
最近朝晩が冷えてきたので色々な挙動が気になる八咫烏です。
どんな時も普通に走れる純正ECUって凄いよねぇ。
まぁ、膨大な工数かけて適合してるから比較する方がおかしいんだけど。
細かいことは色々あるけど、大きな問題をいくつかご紹介。
①冷間始動後のエンスト
先日ついに冷間始動後の完爆後アイドルが維持できなくてエンストしましたw
アクセル全開で再度始動してもアイドルが超不安定だったので、空気が足りないんじゃなくて単純に燃料不足で失火したと思われ。(加速増量補正は切ってるのでアクセル開けても燃料増量されない)
なので、今までの冷間データから燃料の冷間補正値計算して、その値に合わせて冷間始動の各map値を辻褄合わせしたら安定して始動~アイドルできるようになりました。
本当はもう少し低水温までデータ集めてから作ろうかと思ってたけど、失火したらどうしようもないのでとりあえずデータ外の領域は線形補間で作成。
ついでに吸気温度側の補正値も理論値ベースでとりあえず作成。
②温間アイドルで吹け上がる
通勤時に30分程度以上走るとアイドル回転数が3000rpmまで吹け上がる現象が発生。
これはENGルーム内の熱の影響で吸気温度が上昇して、画像のように気温が高い時のmap値を読みに行った為と判明。
停車すれば最終的にはF/Bで800rpmに落ち着くけど、少しでも動いたりしてアイドル条件から外れるたびに3000rpmまで吹け上がって1500~1600rpmでハンチングし続けるので乗りにくい。特に渋滞。
現状は低気温側のmap値を高温側まで入れて対応してるけど、多分気温が上がった時に回転数が大きく落ち込むと思われ。
吸気温度軸は追加したIATセンサの値を使ってたんだけど、バッテリー横ののインテークパイプに挿してあるので多分ENGルーム内の熱の影響だろうなと。
MAFメータに付いてる吸気温センサと追加したIATセンサで走行時温度比較したら、案の定というか上流側にあるMAFメータ内の温度センサの方が熱害受けにくいみたいだからそっちを補正軸に変更。
ただ、全く影響をうけない訳ではないのでECU的に対策が必要。
設定項目的にISC制御だけじゃ対処は無理そうなので、点火制御の導入を検討した方がいいかも。
これはおいおい考えませう。
③MIVECが動いてなかったw
本日主な制御値を表示した状態で走行データ取りに行ったんだけど、その時にVVTの値が動いていないことが判明。
通勤で使ってる時に、何か加速が鈍いけど加速増量切ってるし、そのせいかな?と思ってたけどMIVECが動いていないせいでしたwww
map値は入れてあるしトリガ波形確認してもちゃんと拾っているっぽいので、動作テストしてみても動かない…
と思ったら、設定項目の中に較正があったのでやってみたら動くようになりましたw
その後暫くログ取りで走ってみたんだけど、加速が全然違うわwwww
可変バルタイの威力すげぇ。
動いてない繋がりでシフト位置が表示されない。設定テーブルは計算して埋めてあるんだけどなぁ。
まぁ、こっちは現状何にも使ってなくて実害ないから後回し。
④レー探が寿命?
先週中ごろからレー探が起動しなくなりました。
が、本日ログ取りに出かけたら復活しました。
そろそろ寿命なのだろうか?
最近タッチパネルの中央部が帯状に反応しなくなってるから、いつ壊れてもおかしくはないんだけども。
ENG回転数と速度、燃費を常時表示してるんだけど、LinkとCANで接続してあるので燃費以外はちゃんと表示できてるっぽい。
燃費はなんか微妙にズレてる気がするんだけど、もしかしたらMIVECが動いてなかったせいでホントにズレてただけかもしんない。
これは今後要確認。
Posted at 2023/10/07 23:34:10 | |
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