7月10日関東温泉旅も2日目に突入。当初の予定では、この法師温泉から本日の宿泊地草津温泉間の温泉地を散策する予定だったのですが、どうも深夜から午前にかけて台風が来る予報の為11日の予定を繰り上げて行動開始。11日の予定とはTOP写真のもの。今回の目的の一つがこの「ゆめくり×伊香保温泉スタンプラリー」だったのです。詳しい内容は割愛しますが、温泉地を舞台にしたマンガの1巻の表紙絵(写真は2巻)が伊香保温泉の石段街だったことからコラボイベントが行われてたんですね。【石段街】勿論読者の私としては行きたかったんですが、その時期は行ける状況でなく、イベントは4月末で終了…のはずが商品が余ったのか(失礼)8月まで延長してるではありませんか~と言う事で、伊香保温泉のビジターセンターにコミックを1冊持参して(単行本を1冊持参しないと参加出来ません)専用台紙を貰い、続いて徳富蘆花記念館でまずスタンプゲット!勿論文学青年だったjoeさんは記念館の中も見て回ってますよ~。徳富蘆花の終焉の地が伊香保温泉。私も温泉地で療養しながら終焉を迎えたいものだ…続いてもう一か所、伊香保温泉の金泉が楽しめる露天風呂へ【伊香保温泉露天風呂】泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉今回久しぶりに鉄分を含んだ茶色い温泉を堪能しました。他にも有名な「たこ焼き屋の温泉」等行きたい所は多々あったのですが時間の都合で省略。伊香保温泉は、有馬温泉のように金泉、銀泉があり、透明な温泉もあるようですが今回は訪問無し。温泉の受付でスタンプを貰って、再びビジターセンターへ。【記念品】記念品のポストカード7枚セットを貰って、再び温泉巡りスタートです。台風の影響がいつ出るか解らないので急いで草津に向かわないと…と言いながら昼前なのでここで早めの昼食をとる事に。【水沢うどん 田丸屋】伊香保温泉近く、水沢(みずさわ)観音傍で展開されてるうどんですね。四日市だと水沢(すいざわ)地区はお茶の産地です。【水沢うどん】醤油とゴマの2種類の汁があったけど、お店の人に聞いたら醤油が基本との事でしたので。なかなか美味しかったので、お土産に買って帰りました。(コレが今回唯一の土産…)今回の旅行は、きちんとお昼ご飯食べてるなぁ。お腹も満たした所で、本日2軒目の立ち寄り湯へ【四万温泉 積善館】泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉群馬県指定重要文化財になっている歴史ある温泉です。ここの施設には幾つかの浴室があるのですが、日帰り入浴で入れるのは有名な「元禄の湯」と、混浴の「岩風呂」です。「元禄の湯」は昭和4年に出来た大正ロマネスク様式のモダンな建物に5つの浴槽が並ぶもの。しかも、昨日の法師温泉同様に足元から自然湧出する温泉!ホントはここも泊まりたかったのですが、(日帰りは1,000円とお高め。宿泊は本館だととっても安いのです。)昨日の法師温泉の近くなのでルート的に諦めました。「岩風呂」にも入りましたが、途中若いカップルが覗きに来ました。ここの混浴は明るいし、狭いし、若い男女で来るのはお薦めしません。さて、この四万温泉街には3つの共同浴場があります。今回は、時間も無いので、そのうちの1ヵ所に。【河原の湯】増水した川のすぐ脇という中々デンジャーな場所にあります。利用料は寸志。僅かばかりを料金箱に。ちなみに温泉かなり熱かった。昨日の猿ヶ京温泉に比べれば入れただけマシですが…後から来た地元の方の話では、普段はそんなに熱くないらしい(先ほどの積善館もそこまで熱くなかった。)ですが、最近特に熱いらしく…温泉は自然の物ですからね~。雨も強くなってきたので、次に行きましょ~本日4軒目の立ち寄り湯は、草津温泉に向かう中之条草津線にあります。【沢渡温泉 共同浴場】施設は小奇麗な感じ。浴槽が2つあり、手前の方はやはり高温!熱そうに掛け湯してると奥の浴槽にかたまってた地元の方にこっちが入りやすいからと譲ってもらいました。温度が高いのでホースから加水して冷ましてたようです。