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ファクトリーお猿のブログ一覧

2021年03月30日 イイね!

自前の整備が粗悪ディーラ並だったことに愕然

獅子印貨物自動車に家族を乗せて市内を走行中。
カミさんが、「ワイパーが、何かを擦っているような音がするよ」と。

それまで気にしていなかったのだが、
たしかにそうだ。

動画撮ってみた。



運転席側のブレードが2センチくらい長過ぎるようだ。







もしかして・・・と思い、
運転席側(*)と比較すると、少し長さが違う。


本来は、短い方を運転席側に取り付けるようだ。


これで解消。



秋に冬用ブレードを自分で取り付けて、そのあと
冬の間毎日運転していたけれど、全く気づかなかったな~(笑)


プジョー206の右ハンドル仕様のワイパーは、
左ハンドル車と共通。

なので、左ハンドル車の助手席側に相当するほうが、
右ハンドル車の運転席。このアームのリンク機構に
工夫がなされており、作動中に柄の長さが伸びて、
視界を確保するようになっている為、左ハンドル車の
レイアウトのワイパーでも、運転に支障を来さない。

どうやら、この仕組を見て「動いている最中に
柄が伸びるほうが、長いブレード」と思い込んでいたようだ。

単純な作業でも、慎重にやらないとだめだな・・・

Posted at 2021/03/30 00:19:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | プジョー206バン | 日記
2021年03月28日 イイね!

冬車206SW 春の点検 タイロッドやば?

一冬を越した我が206SW、早速リフトで上げて
下回りを点検してみることにした。







サブフレームに少々サビが出ていたので、
ワイヤーブラシで擦り、サビキラーで塗装。



サスペンションのガタを調べてみると、
右前に異変が。


タイヤの前後を持ち、揺らしてみると
不自然な「遊び」がある。







発進時の半クラッチ時に、右前の足元から
ゴトゴトと共振したり、少々手荒くクラッチを
繋ぐと、同じような場所からガタガタと音が出て、
かなり衝撃があったりする。


動画のなかで激しくタイヤを揺すったときの音
と同じなので、タイロッドがガバガバになっていることが
分かる。

タイロッドエンド側はタイヤの動きに
追従していること、

雑音の出どころからすると、インナー・タイロッドのガタツキ
と診断。




プジョーってこういうところ弱いの?
イタリア車は、20万キロ近く走行して
ガタがほとんど無かったのに(1号機)、
このプジョーはたった7万キロ。

ファクトリーお猿にしてみれば、新車みたいなものだ。




ところで、インナー側はこれまで交換作業を
やったことがないので、ネットで調べてみる。



Autodocというイギリスの部品商。
ここのチュートリアルの動画がめちゃめちゃ使える。


今回は、これ。
プジョーのビデオは無いようだが、
基本構造は同じなので、参考になる。






車上で出来る作業であることを確認、
Thread Lockerの使い方・分量、
など、プロの技を盗むのに最適!
DIYerの味方だ。
イギリス英語なのも○!


ただ・・・このビデオは、BMW(FR)で、作業スペースがある場合。
我がプジョー(FF)だと、スパナを振れるような空間は無いので、
さらに検索すると、スペースの狭いFF車での車上作業の動画が。





ビデオで紹介されていた、シンプルな特殊工具・・・これはイイ。
主のアメリカンな感じの説明が欲しくさせる。
火で炙ってthread lockerを溶かすあたりも
参考になる。

主はeBayで買ったと言っているが、中共支那製なので、
自分は、みんな大好きAliexpressで購入することにしよう。




他には、
自宅で整備する人の為に
このような動画を用意している。


https://www.youtube.com/watch?v=--HcOQlv03U


やっぱりFRベースのクルマは作業しやすそうでイイ!


それにしても、米・英のDIY動画は
非常に興味深い。


生まれる国を間違えたかな?私は・・・





こっちもトヨタ、





ステアリングをきって、タイロッドが伸びた状態でやるのが良いようだ。
この車種は、crush washerがあるので、thread lockerが不要なようだ。


メーカーによる設計思想の違いもあり、
興味深い。



冬グルマのプジョーは、夏の間は基本的に計画運休、
長い整備期間となる。

ちゃちゃっと発注して、交換し、
秋の車検までには心配事を一層しよう。





他に、秋口に作製したパワステ配管。
エンジン下部の「Ωカーブ」の部分からの
漏れはナシ。







しかし、ラジエター直後のところからは
うっすら漏れている。

この辺は、ゆっくり対策品を作製することとしよう。






以前から気になっていたバッテリーの固定部分。





ヤフオク格安「修復歴・わからない」のこの車両。
ファクトリーお猿でインスペクションした結果、
明らかにフロントをぶつけている修復歴車(*)であることが判明している。
ヤフオクはこんなもの。

バッテリ固定ボルトのステー(内側)が壊れている。


(*)修復歴ありである証拠
ラジエター後面にエンジンや配管と接触した痕がある
ラジエターコアサポートの変形を直した跡がある
左右フェンダーを一度取り外している。
ボンネットフードやフェンダーの再塗装がされている(塗装はあまり上手ではない)
フロントバンパー、ヘッドライトなどが新品(2018年製)
パワステクーラの配管がラジエターファンと干渉していた(DIYで直した)



