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　知らない人が多いと思いますが、この荷物車は意外にスポーティーに走るのです。
　1.4tの車重を1.2ターボ（11５馬力）で引っ張るので、ダルな感じだろうと思っていましたが、6MTで5,000回転まで回せば、相当の加速です。さらに、知られていませんがカーブが得意です。上り坂は得意ではありませんが、下坂は豹変です。ロールしながらタイヤが路面をなめるように走ります。慣れるまでは恐怖心がありましたが、挙動を理解すれば攻められます（笑）。問題は燃費の悪化とタイヤの磨耗です。でも、ドライビングプレジャーを感じることができる唯一の荷物車ですから、個人的にはとても満足してます。毎日の通勤が楽しいです。そうそう、もうすぐ10,000キロです。

　先日のパン屋での再会から一週間、京都某所でアーシングを施工しました。もちろんこのお方によるものです。デカングーの弱点であるターボが効き始めるまでのモタモタ感が見事に解消されました。トルクの出方が気持ち良い。スロットルの反応も良くなりました。運転がより楽しくなり、帰路にかなり寄り道してしまいました。先ほど帰宅。唯一の問題点は燃費の悪化です（笑）。踏んでしまいたくなる衝動と闘っています。あと、デカングーのアンダーバーどこかで販売してませんかね。

　コツコツと慣らし運転に励んでいます。途中からスタッドレスに変更となりましたが、こちらのほうが車に合っているように感じます。2,000回転までは、１.２Lのエンジン故にもたつきを感じますが、ターボが効き始めるとスッと走りだします。初動の燃費は５㌔前後ですね。巡航しだすと燃費は20前後になります。トータル12㌔というのが実際のところです。乗り心地はフランス車らしい猫足を感じます。田舎道をゆるりと流す瞬間は恍惚となります。坂道は体重ゆえ苦手です。下りのカーブは前車に接近できます。駆け抜ける喜び、スローペースの癒し、人や物を運べる余裕、目立つ色からくる存在感、マルチタレントな車ですね。

　実はこの時に落葉を踏んで土手に突っ込んでしまったのです。修理の見積もりが予想以上に掛かり、泣く泣く手放すことを決断しました。では、何を買うのか迷いましたが、この荷物車が好きだった事もあり、後期型の1.2ターボのMTを注文しました。で、本日納車となった次第です。ルノーとのお付き合いはまだしばらく続きそうです。こちらはまだまだ先ですね。
　この荷物車、先代に比べると200キロ程重たくなってますが、コーナーリングはやはり楽しいです。高速の安定感もさらに増しましたね。慣らしの時点ですが既に大いなる期待を寄せています。マジで。

　本日第2回の車検が無事終了しました。比較的大きな項目はエンジントルクロッドの交換ぐらいですね。上部のマウントゴムは残念ながら見過ごしまし（騙し騙し行きます）　諸経費及び点検費込で総額159,000円でした。タイミングベルト、クラッチ、ローターの交換がなかったことが大きいですね。過去の車（406sport）と比べてみると、この15万㌔手前の車検では費用が掛からなかった印象です。フランス車も品質は年々向上しているのではないでしょうか。このまま人柱号として、15万㌔越えに挑戦します。