
C220dに限らず、ベンツに共通の話題が多々ありますが、1ヶ月半乗って気づいた点などをまとめます。
(1) スタイル
燃費よりじわじわと良いなと思い始めたのは、車のスタイルです。大きくて長い車に乗り換えたわけですが、この長さがあってこそのカッコよさがあるなと気づかされました。特に、ロングノーズに見えるスタイルは気に入ってます。(ボンネットがそんなにスラントしていないので長さが強調されるとか、色々な要素があると思います)
細いところだと、フロント周りの造形はよく見るとかなり思い切った彫りの深いものです。(タイトル画像)
また、後輪のフェンダー周りはかなり盛り上がっていて実はグラマラスです。(おかげで、最初は駐車場にまっすぐ止めたつもりが曲がっていることがありました)
(2) マニュアルが電子化されてます。
・Commandシステムで車内のモニターでマニュアルを確認できます。(これが一番詳しい?)
・iOSやAndroidのアプリでマニュアルが提供されてます。納車前に色々確認できました。また知りたい項目を検索で探せるので便利です。
また、pdfでもマニュアルが提供されてます。
・分厚い紙のマニュアルは、トランクのポケットに入れっぱなしです。
(3) 燃費表示など
・瞬間燃費はバーグラフで数値では読み取りづらいです。ここに航続可能距離も表示されます。
・マニュアルモード(パドルシフト使用しての変速)では、シフトアップ可能になるとギア表示の横に次のギアと上矢印が表示されます。(Ecoモードのみ?)

(画像はマニュアルより。実際はギアの表示はM3とマニュアルモードのMがつきます)
・Eco表示があります。エコな乗り方を評価され、何km航続距離を伸ばせたかの表示がでますが、常にEcoレベルは最高になるので(^^)、この画面は使いません。
・燃費の15分の来歴グラフがCOMANDの画面で確認できます。
・航続可能距離は、50km以下(or 残りの1目盛りを切ってから?)になると、給油してくださいの警告がずっと表示され、航続可能距離がわからなくなります。ワンタンクチャレンジャーとしては、ちょっと困ります。(ここからが勝負だったりするので)
1回給油してみて、走行可能距離と燃料の残りは結構正確なのは確認できました。
(4) 燃費について
街中の燃費は、自宅周辺の短距離の移動ではGolfより1割以上悪化します。エンジンが温まるまでは、特に悪いようです。(Golfで15 km/Lのコースを13 km/L強という具合)
Golfではニュートラル走行(手動コースティング)で燃費を稼いでいた場所を、回生(発電機)をさせない、エンジンブレーキが効かないギリギリのアクセル開度で走って燃費を稼ごうとしてます。ニュートラル走行の方が楽に燃費を稼げますね。ちなみに試しに走行中にニュートラルに入れてみましたが、一応ニュートラルになりました。説明書にはニュートラルでの走行はダメとありましたので、ニュートラル走行はしないですが。コースティングモードのようなものはなさそうです。(ボルボにはコースティングがあるようです。そう言えば、
ボルボ主催のワンタンクチャレンジ大会をやったみたいです)
納車後に満タンにしてから、初めて給油しました。(燃費記録は
こちら)
初回からワンタンク1000 km超えの勢いでしたが、その直前での給油となりました。971.6 km走り、63.37 L給油して、燃費は満タン法で15.33 km/Lでした。
高速率27.4%、かみさん率16.7%、かみさんの燃費 9.95 km/L、自分の燃費17.56 km/Lでした。
車載の燃費計は16.1 km/Lで満タン法との差は4.8%でした。

前の車のGolf Variantと比べると、主に街中の短距離が多いかみさんの燃費は、1割以上悪くなっているのと、満タン法と燃費計の差分が2~3%だったのに比べると、少し大きくなりました。
トータルでは、ほぼGolf Variantと変わりないかちょっと悪いぐらいの燃費レベルではありそうです。
燃料代も安いのもちょっと嬉しいですね。ハイオク1L¥120に対して軽油¥100ぐらいですので、燃費が1割悪くても燃料代が2割安くなったので、¥100あたりの走行距離は伸びてます。
