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吉田 匠のブログ一覧

2010年03月29日 イイね!

ニース話、その2。

ニース話、その2。17年ぶりのプライベートヨーロッパ紀行も後半に入って、僕は今パリにいますが、話をこっちに移す前に、ちょっとニースで借りていたレンタカーの話をしましよう。

AVISに日本からオンライン予約をした際、VWゴルフクラスのMT車とリクエストしておいたのですが、ニースの営業所で僕を待っていたのは写真のクルマ、新型ルノー・メガーヌDci 1.5でした。

ニースまで来るとどうもこの道を走らないと気が済まなくて、用もないのにステアリングを向けたのが、ニースとモナコの裏にそびえる岩山の一番高いところを走る自動車道路、グランコルニッシュ。

で、写真はその一角にパークしたメガーヌですが、こいつはけっこうよく走るクルマでした。

1.5リッターターボディーゼルと6段MTの組み合わせは、ニースやモナコの裏山のタイトな上りも低回転からトルキーにこなしてくれるのに加えて、ボディ剛性の高いのが印象的なクルマでしたね。

それはきっと、ゴルフⅤがその分野で極めて高度なスタンダードを確立してしまったためだと推測できますが、この新型メガーヌのボディもまるでゴルフⅤかⅥのように硬質で、かつてのフランス車にありがちだった若干緩い感じなど皆無だといえます。

それにともなって、サスペンションもそれなりに固められているため、かつてのルノーのような猫脚感はあまり明確ではなく、低速ではそれなりの硬さを感じさせますが、ある程度スピードが乗るとフラット感が出てくるのが、さすがフレンチと納得させるところです。

それと、もうひとつさすがだったのは荷物の収容能力で、今回の旅しはXLサイズのRIMOWAアルミスーツケースを持っていったのですが、ハッチバックのメガーヌはそれをリアシートのバックレストを畳むことなく、ラゲッジルームに余裕で収めてしまったのでした。

それに加えて、ハンドリングとブレーキングも充分頼れるレベルにあったので、今回のようなワインディングロードの宝庫を走るのに、好ましい1台だったといえます。

というわけで、この続きは、また後日。
Posted at 2010/03/29 02:26:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月27日 イイね!

南仏ニースより。

南仏ニースより。皆さん、4日ぶりのご無沙汰です。

僕は今、ホテルの部屋から写真のような景色が望める場所に来ています。

そう、南仏コートダジュール、ニースですね。

で、試乗会のクルマは何なのか、ですって?

たしかにクルマには乗っています、新型ルノー・メガーヌのターボディーゼル。

ただしこれ、試乗車ではなく、レンタカーであります。

そう、今回のニース、僕にとって16~17年ぶりのプライベート海外旅行なんですね、実は。

たまには息抜きしないと、ということで、僕の好きな場所にやってきたわけですね。

そんなわけで、24日に成田を発って、今日でニースの3日目、明日にはTVGで別の街に移動する予定です。

では、この旅の続きの報告、またそのうち・・・。
Posted at 2010/03/27 07:48:49 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月23日 イイね!

CR-Z、個人的結論。

CR-Z、個人的結論。ホンダCR-Zについて色々なコメント、どうもありがとう。

本当に色々な意見があっていいのだと思いますよ。

例えばMTのギアシフトのタッチにしても、要求レベルの違いや感触の好みがあるわけだから、前のブログにも書いたように、現状のCR-Zのシフトが好ましいと感じるなら、MT仕様を購入するのはその人にとって正しい選択といえるはずです。

で、MTにせよCVTにせよ、僕はCR-Zに対して少なくとも15点を減点しているわけですが、実はその減点の大半はエンジンのフィールに関するものなんですね。

ま、速さはあれで充分としても、エンジンの回転感とサウンンド、スポーツカーを名乗るにはちょっと寂しいんじゃないかと思ったのですよ。

その一方で、インサイトよりむしろしなやかに動く脚と、軽快な回頭性を両立させたシャシーは、ちゃんと評価しているし、かなり気に入ってもいます。

それに加えて、最初に書いたように、2シーター+広いラゲッジルームになる2+2座クーペのパッケージング、あれも気に入っているんですね。

だから、皆さんいうように本気のスポーツカーと考えると色々と物足りないけれど、コンパクトでスポーティで燃費のいいラナバウトと解釈すれば、CR-Z、なかなか魅力的なクルマじゃないでしょうか。

