• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

疾風/Mのブログ一覧

2024年05月12日 イイね!

紀伊半島 酷道ドライブと鈴鹿観戦(後編)

紀伊半島 酷道ドライブと鈴鹿観戦(後編)


いよいよ旅も最終日がスタート
快晴が続いた2日間でしたが、残念ながらこの日は曇りから雨の予報
夕方以降は強く降るようです

この日観戦するBMW&MINI M2CSRacing  ROUND2は午前と午後で2レースあります
第1レースは宿のチェックアウト時間頃の開催なので、午後の第2レースのみ観戦する予定です
せっかくこの辺りまで来たので、日程を合わせて今回は週末の旅となりました







宿の朝食はこんな感じでした
alt
普通です





10時にチェックアウトしましたが、午後のレースは3時半からなのでそのまま向かうには早すぎます
というわけで少し寄り道をしながら向かうこととします



昨日の宿は名張市でしたが、山を越えた先の国道163号線にトンネル遺構があるということで向かってみました

伊賀コリドールロードという道を抜けて163号線に出ました
そこから東へ進むと新長野トンネルがあります
トンネルを抜けた先を曲がり旧道に入ると、現在は封鎖されている旧長野トンネルにたどり着きます
alt





ままだまだ使えそうなくらいキレイな道ですが、トンネルは封鎖されているため人も車も通りません
alt
入口は完全に塞がれているため覗くことも出来ませんが、このトンネルの上(赤矢印)にはもう一つのトンネルがあります



明治時代に作られた旧長野隧道です
alt
坑口まで行きたかったんですが、すでに路盤が崩れているのと藪がひどくて進めませんでした
サンダルで行ける場所ではありませんでした
もしかしたら反対側の坑口なら見れたのかもしれませんね
今回は諦めることにします







最後の観光は比較的鈴鹿サーキットから近いところにある関宿に寄りました
alt
こんな感じで昔ながらの街並みが残っています

こちらは前回鈴鹿に来た時も寄りたいと思ったのですが、観戦の終わりの時間と宿への到着時間を考慮して諦めたスポットです
2年越しに来ることが出来ました




GW後とはいえ、日曜日のお昼にこの感じは穴場スポットですね
alt




alt




少し雨が降ってきましたが、濡れるほどではありません
alt
こちらのお店で見かけた「志ら玉」というお菓子が気になったのでお土産に買いました


こんな感じでお餅にあんこが入ったおやつのようなものです
alt
なんでも江戸時代から続くものらしいので、昔から関宿で売られていた名物だそうです
帰ってきてから食べましたが、美味しかったですよ
小腹が空いたときに良い感じでした
多分昔も旅の途中の腹の足しに食べてたんでしょうね



ちょうど昼食時間でしたので、会津屋という蕎麦屋に入りました
alt
こちらのお店に歴史があるのかは分かりません




中はリノベーションされていてとてもキレイです
alt




外のボートにあった春野菜天ざるをいただきました
alt
少し苦みのある天ぷらが蕎麦と相性よかったです
満足でした






車に戻り、最後の目的地の鈴鹿サーキットを目指します
距離はいくらもないのですぐに到着です



着いた時にはちょっと強めの通り雨でした
alt
夕方からは天候が崩れるとのことでしたが、風も強くなってきて時々ザっと雨が降るようになってきました
結果としてはこの後レース中も含めて降ることはなかったので良かったです



日曜日の午後に着いたせいもありますが、駐車場は入り口からかなり遠いところ
15分ぐらい歩いてゲートまで辿り着きました
alt
それにしても鈴鹿サーキットは遊園地と併設なのもありますが、サーキットにたどり着くには駐車場と入園料合わせて3200円かかります
ライセンス持ってればいいんですが、ちょっと割高だよなぁと感じてしまいます
遊園地で遊ぶならいいんでしょうけどね

