今更ながらスリランカ旅行所感笑
<スリランカ所感>
最後に、スリランカの国について。
人口2千万人、北海道よりチョイ狭いくらいの国土の小さな島国。
中学の頃、スリジャヤワルダナプラコッテという長ったらしい首都の名前をやたらと覚えた記憶があるw
これも地理で習った記憶があるが、2009年まで、北部のタミル人(ヒンドゥー教、インドのチェンナイとかと同じ人種)と、南部のシンハラ人(仏教)とのな内戦が続き、
ガイド曰く、高級ホテルやメジャーな観光地(仏歯寺等)でもテロがあったそうな。。。
ただ内戦終結後は、観光資源や、紅茶等の農産品を中心に急速に経済発展している。
行った人やウェブの情報等から、スリランカのイメージは、「小奇麗なインド」と思っていたが、このイメージは良い方向に裏切られた。そんな言ってる人はスリランカに謝って欲しいw
まず、インドより圧倒的に綺麗。確かに一部町の商店等にインド的雰囲気を感じ、人も見た目インド人なので、インド感は否めないのだが(笑)、
ゴミは少ない、牛は居ない、臭くない。舗装も綺麗でインフラもぱっと見良好。と、イキナリ圧倒的な差を見せつけてくる。
あと、(適切な表現か自信が無いがw)民度も高い。横入りとかする奴いない、公共の場でがなってうるさい奴いない、つきまとううっとおしい店員いない、無駄なクラクションも鳴らさないetc、挙げるとキリがない。
(余談だが、民度は英語で「Culture level of people」と言うらしい。。)
メシも旨い。地元料理は確かにカレーだが、食材が新鮮だからか、日本食屋のレベルが高いし、その他料理も非常にイケている。極めつけは、シンガポール資本のパン屋、「Bread Talk」があり美味しいパンが食える。
後で調べて見ると、スリランカもまだまだ新興国ではあるが、インドと比べて一人当たりGDPは1.5倍くらいあるし、識字率も93%あり(インドは70%代)、スリランカの方がかなり発展しているのが読み取れる
まぁスリランカも自国製造業が根付いてないのと、返済に400年かかると言われる債務を抱えている等、課題も大きいと思うが。。
とにかく、多分インドよりスリランカの方が圧倒的に住みやすそうやし、こういう町の綺麗さとか民度とか、外国人を受け入れる姿勢は是非インドも見習って欲しい。。。
(一方でインドに慣れた目で見てるため&隣の芝は青く見える理論で、過大評価し過ぎという可能性もぬぐえない。てへ。)
気になる自動車マーケットは、街を見る限り完全な日本車中古車マーケットだった。これはケニア等のアフリカのRHD国と同じで、RHD+中古車規制がまだされていないのが理由だろう。
車種で言うと、C-HRやヴェゼルが多く、ここでもコンパクトSUV志向は起きているのだなと思う一方、日本であまり見ないプレミオアリオンが多いのが意外だった。
我々のツーリストカーも名古屋トヨペットのステッカー付のプレミオだったので、
多分乗り心地が良く、セダンだけど車室が広く、日本の中古車価格が安く手に入り易いからではと想像する。
車屋としては、この日本車ブランドと既存の保有のお客様を上手く活用した、今後のビジネスに繋がるなと感じた
最後に、スリランカもケニアと同じく、圧倒的な中国資本の波を感じる。
ガイド曰く、昔は殆んど日本からの支援だったのが、最近は中国の勢いが半端ないと。
インフラや高層ビル、商業施設の建設現場はことごとく中国語が並び、市内に建設中の「ロータスタワー」(※残念ながらかなり色センスが悪い。。。)も中国資本だと言う。
債務の事を先述したが、スリランカは中国による「債務のわな」にかかっているとかで、
中国援助で建設された主要な港湾は、債務返済できずことごとく中国に所有権が買い取られているという。。。
ケニア同様、中国の海外投資の勢いと、その手段を選ばないやり方、
その裏で、海外でどんどん存在感を失う日本の行く末を案じ、複雑な気分になった。。。
結論、スリランカは旅行に非常にオススメの国であるということ、間違いない(笑
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2019/04/21 13:48:01