
日本で唯一、SS=スペシャルステージ方式を採用するヒストリックカーラリー、ACCR=アルペンクラシックカーラリーの第2回が11月1~3日に開かれ、スポーツカー親爺も去年に続いて1962年ポルシェ356B 1600スーパーを駆って、そこに参戦してきました。
初日は東京の赤坂アークヒルズ、カラヤン広場に1975年以前に生産された30台ほどのヒストリックカーが集まり、そこで受け付けと車検ののち、カーナンバー順にスタートと相成ったのであります。
アークヒルズを出たヒストリックカーが関越経由で向かった先は群馬サイクルスポーツセンターで、3本のSSをペースノート作りのための試走であるレキを2回、本チャンを1回走りました。
上は走行開始を待つラリーカーたちで、わが356B、アルファ ジュリアGTA、アルピーヌA110など。
2日目は伊香保周辺の林道に舞台を移し、2本のSSをレキ2回、本チャン2回の合計8本走ります。
写真はレキを終えて峠の頂に集結した、A110、ミニクーパーS、ランチア フルヴィアFH etc etc。
3日目は群馬長野県境付近の封鎖されたワインディングで、ヒルクライムのタイムを競いました。
2日目のSS1もそうでしたが、わが356B 1600スーパー、ヒルクライムコースの急な上りでは75psノーマルエンジンの非力さとワイドレシオ4段ギアボックスの不利を、身をもって痛感させられます。
レキと合わせて合計4本のヒルクライムを終えると軽井沢経由で上信越道、関越を走って東京を目指し、午後3時前にはスタート時と同じアークヒルズのカラヤン広場に帰り着いたのでした。
わが356Bの手前のライトブルーのチャーミングなクーペは、ヒーリー スプライト マークⅠをベースにしたアシュレイGTで、今回、Sportscar Laboチームの一員としてACCRを走ったクルマでした。
今回のACCRはSSをこなしながら3日間で750kmを走る、旧いクルマにとっては強行軍でしたが、わが356Bはそれをすべて快調に走り切って、優れたGTたることを再認識させてくれたのです。
戦績は出走28台中の16位でしたが、より年式の新しい高性能車やエンジンに手が入っているクルマが大半のなかにあって、1962年製のノーマル車としては満足すべき結果と思っています。
Posted at 2013/11/05 02:43:07 | |
トラックバック(1) | 日記