ちなみFSWは入場料1100円のみ、場内は自分の車で移動して好きなところに止められるので差を感じてしまいますね






前回来たときはグランドスタンドとヘアピンで観戦しましたが、今回は最終コーナーにあるボックス席で観戦することにしました
ここなら屋根もあるので雨が降っても安心です
alt





午後3時過ぎに車がグリッドに出てきてコース上でイベントが始まりました
alt



レースは定刻通りにスタート
第二レースは今回もローリングスタート
無事にスタートしていきましたが・・・








1周目の最終コーナーで接触がありました
alt
なんとか両者立て直して走っていきました

車両的には問題なかったようですが、この接触で白い方の石井選手がドライブスルーペナルティとなり、戦線から離脱となってしまいました

ありがちなラインの接触ですが、よくスピンせずに立て直したなと思いました







最初こそハプニングもありましたが、そこから安定したレース運びで特になにかもなく時間が経過していきます



しかし最後はセーフティカーが入るトラブルがあり。。。
alt




セーフティーカー先導のままレース終了となりました
alt




とうとうTECH-M勢が表彰台を独占することになってしまいました
alt



雨は降らなかったものの風が強く、身体も冷えてきたので表彰式は見ずに撤収することにしました
これで今回旅行のイベントはすべて終了です






あとは頑張って地元まで帰るだけです

日曜日は全時間帯3割引きなので、さっさと高速に乗って帰りたかったのですが、純正ナビが選んでいたルートは四日市まで下道で行き、そこから湾岸線に乗るルートでした
四日市市内は渋滞もあったりでけっこう時間かかりました
高速乗らないルートと気づいたのはだいぶ進んでからだったので失敗しましたね
いまいち使い勝手の悪い純正ナビです





高速乗ったらあとは走るのみです
名古屋港あたりまで来ると雨雲を追い越したのか雨も止みました
alt




山道を走りすぎたせいもあるかもしれませんが、どうやら前輪のホイールバランスが崩れてきたようです
100km/hを超えると前輪の接地感がなくなります
やはりFF車は前輪で舵取りと駆動を行うので負担か大きいんでしょうね
BMWはFRですが、ホイールバランスが崩れて取り直しとなったことはありません

前後タイヤを入れ替えて改善しなければ、次に長距離を走る前にはホイールバランスを取り直してきたいと思います







途中で食べて眠くなっても困るので、休憩を挟みつつですが走り続けて21時過ぎには帰ってきました
alt
今回の旅は1227km
燃費はトータルで18.1km/lとなりました
高速は20km/lくらいですかね
今回は山道も多かったし、タイヤもオープンカートリーなのでトータルではこんなものではないでしょうか



今回は3日間で尾鷲から北上するルートとなりました
今回のルートから尾根を挟んだひとつ西側の谷ルートも行ってみたいところがたくさんあるんですよね
紀伊半島はまた出かけてみたいとは思いますが、次回はまた別の方面を目指したいと思います

次は暑い時期になりそうなので涼しそうな場所がいいですね
そのころにはショックアブソーバーも変わってると思うので、高速テストも兼ねて出かけたいと思います






2024年05月11日 イイね!

紀伊半島 酷道ドライブと鈴鹿観戦(中編)

紀伊半島 酷道ドライブと鈴鹿観戦(中編)










2日目のスタートです
本日も快晴、特に昨日遊びに行った「かりがね橋」が見えます
alt





朝から温泉でさっぱりとし、身支度を整えて朝食の時間です
alt
左のごま豆腐は大女将の手作りだそうです
右側のお鍋は湯豆腐です
温泉街の中に2件ほど豆腐屋がありましたので、そちらのものではないかと思います
質素ではありますが、朝から美味しくいただかせてもらいました
むしろ宿代から考えたらだいぶお得な宿ではないかと思います

なおこちらの宿の入り口には店舗が併設されていまして、「吉野葛本舗 理源堂」というお店も兼ねています
洞川温泉の名水に感銘を受けた初代がここで作り始めたらしいですよ
せっかくなのでお土産にしょうが入り葛湯を買わせていただきました