というわけでCR-ZのCVT仕様、実は自分で足として乗ってもいいかなと思う極めて数少ない日本車のひとつなんですが、いかんせん大人が2人しか乗れないのがネックでして。

スプライトも964C2GTも事実上2人しか乗れないのに加えて、もう1台も2人乗りでは、家族持ちとしては、いくらなんでも・・・。

その点ミニ・ワンは、狭いとはいえイザとなればリアシートに大人を2人座らせることができるので、これをCR-Zに替えるわけにはいかないな、というわけです。
Posted at 2010/03/23 21:21:37 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月20日 イイね!

ホンダCR-Z、MTの採点がCVTより低い理由は・・・。

ホンダCR-Z、MTの採点がCVTより低い理由は・・・。左の写真、僕の1964年ヒーリー・スプライト・マークⅡのシフトレバーとその周辺ですが、少し前のブログでホンダCR-ZのMT仕様をCVTより5点低く採点した理由、例えばここにあります。

乗り始めたときは僕のスプライトのギアシフト、あまり感心しなかったんですが、オイル交換して、マスターシリンダーも交換して、と手を入れてきたら確実に感触がよくなって、たぶんリンクのどこかの不具合で3速のゲートが不明確だという固有の弱点を別にすれば、今では実に心地よいシフトだと実感できるようになっています。

つまり何をいいたいかというと、親爺はスポーツカーのギアシフトに関しては相当にウルサイのだよ、といいたいわけですね。ハハハ。

シフト操作の軽さと歯切れのよさ、適度に短いストロークとゲートの正確さ、ノブの重さと手触り、そしてギアが噛み込むときのセクシーとさえ呼びたい感触。

それらについて、それこそ1950年代のスポーツカーから現代車まで味わった経験の蓄積があるので、生半可なギアシフトでは満足しませんぜ、というわけ。

しかも今日のクルマの場合、ポルシェのPDKとMTの例をあげるまでもなく、動力性能に関しても燃費に関しても2ペダルギアボックスの方が3ペダルのMTよりも上なので、3ペダルの古典的なMTを選ぶ理由は、シフト操作を愉しむこと以外にないわけですね。

つまり、カチャカチャと “手漕ぎ” でシフトしたいからMTを買うのだと。

だとしたら、そのクルマのギアシフトは相当に気持ち良くなくては意味がないんじゃないかと、僕は思うわけです。

そこでCR-Zの6段MTのシフトですが、色々な意味で悪くはなく、 MTをつくり慣れたヨーロッパのメーカーのいい実用車のレベルには間違いなくあると思います。

でも、スポーツカーのギアシフトに求められる、シフトすること自体が悦びになるようなタイトでセクシーな感触があるかというと、そこまではいっていない。

ミスシフトを誘うような曖昧さは皆無だけれど、若干大味な感触があるんですね、スポーツカーのギアシフトとしては。

いうまでもなく、今日の前輪駆動車の大半のギアボックスは横置きですから、昔のスプライトのような縦置きで、しかもリンクの短いギアボックスと比べたら不利なのは分かりますが、だったらホンダには少し前のインテグラーレ・タイプRのような、実にスポーティでカチカチとタイトなシフトがあったじゃないか、と思うわけですね。

横置きギアボックスのシフトでも、インテ・タイプRのような感触だったらスポーツカーのギアシフトとして充分に合格じゃないかと。

それにもうひとつ、ハイブリッドカーであるCR-Zにはアイドリングストップが備わっているんですが、これとMTとの相性があまりよくない。

信号待ちでアイドリングが止まっている場合、クラッチペダルを踏むとエンジンが始動するわですが、例えば大型トラックの後ろで信号機が見えなかったりすると、前のクルマが走りだしたと同時にクラッチを踏んでエンジンを掛けることになるので、その直後にはこちらも即座にギアを1速に送り込んで素早く発進しなければならない。

