2024年07月21日
最近暑いですね。お久しぶりです。
梅雨が明けたとのことで、少しやる気を出してみた八咫烏です。
今週はエボゴンの点火時期を少し詰めてみました。
基本的にはマップ値変えて走ってログ見ての繰り返し。
領域は街乗りで加速時によく使うブースト計で0kPa域と吊るしでウェストゲートが開く160kPa付近を中心に適合。
近場のテストコースをぐるぐる回ってたので、不審車に思われたかもw
点火時期をギリギリまで詰めると耐久性が気になるので、余裕多めで終了。
それでも常用域は結構進角できたので、多分乗り味はそこそこ変わってるハズ。
あと、ついでにエアコン関係の定数をちょっと調整。
最近暑くなってエアコン使うようになったら気になるところが出てきたので、その修正。
具体的にはエアコンON時のISCV開度の調整とエアコンONからマグネットクラッチONまでのディレイの調整、それとアイドルF/B定数の調整。
試走中はそこそこな感じだったけど、実際色んなパターンで走ってどうなるか。
詰めた点火時期も含めて明日からの通勤で効果確認ダナ。
ちなみに、ECU書き換えで出力を上げると燃費が悪くなると思っている人が多いみたいですが、それは半分正解で半分不正解。
確かに出力は供給した燃料の持ってるエネルギー以上にはならないので、単純に出力を上げるには燃料を供給する必要があるので燃費は悪くなる方向になります。
ただ、供給燃料量を増やさなくても出力を上げる方法はあります。
それは「効率を上げる」ことと「ロスを減らす」こと。
効率を上げるのは点火時期を弄って一番効率の良い燃焼ができる点火時期に調整してあげること。
ロスを減らすのは吸排気の圧損を下げてポンロスを減らしたり、オイルの粘度を下げてメカロスを減らしたり。
この2つは燃料量を増やさないので出力が上がる⇒同じ走行では燃費が良くなります。
ただ、エアクリ交換やマフラー交換で出力が上がるのはポンロス低減効果だけでなく、新気量増加による燃料量増加による効果もあると思うのでそこは要注意。
(ガソリンエンジンはA/F制御なので新気量が増えれば燃料量も増える)
最近の車両は吸排気交換するとチェックランプ点いたり点火時期の設定もはじめから結構攻めた設定になってることが多いみたいですが、ちょっと古めの車両だったりライトチューンしてあったりすると案外マージンがあったりするので絶対的な出力が欲しい訳じゃなければ点火時期を少し詰めるだけでも十分かと。
Posted at 2024/07/21 23:41:26 | |
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