朝食の後にコーヒーか葛湯と言われたので迷わず葛湯をいただきましたが美味しかったです
やっぱり吉野葛って美味しいんですね









宿を出発し、国道へは向かわず先ほど見えたかりがね橋の下をくぐって林道へ
本日は北上して奈良の中心部の方を目指します
alt
県道48号線ですが、思ってたより狭かった💦




峠のトンネルを超えてもこんな感じ
alt
対向車が来なくてよかったです






48号線をひたすら北上し、桜は終わってるので吉野方面には向かわず行者の滝へ着きました
alt
修験用の滝というだけみたいなのでさっさと次へ



県道39号線を吉野川沿いに進み、国道169号線へ出ました
alt
土手の上には近鉄吉野線です




県道28号線へ分岐し、さらに県道37号線へ入って山の中へ

とはいってもこの辺りまで来ると整備されているので面白みはありません
新鹿路トンネルでは旧道があったので分岐してみましたが・・・alt
普通の峠道でした



途中から県道155号線へ入ると明日香村に到着です

石舞台古墳あたりでゆっくりしようかと思っていましたが、土曜日のせいもあるのか想像以上に人だらけ
日本人だけでなく外国人も多く駐車場もいっぱいでした

とりあえず通りすがりに実物を見ることが出来たので今回は諦め次の場所へ






近くの万葉文化館の駐車場が無料開放されてましたので停めさせてもらい、同じ巨石でもある酒船石へやってきました
alt
少し丘を上がった上にありましたが、石舞台古墳と違って人気がないのか誰もいません




石の上に刻まれた模様が何に使われていたのかが未だに解明されていない石です
小学校の社会の教科書で見てから気になっていたものです
修学旅行では寄らなかった場所なのでやっと実物を見れました
alt
まぁ、ただ石があるだけなんですけどね




駐車場に戻ってきました
空気はそこそこ涼しかったですが、日差しが強かったので休憩にソフトクリームを購入
alt
時間的にこれが昼飯代わりになりそうです

奈良は見たい建物などたくさんあるのですが、今時期はインバウンドも多くまして週末なのでまた別の機会にすることにします
バスツアーで行くような場所は自分で車を運転しなくなってからでも行けますからね


ここから国道165号線へ出て東を目指します






室生湖まで来たら少し山の方へ入り龍鎮橋まで来ると龍鎮神社の入口です
alt
駐車場はありませんので皆さん路駐です
帰りは当然逆方向ですが、車がすれ違えるくらいしか幅のない道路で切り返しで向きを変えなければなりません
こういうとき軽自動車は有利ですね



沢沿いに200mくらい進みます
alt




こちらが神社の入口です
alt



拝殿のような建物があり、その対岸には祠があります
alt
思ってたより人が多くてのんびりする空間ではありませんでした
パワースポットらしいですが何も感じられず・・・
やはりこういう場所は季節外れの平日に来るのが良さそうです




ここから今日の宿までは15kmもないくらいですぐに着きそうです
まだ午後2時前なのでちょっと…いやかなり遠回りして宿に向かうことにしました


どれくらい遠回りしたかというと、これくらいの遠回りです
alt

15kmの道のりが128kmになりました






そうまでして来てみたかった景色は旧和歌山街道にある「珍布峠(めずらしとうげ)」の切通しを通ってみたかったからです
alt





この切通しはかなり幅が狭く軽自動車でもいっぱいで、途中でドアを開けることもできません
alt
さらにここに来るまでの道はもっと狭い場所もあるため、普通車でもいけないことはないですが厳しい道だと思います
特に西側は狭いので、東側から入ってUターンする方がいいかもしれません
対向車とすれ違える場所も少なかったですね
こういう所へ入っていけるのもハスラーのおかげです











