
今となってはもう先週のことですが、取材と撮影に明け暮れたちょっとヘヴィな一週間、その後編をお届けしましょう。
ヒストリックカーがお好きな貴兄なら、おそらく左の赤いスポーツカーに興味津々でしょうね。
けれどその前にまず、木曜日に乗ったモダンカーの話から。
そう、8日の木曜日は、都内湾岸エリアで、クーパーとクーパーSの2台のMINIクーペに試乗しました。
この日も湾岸某所に朝7時15分集合という早起き取材でしたが、ボディに鮮やかなストライプを走らせた2台を目にしたら眠気も吹っ飛んだ、というのはオーバーとしても、この2台、けっこう目立ちます。
さてさて、AT仕様のクーパーと、MT仕様のクーパーS、この2台のMINIクーペがいかなるクルマだったか知りたい方は、ぜひニューミニ専門誌『NEW MINI STYLE MAGAZINE』次号をチェック願います。
そして9日金曜日、ついに天気が崩れて朝からヘヴィな雨が降りしきるなか、この日もまた朝7時に海老名SAに集合してコクピットに収まったのがこのクルマ、1970年フェラーリ365GT2+2でありました。
1967年パリサロンにデビューした365GT2+2は、その名のとおり有効なリアシートを備えていてファミリーカーとしても使えるといわれたフェラーリで、4.4リッターV12エンジンと5段MTで後輪を駆動します。
全長5m弱、全幅1.8m弱という、60年代後半のスポーツカーとしては堂々たるサイズのボディは、いうまでもなくカロッツェリア・ピニンファリーナのデザインになるもので、この伸びやかなにしてバランスのいいプロフィールからも、往時のピニンファリーナの並々ならぬ力量がが伺えるというものです。
しかもフェラーリ365GT2+2、箱根では雨からついに雪になってしまった悪条件のなかでドライビングすることになったのですが、実は当方の想像を超える洗練度を持ったクルマだったのであります。
興味ある方は、12月24日発売の自動車誌『GENROQ』2月号、「ヴィンテージ試乗主義」をヨロシク!
Posted at 2011/12/15 17:43:54 | |
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