まぁ、この車両自体、今流行のポイカツでゲトした実質無料車両(笑)
元々、乗れればイイと思って購入しているので細かいことは気にしない。

走る曲がるについては違和感無いし。

DIYしているうちに、プジョーの走りに魅せられて
凄く気に入ってしまったので、結果オーライ!
これから直すところも数多あるし、当分楽しめる筈。



閑話休題、206バッテリの固定方法って、
かなり頼りないと思うのだが。

何でも、車体側の金属ステーの上に100均のゴミ箱みたいな
プラスティック製の箱のが取り付けられており、
その中に重さ約20Kgのバッテリが収められている。
箱の上端左右の縁に板ナットが嵌め込まれており、金属製の板で
バッテリを押さえているだけ。

万が一、衝突したら確実にバッテリはこの箱を突き破って
エンジンルーム内で暴れるはずだ・・・


以前ブログで紹介した、難解なパワステ配管の取り回しといい、
ワイヤーハンガーみないな華奢なリアシートのステーとか、
下の画像のような、肝心な整備ポイントを意味不明なカバーで
隠してしまったり(本日皮を剥いた ↓ 参照)などなど・・・





なんだか、プジョーのクルマって「文系の人」が設計したのかな?
と思うことが多々ある(笑)


「文系」は言い過ぎかもしれないが、なんとなく「非工業国」=「農業国」
という感じがする。

イタリア車や日本車はいかにも「理系・工業国」をイメージさせられる作りなので、ある意味新鮮。

個人的にはフランス車のなんとも不思議な設計思想も嫌いではない。
こういう生き方もある!






インテークパイプを取り外すと、スロットルボディが見える。





こちらも、びっくりな水平配置w
整備中に異物やボルト等をエンジン内部に迷入させる危険性の高い
ハイリスクなレイアウト。


メカニックの適正を試されているかのようだ。




以前、最初からついていたSONYのデッキが突然死して、急遽
307用のPanasonicに入れ替えた際、アンテナ形状が異なり
ラジオが入らない状態だったのを解消。Aliexpressで100円の
ユーロ→JPN仕様の変換アダプタを用いた。
また、サブウーファーのコントロール電源は、
急いで取り付けたのでACC駆動で配線していた。







これを、オーディオデッキの外部機器制御電源から
取り直した。
走行中ずっと不要な電装品の電源が入っているのは、
どうしても嫌なので、これですっきり♪







おまけに、我が家のフェラーリの靴べら。
オーナメントの部分がガバガバになってしまい、
すぐ外れてしまうので、プレス機でカシメて
再装着。
(実際には革手袋でオーナメントを包んだ状態でプレス)







やはりプレス機は一家に一台!
ベアリングの抜き取りや、ブッシュの装着など
日常の整備だけでなく、家事にも使える。


右のメモは、
オイルクーラのホース口径。

ノギスで付け根の太さを計ると、15mm 13mmだったが、
パイプが曲げ加工されている部分なので、少し細めに
計測されていると思われる。

我が家に在庫している別の仕様向けのラジエタ側には、
18mm, 16mmの口が設けられている。
この辺はなんとかなるだろう・・・





ということで、軽自動車の照雄小児の後釜で、
完全足車のつもりだった貨物登録のプジョー206SWに
どっぷり浸かって・・・フランス車の虜になっている。


設計思想や、個々の部品の耐久性など「?」なところは
多く見られるが、「所有して幸福感が得られるクルマ」
であるのは間違いないだろう。

実用車はしばらくコレでいい!









Posted at 2021/03/28 19:15:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | プジョー206バン | 日記
2021年03月28日 イイね!

ロアアーム交換後のトー調整






ブッシュがガバガバになり、アクセルON/OFFでトー角が
変化し、高速コーナーで非常に怖い仕様となっていたムルティプラ。

先日のロアアーム交換作業で、トーが狂ってしまったので、
調整をした。




2柱リフトで持ち上げた後、タイロッドエンドと
インナータイロッド部分の調整ネジに一撃を加え
緩めやすくしたあと、


測定です。







測定というと、北海道弁で「ネズミ捕り」のことを言うので、
嫌な響きですw
初めて聞いたときは、「運動会のこと?」って思いました。


その後の調整は、予備検屋の方式を真似て、
ステアリングを最大限廻しておいて、
床に這って作業。






ステアリングのセンターが決まったら、
再度リフトで持ち上げて、
いつものサビ・固着対策。







サスペンション周辺のボルトに、
ファクトリーお猿式の融雪剤&雪害対策を
施すようになってから、ボルトの腐食
による作業中断が無くなり、
非降雪地域並に作業性が良くなった。

こんなに整備って楽なのね?
そんな感じです。












Posted at 2021/03/28 01:10:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2021年03月21日 イイね!