国道166号線へ戻ったら国道368号線へと入り仁柿峠を越えて宿へと向かうのですが、これが酷道だとは知らずにナビの指示で入ってしまいました

峠越えのあたりはこんな道がずっと続きます
alt
土曜日の夕方のせいなのか分かりませんが、けっこう対向車が来ます
でもこちらは軽自動車なので、さほど苦労することなく走り切ることが出来ました
こういう場所では小ささが正義ですね




そんな酷道ですが、頂上付近にはこのように橋が架かっています
alt
この下はどうなっているかというと…







建設途中で放棄された未成道が残っています
alt
その区間は赤矢印の部分だけ



こちらは借り物の橋付近からの写真ですが、けっこうしっかり作られているのが分かります
alt
こんな峠の頂上から工事を始めるのもすごいですが、たったこれだけしか工事が進まなかったのも残念な話です
けっこうお金使ってそうですけとね
いつか酷道が国道になるといいですね







三重県と奈良県を行ったり来たりしながら走り切り、今夜の宿に到着しました
alt
赤目温泉 山水園です

翌日のことを考え鈴鹿に近いところと選びました
日帰り施設もある宿泊できる温泉という感じでした
週末でしたがGWの反動からなのか宿泊客はあまりいなとのことでした



旅の2日目ということでゆっくりできるよう広めの部屋にしました
alt
ちょっと無駄に広かったようです



遠回りをしたせいで宿に着いたのが4時過ぎとなってしまったので、さっそく温泉に入って疲れを癒したいと思います
こちらは天然のラドン温泉ということでした

入ってみましたが・・・
前日の洞川温泉の湯が良すぎて何も感じられません
ただ身体は温まりますね
きっと血行が良くなるんでしょう





お待ちかねのご飯タイムです
alt


alt


alt
見た目はそれなりですが、味は普通でした
前日の宿の倍近いお値段でしたが、残念な結果です
部屋は良かったですけどね




宿の雰囲気は良かったですが、所々で残念感があります
alt
宿の方々の対応は良かったですけどね



ま、ゆっくりと出来たので良しとしましょう
場所で選んだ宿でしたからね

ここまではひたすら山越えルートばかりを走ってきましたが、ここからは普通の道です
明日は少し観光して鈴鹿サーキットへ向かいます




それにしてもこの辺りの一般道は何で速い速度で皆走ってるんですかねー
センターラインのある道だとほとんど50km/h制限なんですが、60km/h台で走ってても煽られます
さほど交通量がないのでのんびりと走りたいのですが、遠くからグングンと追いついてくる車ばかりで疲れました



2024年05月10日 イイね!

紀伊半島 酷道ドライブと鈴鹿観戦(前編)

紀伊半島 酷道ドライブと鈴鹿観戦(前編)
GW後の週末に紀伊半島をドライブしてきました
時間的に今回は東側を縦断ドライブする形になりました
西側エリアにも行きたい場所はたくさんありますが、それはまた次の機会にしたいと思います



今回は距離のあるドライブですが、林道や酷道・険道を走り回るのでハスラーで出かけました
このために買ったといっても過言ではありません
結果として軽自動車の横幅と燃費が役に立つドライブとなりました




スタートは9日の夜からです
早い時間から走り始めたかったので、夜のうちに目的地近くまで移動して仮眠を取ることにしました

さぁスタートと思ったのですが、車があまりにも汚かったので洗車機に入れてガソリンも入れてからスタートです
alt







新東名をひた走り、途中休憩と給油をしながら名古屋の湾岸エリアを抜け紀勢自動車道へ
そろそろ眠くなってきたなぁという頃に紀伊長島ICに到着
そのまま道の駅紀伊長島マンボウにやって来ました
約5時間半ほどかかりました
alt
真夜中なので何もやってませんが、マンボウ串なんて売ってるんですね
他にサメ串やオニエビ串なども書いてありました
マンボウとサメは唐揚げもあるようです
一度はネタに食べてみたい気もしますが、食べなくても大丈夫かなw



