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ファクトリーお猿のブログ一覧

2021年07月15日 イイね!

アルファのオルタ交換はちょっと大変

145の電圧が低い。
ずっと前から13V台後半だったが、
最近は下降気味*。
長距離乗ってもバッテリが元気にならないし、
数日乗らないとセルモータが瀕死の状態。


いよいよオルタの交換の時期と思われる。


*春頃、一時低負荷時14.1Vをマークしたことがあったが、
数日で元通りに・・・その後明らかに電圧低下傾向で
ココ最近は低負荷で13.5V程度。




以前、自宅で145のオルタネータを交換したのは、1号機のときで、
2柱リフトが無かったときだ。このときは、下から潜り、インテークマニホールド
一式を外して、上から作業をしたのだが、結局はインマニを全てバラす必要があり、コレクタータンクを外すためには結局下に潜る必要がある。
工程数が多くこのやり方は避けたい。

今回は整備解説書通り、2柱リフトで持ち上げ、
後ろ側のエンジンマウントを切り、ステアリングラックをずらして
その場所から摘出する方法を試してみることにしよう。




イメージはこちら、

156のオルタネータ摘出動画
摘出の瞬間は、動画後半を御覧ください。





何語かわからないが、やってることはわかる。
右側のマウントも取り外して、エンジンを少し下げているのかもしれない。








職場から帰宅後、リフトアップしてタイヤ・インナーフェンダーを外す。
補機ベルトやそのテンショナも外しておく。

その後、1号機の晩年に使用していた走行距離僅か4万kmの
オルタネータが転がっていたので、これを再利用することに。
当時低負荷時14V台をマークしていた優秀な個体だ。





ただ、プーリの山数が前期型は7PK、後期型及び前期型ベースの北海道仕様
(エアコンレス・リアバッテリー)は6PK*なので、プーリだけ交換してみた。





*1号機はエアコン付きだった
*2号機も前期型だが、エアコン駆動が不要になったため
 ベルトが短くなり、さらに7PKのプーリに
 6PKを取り付けて、摩擦抵抗の軽減を図っている。
*のちに、この作業は無駄足になる・・・





一晩明けて、本格始動だ。



朝飯前にリフトアップし、犬の散歩朝食・長女の送迎が
終わったらエキゾースト・フロントパイプ外しだ*。

純正なのに惚れ惚れするような取り回し。

*O2センサーも外す必要がある。





エキマニ外しの後は、リアのエンジンマウントを外す。
フロントパイプ中央のマウントは、間違いなく
熱で駄目になるパーツだが、ちょっと
溶接して加工すると、モノタロウの製品で
代用できる。(以前に作製したもの)









長いエクステンションでオルタの固定ナットを外す。
特に上側(17mm)は、手が入りにくく時間がかかる。
下側は19mmだ。

ファクトリーお猿オリジナルのパワステホースを追いやり、
リアのエンジンマウントが居た場所からオルタを抜き取る。





サイズが微妙で、ステアリングラックの左側を後方に少しずらすと
1cm程度クリアランスが増えるので、摘出しやすくなる。







後期型オルタの6PKプーリと、前期型用の7Pkプーリを
比較すると、そもそもベルトのオフセットが異なる。

2号機では7PKのプーリのエンジン側6山に
6Pkベルトをかけていたのだが、オルタネータだけ後期型6PKのプーリにすると、
ベルトに捻じれが生じるので、結局7Pkのプーリに戻す羽目に・・・





今回のドナーは、1号機で16万kmから20万kmまでの間
使用していたもの。
プーリを手で回転させてみると、
「キーキー」音がでる。

聴診器でベアリングの雑音は無いことがわかり、
少し分解しながら観察すると、スリップリング/ブラシ部分が発生源だった。

清掃して少量のグリスを吹き付け馴染ませる。




ココまでが午前中の作業。

昼食後、犬の散歩、自動車保険の調査等々・・・・

夕方から再始動。




狭い隙間からオルタを挿入し、所定の位置に固定する。
下側のナットは、周囲の壁が迫っておりソケットレンチが
深くかからない・・・ので、

ワッシャを3枚噛ませてレンチが噛むようにする。





上側のボルトは、ボディとのクリアランスが少なく
手が入らない。
バールでオルタの位置を微調整しながら、
レンチにテープでボルトを抑えながら挿入。

整備解説書にはないが、補機プーリを
外しておいたほうが、オルタの取り付けは簡単だ。









リアのマウントやフロントパイプ周りを組み付ける*。
ベルト装着時も、粘着テープが大活躍。
何度やっても嫌いな補機ベルトがけを行い、
エンジン始動!





14V台が出るようになった・・・ちょっと高め?



アイドリングが超爆音!
ガスケット付け忘れたかと思ったくらい・・・



よく見ると、O2センサを取り付け忘れていた(笑)




本日は、長女のお迎えの時間や夕食の時間となったので、
ここで終了。

この作業、当初4時間くらいを予定していたが、思いの外
時間を要し1日では終えることができなかった。
上の動画で紹介したようなプロショップだったら、
サクッと1,2時間で終わらせるのだろうか?

以前のような、インテーク総バラシと比較すれば、
相当楽なのだが・・・
思い通りに進まないものだ。




145は、この週末に着地する予定だ。

やっぱり車いじりは楽しい♪




Posted at 2021/07/15 23:18:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「カムシャフトセンサーの配線焦げてた http://cvw.jp/b/398935/48580969/
何シテル?   08/03 23:01
アルファ145、ムルティプラ、プジョー206SW乗りのお猿です。 広島県生まれ東京育ち。 物心ついた頃からクルマ好き。 大学卒業に合わせて、 満員電...
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