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　紅葉の季節に妙高山や笹ヶ峰高原に行くのは初めてでした。当初は野々海池とか菖蒲高原でブナ林を楽しもうと目論んでいたのですが、焼山の噴煙が気になり妙高方面を選択した次第です。県道39号を登り始めたのは午後４時前。観光を終えて下って来る車との離合が多くスピードに乗れません。笹ヶ峰牧場出前で撮影したのがこちらの写真。白樺混じりの紅葉が新鮮。牧場の眺めも緑の牧草と紅葉した木々の対比が素敵でした。日暮れ前で光量不足だったので紹介できませんが、一見の価値ありと判断しました。笹ヶ峰高原は奥まった所に広がる別天地で、奥日光と共に好きな場所ですね。来年、新緑の季節に再訪したいです、できればこちらに宿泊してみたいものです。

　おや、風車の羽根が無くなっている。以前来たときは確かにあったはず。メルヘンチックな高原は少し寂れた感じがしました。こことの相性はあまりよくありません。いつも曇り空で高田平野越しに日本海を綺麗に見たことがない。今回の発見は妙高山の奥にある焼山の噴煙を確認できたことですかね。上越市のHPによると澄み渡った日には槍ヶ岳が見えるそうです。この後は、関川流域広域農道に入って妙高市を目指そうと思ったのですが、交点を見過ごし県道95号で国道18号まで行ってしまいました。交通量多くトラックに前方を遮られながら我慢の時間。ようやく笹ヶ峰高原へ向かって右折です。県道39号を登って行きますよ。

　R292と言えば志賀草津道路が有名ですが、実は起点は群馬県長野原町で終点は新潟県上越市なのですね。知りませんでした。今回は関山から東進してR292に入ります。長沢川の沿って登って行きます。所々に桜が残っています。県境のトンネルを抜けて撮影したのがこちら。新潟と長野の県境付近にはブナ林が広がっており好きなエリアです。以前に、こちらやこちらへ出かけたことがあります。長野県側は緩やかに飯山へ下って行きます。曇天になり景色はイマイチですが、この辺りは森が美しですね。

　信濃町ICから時間短縮で新井PAまで高速移動。松ヶ峯と万内川砂防公園の桜をねらって北上です。恐ろしく立派な道の駅あらいで昼食。鮮魚販売もあったのですが、この後の行程を考えて自粛。肝心の桜ドライブは見事に空振りでした。一部残ってますが葉桜です。写真は新潟県砂防事業発祥の地である万内川の砂防堰堤。大正時代のものらしいです。松ヶ峯の桜は県道360号沿い続く並木。立派な桜が多くて満開の時期はステキな桜ロードになるでしょうね。道はサンシャインランドへ続いて行きます。また来年満開をねらって来ましょう。

　西陽が当たり鮮やかさを増した木々を背景に一枚。六十里越TNを抜けて少し下った新潟県側で撮影しています。R252の紅葉もイイではないですか。樹海ラインのインパクトに押されて食傷気味でしたがね。実は、この日のお宿は長岡と考えていたのですが、ネットを調べてもダメで燕三条になりました。となると、小出ICへ行くよりR290-289で行った方が早いと判断して下道を進みます。三条市内に入るとやや強めの雨となり雷鳴も。ホテルは気がつくとこちらのお店の近くでした。