
イギリスのモーガンといえば、昔のスタイルを今もキープして新車を造り続けている、頑固一徹系のメーカーというイメージが強いけれど、実はその一方で、アエロスーパースポーツや新3ホイーラーなど、最新もモデルを続々とリリースしている元気のいいブランドでもあるんですな、実は。
といいつつ、今回乗ったのはそっちの新しい系ではなく、トラッドなラインの新旧モーガンですが。
その「旧」の方がこれ、1950年モーガン4/4。その車名は、4気筒エンジンの4輪車というところから来ていて、それまで3輪車を造っていたモーガン初の4輪車が1936年登場のこの4/4なのでした。
写真の奇麗なブルーの4/4は戦後の1950年型ですが、その構造は1936年デビューの初期型とエンジンを除けば変わらず、フラットラジエターに3つ目ライトのスタイルも戦前型のままなのです。
その「新」がこの2012年型の新車モーガン4/4であります。ボディサイズは1950年型よりやや大きく低くなり、フロントグリルもフラット型ではなく流線型に変化していますが、基本スタイルは不変。
こちらのエンジンは現代のフォード製1.6リッターDOHC4気筒で、トランスミッションも5段MTに進化、それでいて車重は800kgという軽量なので、見かけによらずパワフルに走るのでありました。
この新旧2台のモーガン、今月26日発売『LE VOLANT』5月号「C&C」のページで採り上げているので、興味ある読者はぜひチェックを。なお同誌「C&C」のページは今号が最終回となります。
Posted at 2013/03/27 12:30:17 | |
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