近くに病院があり、その待ち時間に利用したりと、狭いけど多くの地元の方が利用されていました。ここから一気に草津温泉へ。温泉街に着く頃には雨も上がりました。【草津温泉 日新館(写真は翌朝)】本日の宿泊先で、草津温泉中心部、湯畑の傍にある旅館です。とりあえず車と荷物を置いて街中散策に~【湯畑】2回目ですが、やはりこの湯畑の硫黄臭はたまりませんね~【湯けむり亭】右手前の屋根が湯畑傍の有名な足湯ですね~なんでって?【聖地「白き闇」制覇です(笑)】※画像はブルーレイからどうでも良いですけど、知ってる場所が作品に出てくるのは何となく嬉しいですよね~。それ以前に、映画「テルマエ・ロマエⅡ」の撮影地として地元でも大々的にPRしてますし、台風来てる平日なのに観光客ずば抜けて多かったです。では、ここから少しの時間ですが草津温泉の共同浴場を巡りま~す。草津温泉には18ヶ所もの共同浴場があるのですが、大きく分類すると…湯畑源泉、白旗源泉、地蔵源泉、煮川源泉、西の河原源泉、万代源泉と5つの源泉があります。今回は地図無しブラブラ散策~【白旗の湯(白旗源泉)】湯畑前で一番大きな共同浴場ですね。たぶん、温泉に行かれた方が一番良く利用されるんじゃないでしょうか。相変わらずの混雑でしたので今回はパス。【白旗源泉と御座之湯(湯畑源泉・万代源泉)】最近出来た大きな日帰り入浴施設。多くの日帰り客に湯畑傍の共同浴場だけでは対応できないからでしょうかね。今回は共同浴場巡りなのでパス。【関の湯(湯畑源泉)】西の河原通りにあった共同浴場なんですが…地元の方専用との張り紙が。残念です。【地蔵の湯(地蔵源泉)】本日5軒目の立ち寄り湯~真ん中にあるのは足湯です。泉質:酸性・含鉄-アルミニウム-硫酸塩-塩化物泉地蔵源泉が楽しめる唯一の共同浴場です。【煮川の湯(煮川源泉)】本日6軒目の立ち寄り湯~日帰り温泉施設大滝乃湯の傍にある共同浴場ですね。泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム・硫酸塩・塩化物泉【千代の湯(湯畑源泉)】本日最後7件目の立ち寄り湯。実は宿泊先の日新館のすぐ傍だったと言うオチがありました(笑)でも、ここの湯が一番酸っぱかった~。で、お宿に戻って【浴槽】同じ湯畑源泉なのに、先ほどの「千代の湯」と比べても妙にサラッとした湯でした。しかし、コレだけ入浴したので流石にクタクタ、喉カラカラってことで…【ビール最高~!】メインは群馬もち豚の蒸し焼きでした~さて、ここで草津の共同浴場について注意点を。実は宿に戻ると簡単な共同浴場マップがあり、そこには殆どの共同浴場が利用可能と書いてありました。しかし、帰宅後草津温泉観光協会のHP「湯LOVE草津」を見ると次の記述がありました。「白旗の湯」「千代の湯」「地蔵の湯」の3ヶ所は観光客の皆さまでもご利用いただけます。 (上記3ヶ所以外の共同浴場は地域住民が清掃管理を行う生活のためのお風呂です。)共同浴場については、地元住民の方と、マナーの悪い利用者の間でのトラブルが多く地元民専用(ジモ専)になるケースが増えている話も聞きます。実際今回張り紙のあった関の湯も以前は利用できたみたいです。共同浴場は、人の家のお風呂を借りる、所謂「もらい湯」的な感覚で利用する必要があります。利用の際は、騒いで地元の方に迷惑をかけないだけでなく、使った桶の整頓など感謝を忘れない事が必要です。「ここのお風呂無料で入れるみたいだよ~」といった安易な感覚の観光客が多いのも事実(実際今回もそんな話してる観光客沢山居ました)。この共同浴場を利用させていただける文化を無くさないように気を付けていきたいものです。※白旗の湯(白旗源泉)、地蔵の湯(地蔵源泉)、千代の湯(湯畑源泉)3つの共同浴場以外の利用の可否については現時点判断出来ません。一応新しく出来た御座之湯で湯畑源泉、万代源泉を楽しめますので、日帰り温泉施設の大滝乃湯(煮川源泉)、西の河原露天風呂(西の河原源泉)とで5つの源泉全てを日帰りで楽しむ事は可能です。台風は、深夜に関東に接近し、翌朝には抜けてる模様。明日は、今日行こうと思ってた例の場所に行こうと思った。DAY2:走行距離153キロDAY3&DAY4に続く