のパーツが必要なんですが、僕の欲しい製品がいずれもが世界中の356系ショップやヴィンティッジタイヤショップで欠品中で、手に入らない状態にありました。
ところが最近、スイスの356系ネットショップでスポーツマフラーを発見、さっそく打診してみると在庫もあったので即購入し、今から1週間ほど前に空輸されてきたのが写真の製品です。
356のA後期型およびB、Cのマフラーは、消音機のタイコから出る2本のテールパイプが左と右に曲がりながら別れていき、左右のバンパーオーバーライダーの下側部分を貫通してエグゾーストを排出するという、なにやらちょっとギミックっぽい取り回しを持っています。
僕はどうもそれが好きになれなくて、タイコから2本のテールパイプがストレートに後ろに突き出す、いわゆる “カレラタイプ” のマフラー、それもあまりにも静かな標準仕様よりもいい音を奏でるとされる、スポーツマフラーを探していたわけですね。
アメリカのショップのネットカタログに出ていたスポーツマフラーはマットブラック塗装のテールパイプも選択可能で、僕としてはストイックなそっちの方が好みなのですが、このスイスの製品には写真のようなメッキのテールパイプしか選択肢がなく、これはこれでいいかなと今は思っています。
と同時にスイスから購入したのが上の写真、リプロのフォグランプスイッチと、フォグランプ用のリレーですが、このスイッチ、ランプをオンにするとセンターのイエローの部分にインジケーターランプが灯るという、凝ったデザインがなかなかチャーミングな奴であります。
このフォグランプスイッチはともかくとして、スポーツマフラーはさっそくインストールして、そいつが吐き出す排気音がどの程度のボリュームなのか、そしてどんな音色を奏でるのか、すぐにでも知りたいところなんですが、実は今、356B自体が別件で工場入りしているため、それは果たせません。
シグナルレッドの356Bクーペが何の目的でどんな工場に入っているのかについては、またそのうちリポートしようと思っているので、興味のある方は乞うご期待!
Posted at 2011/05/26 20:31:52 | |
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