その3はこちら
6日目
6日目は、尾道から呉に行き、宮島に寄って、福岡(かみさんの実家)まで帰ります。
自動車道から呉の市街地に入る交差点が大渋滞でした。ここは往路最大の渋滞でした。
無事に
大和ミュージアムの駐車場に入れることができました。隣の潜水艦も気になりますが、まずは大和からです。
屋外に、41cmの大砲の砲身が展示してあって、長門の主砲かと思ったら、長門型2番艦の陸奥のものでした。(小学生の時の知識が蘇ってきました。学研からX図鑑なるシリーズがあり、陸海空のものをほとんど持っていたと思います)
館内に入ると、大和の模型がどーんと目に入ります。まずは、展示を見て回ります。軍艦の模型も多数展示されていて、見所が多いです。
そういえば、イギリスのドレッドノートという戦艦の模型がありました。第一次世界大戦前、イギリスがこれまでにない規模の戦艦を建造すると、これを目指して戦艦の大型化が始まりました。ドレッドノートと同等の戦艦をド級(弩級)、これを超えたものを超ド級(超弩級)と言いました。最近もまだ超ド級という言葉は使われてますね。超ド級より大きい主砲を持つ長門は超超ド級、大和は長門より大きい世界最大の戦艦でしたので、超超超ド級と言われてました(以上、小学生時代の知識でした)。
展示では、海戦の解説もありました。ミッドウェー以降、無謀な戦いを続けていたのがわかります。大和も最後は沖縄特攻に出た後、沖縄にたどり着く前に、攻撃されて沈没しました。(三千人以上の方が亡くなった)
沈んだ大和は発見され、船体がバラバラになっているのが分かってます。
ということで、宇宙戦艦ヤマトで、ヤマトが地中(元海底)から発進するシーンは、現実にはあり得ないということになってしまい、ヤマトファンの夢が一つなくなりました。(↓宇宙戦艦ヤマトでよく出てくるカット)
大和の写真を撮りまくりました。よくできています。プラモデルを作ったのを思い出しました。(かみさんも弟のプラモデル製作を手伝ったことがあるとかで、三連機関砲のゲジゲジみたいな部品がいっぱいあって大変だったことを思い出したと申しておりました)。
また、零戦も展示されていました。
ほぼ午前中をかけて見て回った結果、隣のてつののくじら館に行くのが厳しくなりました。家族が隣のゆめタウンで食事をしている間に、自分だけ飯抜きの覚悟で、
てつのくじら館も見に行くことに。
入館は無料です。展示は、海上自衛隊の生い立ち(機雷の除去(掃海)から始まった)から、潜水艦の展示、そして、潜水艦の内部の見学です。
潜水艦の内部を見るのは、ニューヨークで空母イントレピットと一緒に展示されていたもの以来です。
ベッドが魚雷の上にあったり、狭い潜水艦の限られたスペースをうまく使う工夫がいたるところにあります。
司令所では、操縦席に座って操縦桿を触ったり、潜望鏡を覗くことができます。ちょっと感激でした。
見学後、1Fのカフェで、限定のカレー(ご飯が潜水艦の形になっている)があったので、サックっと食べることができ、なんとか昼食にもありつけました。
次は、宮島に向かいます。
宮島口周辺の駐車場は空いていましたが、場所によって結構値段が違います。ちょっと遠くの半額(¥500)の場所に入れました。(あと、外車お断りという駐車場もあり、なんで?って感じでした)
フェリーに乗って宮島に渡ります。
残念ながら、現在は
厳島神社の鳥居の塗装工事のため足場に囲われてました。
フェリー乗り場から、厳島神社までは、砂浜沿いから参道を歩いていいきます。
奈良と同じく、鹿が一杯いますが、奈良の鹿ほど厚かましくありません。なぜかと考えてみると、鹿せんべいを売っていないからのようです。(奈良では、鹿せんべいを買った瞬間に鹿が寄ってきて、パニック状態になります。中には早くくれと脇腹を緩んでくるやつまでいた)