そんなとき、ドライバーとしては少々慌てることになるわけですが、CR-Zはクラッチがちょっとモサッとしたつながり方をすることもあって、気持ちいい発進をスムーズに決めるのが難しい、と僕は感じたわけです。

ただしクラッチのミート感覚については、自分のクルマになって身体が慣れてくればあまり問題はなくなるのかな、とは思いますが、その点、五味ちゃんをはじめとするMT仕様CR-Zオーナー諸氏の見解は、どうなんでしょうか?

それやこれやに加えて、CR-ZというクルマのキャラクターがMTを駆使してひっちゃきに走るというよりも、スポーティなラナバウトとして2ペダルでドライビングをエンジョイするのに向いているという気がするのも、僕がMTをCVT仕様より5点低くした理由のひとつでした。

それと、ステアリングパドルのタッチがなかなか歯切れがいいことも、CVTに高得点を与えたひとつの理由であります。

それとは逆に、ギアボックス重量の違いに起因する前輪荷重の違いから、MT仕様の方がコーナーでの身のこなしが一段と軽快なのはMTの美点のひとつですが、しかしそれはあくまで両者を直接比べた場合の話であって、だからといってCVTの挙動がが重ったるいということはまったくなく、コーナーでは素直に向きを変える軽快さと軽いアンダーステアを実現しているのでそれがCVTの弱点とはいえません。

以上が、僕がCR-ZのMTにCVTより低い採点をした理由ですが、上にも書いたようにこのMT、特に気になる弱点があるわけではないので、CR-ZはとにかくMTで乗りたいのだという明確な意思を持っているのであるなら、僕はその人がMTを選ぶことに反対する気はまったくありません。

ただ、もしも僕が自分のクルマとしてCR-Zに乗る場合は、現状のMTだったらCVTを選ぶだろう、ということであります。
Posted at 2010/03/20 18:29:46 | コメント(8) | トラックバック(1) | 日記
2010年03月14日 イイね!

「ルノー&インターマックス 6 Wheel Day」 の報告。

「ルノー&インターマックス 6 Wheel Day」 の報告。本日日曜日は某所で某スーパースポーツを走らせてきましたが、それについてのリポートはまだ解禁になっていないので、今月末までお待ちを。

そこでここでは、昨日の土曜日、伊豆修善寺の日本サイクルスポーツセンターで開かれた「ルノー&インターマックス 6 Wheel Day」の報告を。

好天だけれどやたらに風が強かった昨日、サイクルスポーツセンターには、実にたくさんのルノー好き、クルマ好き、自転車好きの皆さんが集まってくれました。

実はこのブログに僕が予告をアップしたら、その直後にエントリーが一気に増えたんですよ、とは主催者の方から聞いた話で、皆さんの反応、嬉しい限りであります。

元レーシングサイクリストの今中大介さん、元GPモーターサイクルライダーの青木拓磨さん、同業の後輩加藤哲也くんと4人で繰り広げたトークショーを、皆さんが愉しんでくれた様子だったのにまずはひと安心。

さらに、ルノーのRS系モデルを使ったサーキットタクシーが好評だったのも、嬉しかった。

そこにはこのブログの読者の方々も少なからずいて、僕のドライビングするスポーツ系ルノーの走りを助手席や後席で味わって、本気で悦んだり感激したりしてもらえたのが、僕としては何より嬉しかったといえます。

それに加えて、ルーテシアRSの実力、それにメガーヌR26Rなるモデルのハンドリングの素晴らしさを存分に味わえたのも、僕にとっては大いなる収穫でした。

6 Wheel Day に集まっていただいた皆さん、どうもありがとう。

次の機会があるとすれば、そのときはまた、どうぞよろしく!
Posted at 2010/03/14 19:30:52 | コメント(5) | トラックバック(1) | 日記
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