
このスペシャルブログのあちこちで、公開されたポルシェ・パナメーラの写真とそれに関するコメントが躍っているので、僕も軽くひとこと。
僕が驚いたというか、感激したのは、パナメーラがまさしく911の4ドア、いや正しくは5ドア、という佇まいを持っていることでした。
今年6月の997後期型発表試乗会のときに、ヴァイザッハのテストコースを走っているのをチラリと見たときには、ここまで911風だとは分からなかったもので・・・。
ボンネットにV8(やV6)のエンジンを収めているにもかかわらず、フロントのスタイルはまるでリアエンジンの911のようだし、プロポーションも想像していたような3ボックスではなく、4枚のドアを持ったファストバッククーペなんですね。
カッコいいかどうかは別にして、こりゃあどう見たってポルシェだ!
さらにもうひとつ、ポルシェらしいなと思ったのは、キャビンの後方にさり気なくテールゲートを切っていることでした。
たしかに、トランクの出っ張りがほとんどないファストバックスタイルなので、普通のトラックリッドでは開口部が小さすぎるためだと思いますが、いわゆる高級な大型サルーンにはあるまじきテールゲートを平然と採用するなどは、さすが実用性を疎かにしないポルシェだと思いましたね、僕は。
というわけでパナメーラ、僕自身が欲しくなる類のクルマではありませんが、写真を見ただけで早く乗ってみたいものだと思わせてくれる、ポルシェらしい何かを持ったクルマに思えました。
でもって、ドライビングしたら間違いなくポルシェなんだろうなと。
悪いときに生まれてきたのが不運ではありますが・・・。
Posted at 2008/11/25 16:15:16 | |
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