
今日は午前中から久々のECUセッティング。
まぁ、フルコンは初めてなんだけどねw
純正ECU書き換えと違ってその場で定数反映できるからセッティングがチョー楽。
逆にミスると一発でENG壊せるってことでもあるから要注意ではあるけど。
まずは純正ECUをLINKにサクッと付け替えてPCと通信。
机上で変更したソフトをDLしたら、折角なのでログを取りながら冷間始動。
冷間って言っても水温30度位なんだけど(作業する為に助手席側空けるのに車動かさないといけないから少し水温が上がっちゃう)、先週と同じく一発始動するもアイドルが安定せず。
ちなみに画像白線がENG回転数で、始動は問題ないんだけどその後全然安定しない。。。
冷間アイドル領域は特に触ってないから当たり前ではあるんだけど。
取り合えずISCの開度弄ってアイドルをそれなりに安定させて、ログの保存したりしながら完全暖気まで放置。
完暖になったら早速タイミングライト使って点火時期の確認&調整。
エボの点火タイミングの見方色々調べたら、海外のYouTubeにやり方載ってたのでそれを参考に実施。
LINKをタイミング調整モードに入れて実機確認したら、ビタビタに合ってたので特に調整はせず。
高回転の遅れ調整もあるけど、一人ではできないのでひとまず標準値のまま放置w
点火タイミング確認の後はアイドル領域の調整。
まずはISCベース開度の調査。
やり方はアイドル中にアイドルF/B制御切って各目標回転になるISC開度をひたすら調べていくだけ。時間はかかるけどとても簡単。
冷間時は各種冷間補正やオイル粘度増加による負荷増等があるので、この丁度この開度にはならないだろうけどベース値としては使えるハズ。
エアコン補正も同じようにやろうと思ったんだけど、目標回転数重視で補正値決めるとF/Bを入れた時にエアコン ON時のハンチングが大きかったので、F/B入れた状態でエアコン ON-OFFしながらエアコンオフセット値を調整。
それなりに安定するようにはなったけど、まだ若干振れるので後はPIDの調整で何とかなるかな?
ただPID弄ると他の領域にも影響するからちょっと心配。
なので、エアコン補正はひとまずここまで。
続いてパワステ補正値の設定。
これはハンドルをゆっくり回したり止めたりしながら、補正がONになった際に良い感じに狙いの回転になるパワステオフセット値を探すだけ。とても簡単。
そしてENGファン稼働時補正値。
これもENGファンが稼働した際に補正値触って回転の落ち込み分解消できるENGファンオフセット値を探すだけ。割と簡単。
ちなみに、他のセッティングする時はファンが回ってる時は基本中断。特にベース開度はもろに影響を受けるので注意。
その後に、ENG回転数を上げた後アクセル閉じた時にアイドル回転が500rpm位までアンダーシュートする問題の解決。
これはひたすらダッシュポッドオフセット値を変えながら回転数上げてアクセル抜くのを繰り返して、アイドルがアンダーシュートしない値を探すだけ。
若干近所迷惑だけど簡単w
最後にひとまず完暖領域のISCベース開度を入れて完暖時始動のデータを取得。
結果は問題なく一発始動~アイドルまで綺麗に安定。
取得したデータの比較と、水温が上がるとアイドルが安定していく現象から冷間始動で悪さしてるのは多分始動後増量補正と燃料の水温補正(暖気補正)かな~
始動後にENG回転数上がっちゃってるし。
水温補正は多少鈍くても、というか無くても大して問題なさそうってのはGTOでECU弄った時に何となく感じたので両方とも机上でガッツリ減らしてみるか。
完暖状態ならENGの再始動に問題ないのは分かったので、家の周辺をちょろっと転がしてみた。
気になったのはアイドルウォークが少しガサツなのと、アクセルオフした時の空走感がちょっと強いかな。
逆に言うとそれ以外はそれなりに普通に走れてしまった。
まだ徐行程度で数分走っただけだから、もう少し速度と負荷上げたらどうか分かんないけど。
とりあえず、暖まれば動かせるのは分かったので、冷間始動がそれなりに安定したらLINK付けっぱなしにして実用域の確認&セッティングに移行できそう。
Posted at 2023/09/23 20:22:14 | |
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