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　前回走ったのは30年以上前のことでしょうか。ほとんど記憶がない状態ですね。沼隈半島の稜線を行くため眺望は楽しめます。車入りで撮影するスポットは少ないかな。後山の展望台に登って鞆の浦、燧灘、さらには瀬戸内海を見下ろした写真がこちら。多島美を愛でることができるのですが、何故か展望台頂上部は虫が群がっていました。撮影しようと思うと数多の虫が近寄ってきます。ですから一枚撮影して立ち去った次第です。このグリーンライン、道的には所謂ワインディングロードでして熱い走りをしている御仁もいるのではないでしょうか。この日は平穏でしたがね。お山を下り、福山の臨海部を通り抜けてさらに東へ。神島の海岸線に出て漸く休憩タイムとなりました。その様子は次回に。

　さて、次は県道53号で内海大橋（左の写真）を渡って田島や横島を巡ることにしました。２つの島は魚がキスする姿に見えなくもない。唇部分に当たる睦橋を渡って横島の南岸をトレース。この頃ようやく晴れて来ました。道幅が狭くなりガードレールがなくなると瀬戸際を走る場所に至りました（下の写真）。この感じ好きですね。県道は西岸にあるドルフィンビーチで途切れているのですが迂回路があります。北岸のr387からはしまなみ海道の橋梁が遠くに見えています。再び睦橋を渡って田島へ。今度はr386やr385で田島南岸をトレースしてみます。高山を越える箇所はあまり車両が通行しないのか荒れ荒れになってました（最後の写真）。海の景色も楽しめませんでしたね。反対に東側のクレセントビーチや阿伏兎海水浴場辺りは整備されていました。個人的には横山の南岸（グイビ自然海浜↓）がオススメですね。



ここはイイね。



険道部分はこれ。

　天気予報を見て行き先を変更しました。当初の予定では妙高で泊まるつもりだったのですが、紅葉の遅れとさらに悪天候で宿泊をキャンセル。で、まだ晴れが期待できそうな瀬戸内海を目指すことに。未踏の県道や林道の走破ではなく最近のマイブームである海沿いドライブを選択しました。西に向かういつものルートで約3.5時間で山陽道・福山西ICに到着。ここから半島を回って鞆の浦へ向かいます。いつもの癖で県道から脱線して寄り道です。先ずは向島に対面する戸崎港へ行ってみました。そこで撮影したのがこの写真。尾道港、向島の歌港、百島の福田港などへ向かうフェリー乗り場です。ちょうど歌港に向けてフェリーが出発したところでした。小さなフェリー乗り場、その先に見える造船所のクレーン、そして遠浅の海岸、瀬戸内海の風景ですね。風景として派手さはないですが旅情を感じる場所でしたね。

　SWの西の旅です。午後９時過ぎ、いつものルートで大阪を抜け、最初に休憩したのが加西SA。SWですので、中国道も普段よりは交通量大です。自車共に調子が良かったので、勝央SAではなく大佐SAまで頑張りました。ここで車中泊に入ったのですが、混雑やトラックのエンジン音で眠りにつけません。じゃあ、ということで再び走り出し帝釈峡PAまで来ました。狙い通り駐車車両は少なく快適に眠れました。上り下りとも羽を伸ばしてゆっくり休めるのは帝釈峡PAですね。また利用しよう。

　さざなみスカイラインの次は広からr66で音戸大橋へ。　昭和36年に完成した本州と倉橋島を結ぶ赤い橋。取り付け道路はループ線と三重螺旋道路となっている。この狭いスペースによくぞ作りました。拍手！写真は音戸の瀬戸公園内に車を止めて撮影しました。車の流れを見ていると結構時間が経ってしまい、くらはし桂浜温泉へ行きそびれてしまいました。
　現在、北側に第２音戸大橋を作っている模様です。