
いやいや、忘れてました、JAIA試乗会のもう1台の担当車。
もはや【速報】なんていうタイトルは打てたもんじゃありませんが、ま、決まり事なので、お許しを。
パナメーラに乗ってポルシェは凄いなと思う最大のポイントは、それがどんな種類のエンジンをどこに積んだクルマであれ、乗ってみるとまぎれもなく “ポルシェになっている” ところだと僕は思いますね。
その “ポルシェになっている” というのは、表現を変えると “911みたいになっている” という意味だと思ってください。
御存じのとおり、パナメーラはV6もしくはV8エンジンをフロントに搭載した後輪駆動、もしくは4輪駆動の5ドア4座のクルマですが、その操縦感覚がフラット6エンジンをリアに搭載した911みたいになっているのだから、これは不思議です。
もちろん両車のあいだには、フロントへヴィーとテールへヴィーに起因する限界的ハンドリングの違いなどは当然ありますが、そこまでいかない段階における感触、たとえばステアフィールなんかは、前輪への荷重の掛かり方が明らかに違うにもかかわらず、不思議なほど似ているんですね。
だからパナメーラSに乗って走り出した途端に、僕はそのステアフィール、あっ、911と同じだ!と思ったのでした。
したがって、911に慣れ親しんだポルシェフリークがドライビングしても、パナメーラはあまり違和感を感じさせないんじゃないかと思いますね、きっと。
で、そのことが、ポルシェのいちバリエーションとしてのパナメーラに乗ろうとする人にとって、最大のポイントではないかと・・・。
ただし僕個人のことをいうと、このサイズは好みの範疇から外れてしまいますね、残念ながら。
フラット4エンジンで後輪を駆動する、精々ゴルフくらいの大きさの5ドア4座のポルシェでも出現すれば、欲しい度は5つ星、間違いなしなんだけどね!
エコ度
(エコロジー&エコノミー)
この大きさ、この排気量としては、燃費もまずまずかと。
★★★☆☆
ファン度(ファン・トゥ・ドライブ)
低速官能が希薄なのはマイナスだが、飛ばすとスポーツカー並みにファンなので。
★★★★☆
欲しい度(ブランドイメージ含め、総合的に)
このボディサイズはもはや僕の好みの外なので。
★★☆☆☆
Posted at 2010/02/25 15:55:58 | |
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