クランクプーリーと思われる異音ですが、相変わらずカタカタと鳴っております
末期症状になったら気づくように、プーリーにラインを入れてみました

これで内外で滑ったら一目瞭然なんですが、今のところズレる気配はありません
なんとか騙し騙し乗り続けております
踏めないアリストはストレスですねぇ(^_^;)
でも高トルクなエンジンでよかったです
上を2000回転に抑えて走ってますが、市街地走行なら全く問題なし
おかげでプーリーが延命出来てます
さて、昨日行く予定だった部品共販に仕事のトラブルで行けなかったので、本日行って純正部品を発注してきました
ところが納品まで数日はかかると思っていたのに、ほぼ本日で揃ってしまいました
ストックしてるもんなんですねぇ
というわけで、今回交換する部品を紹介です
今後交換を実施される予定の方は、発注時などの参考にしてください
まずは各種プーリーから
左上はクランクシャフトに取り付くタイミングプーリー
純正品番 13521-46040 4780円
後側にあるギザギザはクランクシャフトの回転センサー用です
プーリーとこのギザギザが剥離することが稀にあるということで予防的交換です
ただ前期型用とはギザギザの形が違い、後期型用は一体成型のようにも見えます
これは交換しなくても大丈夫かもしれませんね
右上はVVTiプーリー
純正品番 13050-46010 24400円
今回のパーツで一番高価なものになります
古くなってくると内部のオイルシールが劣化して、オイルが漏れることがあります
回転しているカムシャフトをズラすぐらいの力なので、高い圧力で油圧がかかる部分です
漏れだすとタイミングベルトが油まみれになるので、コマが飛ぶ可能性もありますよ
プーリーは分解することも出来ますが、分解すると組立時に回転角に対してズレが生じてしまうため、元に戻すことはほぼ不可能です
エンジンカバーにも整備書にも分解するなときつく書かれています
というわけでASSYで交換するしかない部品です
まだオイル漏れはありませんが、別で作業を行うとまたお金がかかるので予防交換です
下は今回問題にしているクランクプーリー
純正品番 13407-46020 16700円
これも高額パーツですね
振動を吸収するためにプーリー部分とウエイト部分との間にゴムがありますが、これが劣化すると剥がれてプーリー部分が飛んでいくという、JZ型エンジンでは定番のパーツです
飛んでいくと補機類がすべて停止するので、実質運転は不可能となります
10~15万キロぐらいで破損する人が多いようですが、年数や使い方も関係するので異音がしたら早めの交換を検討したほうがいいと思います
クランクポジションセンサー

純正品番 90919-05037 6200円
クランクシャフト・タイミングプーリーに一体化されているギザギザを読み取り、クランクシャフトの回転状態を読み取るセンサーです
後からでも交換は可能ですが、狭いところなので合わせて交換しておきます
電装品なので古くなると壊れる可能性があります
まぁ他のセンサー類も同じですけどね
これが壊れると点火信号が出力されないのでエンジンがかからなくなります
2度手間はもったいないので、予防的に交換することにしました
これはみん友のゼフィールさんからの情報です
次はオイルシール
一番上は純正指定のシール材です
純正品番 V9350-0113 2840円
タイベル交換では使いませんが、今回はカムシャフトを外すので用意しました
流用できる安いものもあると思いますが、成分とかよく分からないので純正指定品を用意しました
右下はVVTiプーリーの蓋部分に取り付けるパッキンです
純正品番 90210-26002 100円
ただのOリングかと思ってたら、ワッシャータイプでした
VVTiプーリーを外すなら交換ですね
左下はIN.EXのバルブステム・オイルシールです
IN側 純正品番 90913-02090 340円
EX側 純正品番 90913-02088 300円

