実はですね、なるべく3日に1度はタルガ・フローリオ出撃の記を更新しようと思っていまして、今回はその3回目ということになります。
そこでまずは上の写真ですが、1957年フィアット1100TV、前から見るとこういうクルマなんですね。
前回、この1957年型はシリーズ2だと書きましたが、1956年までのシリーズ1のTVはフロントグリルの中央にフォグもしくはドライビングランプを埋め込んだ、よりチャーミングなマスクを持っています。
事前にオーガナイザーから届いた情報では、僕らのクルマは1956年1100TVとなっていたので、僕はそのシリーズ1のTVに乗れるのだと思っていたのですが、実際にはグリル中央にフォグランプは装着されておらず、代わりにFIATのエンブレムが輝いている、1957年型のシリーズ2なのでありました。
写真はイベント初日の夕方、エンナ・ペルグサ・サーキットのパドックに辿り着いたフィアット1100TVですが、鋭い読者諸兄はお気づきのように、ヘッドライトが右側しか点灯していません。
夜になってからこのまま走ると、対向車にモーターサイクルだと誤認され兼ねないので大変危険だと思い、できれば治したいと思ったのですが、バルブが切れていることが判明、しかもスペアのバルブなど積んでいないためこの時点では手の施しようがなく、修理するのを諦めざるを得ませんでした。
動画は前回の続きで、チェルダからコッレサーノを目指す雄大な高原を走る、ピッコロ・マドニエ・サーキット前半部の荒涼たる上りのワインディングをいく、フィアット・ミッレチェント・ティーヴであります。
Posted at 2011/10/09 23:03:04 | |
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