ムルティプラのロアアームは2万キロくらいしか持たない

ムルティプラのロアアームのフロント側ブッシュは、
走行2万キロくらいでゴムが痩せてきて、ぐらつきを生じる。
同じ構造の145も同様の傾向があるが、車高が高くサスに負担が
かかるムルティプラでは、より消耗が早い。


80km/h以上でコーナリング中にアクセルを踏み込むと、
外側の車輪が内側に向くので、急に小回りをするような感覚があり
なかなか怖い。

高速道路なんか、とってもじゃないけど走りたいとは思わない仕様となってしまった。




まぁ、去年の秋口に気づいていたのだが(笑)、
冬道はあまり飛ばさないのでヨシとしていた。

札幌市内は本格的に雪解けしてきたので、作業することに。








リフトアップして、ナックル-ロアアームの間のボルトを緩める。
雪国では、猛烈に固着しやすいポイントなので、ボールジョイントのピンや、
ボルトにはカッパーグリスを塗布し、ボルトのはみ出した部分にはカバーをかけてあるので、非降雪地域のクルマ並に「固着レス」。


作業が捗る♪


ロアアームを抜くときには、ローターをジャッキで支えておくと
簡単。









痩せたゴムブッシュは、手で引き抜けるほど。
後日、ここだけ、ウレタンブッシュに置き換えてみよう。






スタビライザーとスタビアームの取り付け部分(○印)を外し
スタビライザをメンバーの固定している部分(矢印部分の奥)は緩めて
浮かしておかないとロアアームの取り付けが出来ない。







また、ロアアームの取り付けに際しては、ドライブシャフトのレイアウトの
都合等ににり、左はストラットを前方に追いやる。右は後方へ。





ストラットによりロアアームが押し下げられる状態だと、
メンバー側へ固定する4本のボルトが真っ直ぐ入らないので、
取り付けることが出来ない。

取り付け順序は画像の通り。







1~4の順でボルトを通し、ある程度まで締めておく。
そのあと、5を押し込み同部の固定ボルトを挿入して
締め付ける(6)。

その後、7~10の順で均等に締め付ける。


その後、スタビとメンバーの間の固定ボルトを締める。(緑)








今回の点検では、右側のスタビリンクにガタが見られたので、
それを交換。







こちらも、重大固着ポイントなので、
「カッパーグリスとボルトキャップ施工」
サクッと交換♪






サス交換すると、やはりアライメントが狂う。







ステアリングは直進状態でこんな感じ。
やや左寄りになってしまっている。


後日、調整しよう。






これで、家族で遠出したくなる。
やっぱり最高のファミリーカーだな、ムルティプラは。









Posted at 2021/03/21 23:48:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2021年03月20日 イイね!

アルファ・ロメオ純正遠赤外線ヒータの使いみち ほか





夏道シーズンに向けて目下準備中の145。

やり残していたフロント左のアライメント調整。











何故か、145は左フロントはネガキャンに、右フロントは直立気味になりやすい。

純正では、左右ともり若干ネガキャン -1.5度程度 なので、

カムボルトで調整している。



複数の145で見られる状況なので、ボディ剛性が低く、
アシンメトリカルなレイアウトの横置きFF車ゆえ、歪みやすいのか?


一度調整すると、その後はあまり変化がないので、
最初から設計が変なのか?


吊るしの状態で長年乗っていると、左前のタイヤが著しく
内減りの状態となる。


ちゃんとまっすぐ走るようになると気持ちいい!!
塩カルが無くなったら、ガンガン走ろう♪







ムルティプラは、リアショックが抜けていたので、交換作業。







構造的に、タイヤすら外さずに出来る!
2箇所のボルト・ナットを緩めるだけ。

タイヤ交換(ボルト4本)よりも簡単な親切設計。

雪国特有の固着がなければ、数分で終了。






思ったより早く終わったので、前々から気になっていたサビの
箇所の補修。







大まかに錆取り、サビ転換・防錆、塗装。

こちらも、もう少し持って欲しいです。

幸い、ボディ剛性に影響のない部分なのでヨシ・・・

細かいことは気にしない!


(*)ちなみに、錆びているのは右側だけ、左側は無傷。
よく見ると、「赤丸」の部分のコーキングが、左側は
入り隅の部分までしっかり施工されているものの、
右側は1cmくらい隙間がある。

ここから融雪剤を含んだ雪が入り込んだのではないか?

錆びていた部分の穴から、フレーム内部に溜まっていた
大量の水分を含んだサビを掻き出したものが、ガレージの床に山を成す。








塗装関連は、硬化待ちがダルい。
特に、寒い地域では。







アルファ・ロメオ純正電気ヒータが、塗装用の赤外線ヒータに。

寒冷地では、人もモノもヒータが必須。



こちらも、運転が楽しみなクルマだ。

ムルは、近日中にフロントサスのロアアーム交換予定。
Posted at 2021/03/20 00:57:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記

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「カムシャフトセンサーの配線焦げてた http://cvw.jp/b/398935/48580969/
何シテル?   08/03 23:01
アルファ145、ムルティプラ、プジョー206SW乗りのお猿です。 広島県生まれ東京育ち。 物心ついた頃からクルマ好き。 大学卒業に合わせて、 満員電...
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