
この間計測してきたWOT時のブースト関係のデータを解析してみた。
載せてるデータは計測してきたWOT時データの一つ。
グラフ上側データの左からLoad(計算値), Target Load(目標Load値), WGDC(ウェストゲートソレノイド流量), RPM(エンジン回転数)
グラフ下側データの左からWGDC Correction(ウェストゲートソレノイド流量F/B値), KnockSum(ノックセンサ値), TimingAdv(点火時期@BTDC), AirFlow(吸入空気量)
純正でブースト圧センサが無いのでリアルタイムのインマニ圧は計測できてないけど、Defiのブースト計の目読みで突入時最大1.3×100[kPa]で安定時0.6×100[kPa]程度。
それを念頭にデータを読むとLoadが約200までオーバーシュートしているところがブーストのオーバーシュートしてる領域と一致しているので、Load値200でブーストが約1.3×100[kPa]っぽい。
後半はほぼほぼ目標Loadに追従していることから安定ブースト圧を今までと同じ0.8×100[kPa]程度にしようと思うと、現状の目標Loadから全体的に少し持ち上げればいい感じになりそうかな。
それにウェストゲートのF/B量であるWGDC Correctionをみると、Loadが目標値に追従している領域では20~30%程度マイナスなので、こっちは全域で10~20%程度減らす方向で。
これ以上は一度定数書き込んでみて実走テストダナ。
書き換えついでに低負荷域の点火時期も少し弄ってみますかね。
今回のデータから街乗り時に使ってる領域も大体わかったので。
物理的に考えて、低回転域の点火時期は若干リタードしてるっぽいので主に低回転・低負荷域で進角させて試してみようかと。
低負荷域ならノック出ても被害は少ないしw
データ解析してて思ったけど、やっぱりリアルタイムのブースト圧とA/Fデータが欲しいねぇ。
他のデータでノックが出たり出なかったりの箇所とか見つけたんだけど、その原因がイマイチよくわからないんよね。
回転数・点火時期・負荷はほぼ同等なのにノックが出てる時と出てない時があるという。。
吸気温度も2~3℃程度しか変わってないから、何かの要因でA/Fがズレたかなぁ。
Posted at 2016/01/16 00:09:40 | |
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