向かって左側がIN用、右側がEX用です
色も値段も違いますね
タイベル交換とは全く関係ないパーツですが、今回の作業の目玉でもあります
オイルシールの劣化からオイル下がり傾向にあるので、この機会に交換しようと考えています
まだオイルが減るほどでもないんですけどね
やり方は以前にブログに書いた通り、ヘッドを外さずに行います
これが上手くいくかどうかが、現在一番心配している部分です
ここまでは純正部品で用意しました
(純正部品の価格は本日現在の税抜価格です)
少しでもパーツ代を安く上げるため、ここからは第二ブランドと呼ばれる純正同等品を用意しました
といっても全て国内製、要はトヨタから売ってもらうか、下請け業者から売ってもらうかの違いです
タイミングベルトとファンベルト
タイミングベルトアイドラープーリーとテンショナー
ウォーターポンプの軸部分のみ

羽は樹脂製でした
金属の羽のほうがよかったのかなぁ。。。
カムオイルシールとクランクオイルシール
これらを純正で集めると
タイミングベルト
純正品番 13568-49036 3720円
ファンベルト
純正品番 99366-D1930 7200円
タイミングベルトアイドラSUB-ASSY No.1
純正品番 13505-46041 2630円
チェーンテンショナASSY No.1
純正品番 13540-46030 8300円
ウォーターポンプ
純正品番 16110-49097 10400円
カムシャフトオイルシール
純正品番 90311-40020 270円×2個
クランクシャフトオイルシール(前側)
純正品番 90311-46001 520円
合計 33310円 税込で35974円
今回購入した第二ブランドでのセット価格
合計 送税込で17537円
その差額18437円お得になりました
こちらはヤフオクで購入したサーモスタットとプラグです
プラグは変わらずにイリジウムですが、今回は1番手上げてみました
上げてどうなるかはわかりませんっ!w
普通に6番のプラグなら、4千円ぐらいで買えます
NGK IRIWAY7 4558 6本送込 7752円
サーモスタットの方は純正の82℃開弁ではなく、アフターパーツの72℃開弁タイプです
まぁ根本的解決ではなく気休め程度ですが、普段から少し抑えめの水温でいきたいと思います
ほんとはラジエター容量アップ交換をしたかったのですが、他のパーツ代が高額になってしまったので、今回は見送ることにしました
選択肢は他に65℃開弁タイプもありますが、一般ユーザーで冬場がどうなのか分からなかったので、こちらを選択です
ビリオン スーパーサーモ 72℃ BST-07
送込 7160円
これにプラスでラジエターホースのロア側を純正品で交換する予定でしたが、TRDのシリコンホースの中古品を購入したので少し高くなりました

(アッパー側ホースは使わないので、欲しい人いたら差し上げますよ)
あとLLC代もプラスですね
パーツ代の合計 104977円
...たっ、高いっ!
たしかにやることが多いとはいえ、維持にこの金額は痛いです
それでもほぼすべてのパーツを純正品で用意した場合と比べ、トータルでの
差額は15000円なんですけどね
クランクタイミングプーリーとセンサーを除き、サーモスタットとプラグ抜いてもパーツ代で9万近くはいってしまいますねー
ここからはツールです
アストロで足りない工具を購入

これで8千円です
ヤフオクでクランクプーリー取り外し用にプーラー&ホルダーを購入

4950円
ホームセンターで購入

20mmの塩ビパイプとナイロンロープです
これはバルブステムオイルシールの交換で使います
千円です
この他にパーツクリーナーやトレーやら細かいものもありますが、おおよそ1万5千円かかりました
あと思いつくので用意できてないのは、ラジエターホースを留めるためのホースバンドですね
明日からでも始められるぐらい準備は整ったのですが、気持ちの問題もあるので来週末からとしたいと思います
作業は天気次第となってしまいますが、上手くいけば7月の初旬には元通り走り回れると思います
心が折れたらKSPにローダーで迎えに来てもらいます(笑)
あと合わせてTRDブッシュを打ち込んだフロントロアアームの交換も実施します
この作業が終われば維持りから弄りに戻れるんですけどね~
がんばります!
あ、あとアリスト本代が抜けてました

これは9900円でした
先行で交換したベルトテンショナーとベアリングは250円です