厳島神社は、海から見ると海面のすぐ上に立ち上がっているので、ものすごく低く見えました。
廻廊は、結構な広さがあり、作りは立派でした。
フェリー乗り場に戻る途中のお土産物屋で、できたて
のもみじ饅頭を食べました。暑かったので、冷房が効いた部屋で、冷たいお茶で食べた温かいもみじ饅頭は甘くて美味かったです。
フェリーで宮島口まで戻り、福岡に向け出発です。大野IC近くのガソリンスタンドで、給油しました。
後はひたすら、福岡を目指します。
夕方には、関門橋手前の壇ノ浦PAで休憩です。
関門海峡を渡り、無事に九州上陸です。
通勤ラッシュに突っ込んだというのもありますが、かみさんの実家周辺でひどい渋滞に会い、最後に心折れました。
滞在中、お盆休みに突入したこともあり、かみさんの実家周辺でも渋滞だらけでした
福岡ではうどんを食べたり、太宰府天満宮にお参りしたりでした。
2日後、福岡を出発し、倉敷の自分の親戚の家に寄り、姫路まで移動。宿泊は駅前のドーミーインでしたが、駅のロータリーの通行方法が変わったらしく、ナビの指示する方法ではどうしてもホテルがある側に行けない事態になってしまいました(ロータリーを通って、西側から東側に抜けられることになっていた。Googleマップもダメ)。最近工事が完了したばかりかもしれませんが、案内、標識もほとんどなく、はじめての運転者には不親切でした。又、駅前のホテルの提携立体駐車場も、スペースが小さすぎで、ドアが開かない場所ばかりで、3回移動してようやくドアが開き、ドアパンチも喰らわないぐらいの小さめの車の間に止めることができました。
最終日は、早めに出ましたが、名神が渋滞し、ナビの通り京都市内を走るのも大失敗で、かなりの時間と燃料を無駄にしました。
草津JCTからは名神を選択し、新東名に。
御殿場の先で事故渋滞となり、どんどん渋滞が伸びるので、途中のサービスエリアで夕食をとり、時間調整をしましたが、渋滞は解消しないため、意を決して、渋滞に向かうことに。御殿場JCTでは新東名側が混んでいるため、新清水JCTから東名に移り、そして渋滞にはまりました。結局、GWと同じパタンになってしまいました。2時間近くかかってようやく渋滞を抜けられました。高速を降り、給油してから家に帰りました。名神以降は車の流れも遅かったので、燃費回復走行(30km/L以上行っていたと思う)をした結果、なんとかガソリンスタンドまでは燃料が持ちました。復路はヘトヘトになりました。
最後に燃費の記録ですが、
往路 家〜USJ〜四国〜宮島口 1,455.0 km、63.53 L、22.90 km/L
復路 宮島口〜福岡〜姫路〜家 1,398.5 km、62.64 L、22.33 km/L
往路は、呉の市街地で渋滞した以外はほぼ順調でした
復路は福岡の市街地、倉敷の市街地、姫路の市街地(特に駅前)、名神と京都市街地、東名御殿場付近とかなり渋滞にはまりました(平日で、上り方向で渋滞する方向ではなかったのですが、お盆休み期間に入っていたからしょうがないか)
あと、気になったのは、ベンツのナビが西日本では車線や立体交差の案内をしてくれないことが多々ありました。首都圏より入っている情報が少ないのかな。
今回の旅行で四国の現存天守を4つ制覇し、私は福井の丸岡城と岡山の備中松山城を残すだけ、家族もこの二城に弘前城を追加すれば制覇するところまできました。
また、今回、C220dで四国と九州上陸を果たしました。あとはは北海道しかない?
長々と旅をしていたので、どこに行ったか忘れかけてましたが、写真を見返しながら、なんと記憶を呼び起こしながらかけました。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。