
ガレージ・ネタ、続いてます(笑
地質調査に来てもらいましたので、ファンデーション(基礎)をどの様にしなくてはならないかが見えてきました。
一戸建てだと、ファンデーションには大きく分けて3種類あります(タイトル画像参照)
・スラブ(Slab on grade:コンクリートを敷くだけ << 一番安い
・Crawl space:必要な分だけ周りを掘る
・ベースメント(Basement): 地下室 << 一番高い
予算が限られておりますので、、、可能であれば一番安い方法のスラブ(Slab on grade)でいくつもりでしたが、捨て土(peatというそうな)が盛ってあることが判明しましたので、強度のある地盤まで掘らなくてはいけないことからスラブは不可になってしまいました。
どうせ掘らなくてはならないならベースメントにして地下を部屋にしてしまうとうのもアリですが、結局、掘れば掘るほどコストがかかる(コンクリートの壁が厚くなる)わけですし、地下室にすると、FAR(Footprint Area Ratio = 建ぺい率)に含まれてしまうので、ミニマムしか掘らないCrawl space にしました。
どうせ地下室なんて使わないし倉庫にするしかないのに、貴重なFARに含むわけにはいきません。しかも、固定資産税もあがるし、もう一軒(現在住んでいるところ)を拡張するときに(するのか???)、サイト(土地)の制限で両建物の FAR は決まっているわけですから、片方だけ拡張できないってなると最悪なので、とにかくミニマムです。
でも、ガレージを設置する部分だけは、コンストラクション・ソイルを盛って、そこだけはスラブにする必要があります。掘って、捨てて、また盛ってと、ドンドン高コストになってしまいます。。。
急成長しているシアトル市では、今も住宅が足りなくて問題になってますから(過去数年で平均$100K以上?も値上がっているそうな)、将来的には緩和されるとは確実だと思いますが、そんなのを待っていられないので現在のコードに合わしての設計となるしかないわけですが、結局、なにもかもがコストとコードの戦いです。角を一つ増やすといくら増えるとか減るとか、窓を何にするかもコストやレギュレーションで決まってしまいます。壁の厚さも素材も、屋根の素材も角度も何もかもです(私は頼むだけですが、、、)。
無限のお金があれば理想のものを建てれますが。。。
Posted at 2015/09/15 13:32:48 | |
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