前のブログで、法定速度内では、9速に入らないと書きましたが、100 km/hをちょっと超えたところで、9速にシフトアップできる場合がありました。おそらく負荷が小さい状況であれば、シフトアップできるようです。この時のエンジン回転数は、1300 rpm弱で、法定速度の1割り増しまで許容されるとすると、9速が使える場合もあるということになります。(例えば、104 km/h @ 1250rpmです。前のブログにも追記しました。)
(5) 可変スピードリミッター
ディストロニックプラスの裏メニューにスピードリミッターがあります(設定速度に達するといくらアクセルを踏んでも速度が上がらなくなる)。あまり使い道はなさそうですが、エコな観点では、スピードを無駄に出し過ぎないで済む点や設定速度一定での走行時に細いスロットルコントロールが必要ない点で使い道はありそうです。
(6) ブレーキホールド機能
停止時にブレーキを強く踏むと、ブレーキペダルから足を離してもブレーキをかけた状態をキープしてくれます。(これは、BMWにもありましたし、Golf7のオートホールドも同じだと思います。パーキングブレーキではなく、通常のブレーキの油圧をキープしてくれます)
その状態で、アクセルを軽く踏むと、(アイドリングストップしている場合は、エンジンがかかり)、ブレーキが解除され、強めのクリープでスッと前に出ます。Golfの場合はDSGのためかエンジンがかかって急にクラッチが繋がってギクシャクしましたが、トルコンはこの辺り滑らかです。ただ、ブレーキが一気に解除されるのでギーという音ともに動き出しますが、もう少しゆっくり滑らかにブレーキを解除してほしいところです。
停止時にブレーキを踏み続ける必要がないのは、意外に楽です。また、発進時にブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える必要がないので、素早く発進できます。が、意図せず右足がアクセルに触れて、エンジンがかかって動き出そうとすることがあり、ちょっと焦ることがあります。
(ブレーキを強く踏まずにホールド機能が働いていない状態でアイドリングストップしている場合は、ブレーキを離すとエンジンが始動します。これはこれまでのアイドリングストップ機能と同じです)
(7) USBポート
コンソールボックス内にCOMANDシステムと接続するためのUSBポートやカードリーダーのスロットがあります。
iPhoneの充電はダイソーのケーブルだけでOKになりました。(最近は付いている車は多いかも)
(8) 音楽再生他
BluetoothでiPhoneとCOMANDシステムと接続して、iPhone上の音楽を再生してます。また、ハンズフリーの通話が出来たり、Bluetooth経由でネットに接続することもできます。(ニュース、天気予報、Webページの閲覧ができます。Googleマップで指定した位置をナビに取り込むサービスは終了してしまったようです)
ここからはちょっと?な点です。
(1) メーター内、コンソールの時計とナビに表示される時刻が合ってません。
車の時計はCOMANDシステム上で自動で時刻合わせをやる設定になってますが、そもそもナビは時刻を合わせるメニューがありません。車の時計とスマホの時刻は一致していますので、ナビの表示がおかしいようです。ナビはGPSで時刻が合うはずなので、表示がずれるのは謎です。車はGPSで合わせているようです。
ナビの画面では時刻はVICSの情報の近くに表示されているので、VICS情報の時刻なのかな?
Golfだと、車の時計は徐々にずれていき、ナビに表示される時刻が正確だったので、ナビを見る癖がついてしまってます。
(2) リアビューカメラ
リアビューカメラの画像が粗くイマイチです。また、暗いところでの感度が悪く、ノイズだらけです。
Golfにつけていた7年前のパナソニックのカメラの方が優秀でした。
(3) コーナーセンサー
結構反応が鈍い気がします(近づいてちょっとしてから表示や音がします)。あと障害物の高さも低いものには反応せず、壁のようなものじゃないと反応しないようです。家の周りのポイントとなる場所では、最初は車を降りて障害物との間隔を確認しました。センサーにはあまり頼らないようにしてます。
(4) 燃料警告の音声
・燃料の残量警告が音声でもありますが、「ガソリンが少なくなりました」です。思わず、「ガソリンちゃうやろ」とツッコミたくなります。「燃料が少なくなりました」にしとけば良いのに。
今回は以上ですが、ネタが溜まったらまた書きます。
その2は
こちら