こちらで車内にマットを広げて仮眠を取ることにします
alt
こちらはiPhoneで撮ったので少しボケていますが、星がとってもキレイでした






7時過ぎに起きて行動開始
ここから一般道で尾鷲まで下り、山へ入る前に給油しておきます
この先はスタンドもコンビニも当分ありませんからね



酷道と呼ばれる国道425号線をドライブしていくのですが、入って10分も走ればこの景色です
alt
もうすでに道も車一台分の幅しかありません




途中このような看板があり不安にさせられますが、書かれている地名が何処なのか分かってませんから行けるとこまで行こうと進んで行きます
alt





最初の目的地「かくれ滝」に到着しました
尾鷲市から約20kmほど進んだ地点です
alt
ちょっと見にくいところに滝があるのかなぁ程度に思っていますが、道からは全く見えません
そして何やら足場が奥まで続いていたので入ってました



奥に入ると言っても1分もかかりませんが、まさかのスケールの滝がありました
alt
まさにかくれ滝ですね
地図で見つけたポイントっていうだけでしたが寄ってみてよかったです
道はまだまだ続きますので先へ進みます




坂本貯水池の湖畔を走っていると現れるのが「岩屋谷の不動滝」です
alt
谷を渡る橋の上からしか見れない滝です





そして尾鷲から25km地点、出合橋に到着です
国道425号線は左のつり橋を渡って進んで行きますが、ここで一旦右側の道へ逸れます
alt
通行止めとはなっていませんので車で入っていきます
ここから先は路面が少し荒れているので、オフロードタイヤや車高の高さが役に立ちます




荒れた道を1kmほど進むと現れるのが「旧東の川小学校跡」です
alt
こちらの学校は1969年に休校となってからも29年もの間、通学区域内に住民ゼロだったにも変わらず現役小学校として登録され続けていたそうです
残念ながら1998年に廃校となり、現在は廃墟としてたたずんでいます
今はまだ形を残していますが、いずれ森に飲み込まれていくことでしょう




そこからさらに100mほど進むと道路の上に東の川簡易郵便局跡が現れます
alt




斜路の途中の落石で車は通れなくなっていますが、上まで上がってくると集落跡があり、一番手前の建物が2005年まで現役だった郵便局の建物です
alt
集落が無人となってからも簡易郵便局として稼働していました
しかし有線電話がなかったため、オンラインが整備されなかった郵便局でもあります
このため手続きは昔ながらのすべて手作業で行っていたそうですよ
無人の集落なので訪れる客などいるはずもないのですが、こちらの郵便局での貯金などの記録が欲しいためにわざわざ訪れるマニアもいたそうです
廃止から20年ほど経過していますが、まだ周辺の家も含めキレイに残っていますね
無残な姿になる前に訪れられてよかったです


目的の廃墟を2つ見れましたので、さらに国道を奥へと入っていきます



坂本貯水池の坂本ダムへ到着しました
alt
ここまで走ってきましたが、対向車とは一度も会いませんでした
止まってる車は何台かいたので、釣りや林業関係者でしょうか
民家もないので当然ですが、ほとんどの場所で携帯の電波は入りません
アプリの地図が使えないので、カーナビだけが頼りです



ここまで走ってきた国道425号線はここから先は通行止めです
下北山までの27kmが不通区間ですね
425号線は下北山を過ぎてからが本格的な酷道ということです
alt
ここからはダムの上を渡りザンギリ林道へと入っていきます



地図で見ると林道なので細い線で描かれていますが、先ほどまでの国道となんら変わらない道です
国道側が林道レベルというだけなんですけどね
alt
峠のザンギリトンネルを抜けると、ひたすら山だけの景色が広がっています




山を越えて国道169号線まで下りてくると、上北山村役場付近です
そして地図で見つけて目を付けていたのが柿の葉寿司の「ゐざさ」です
alt
この辺りは柿の葉寿司のお店をよく見かけますが、こちらが丁度良い位置にあって美味しそうだったので寄ることにしてました


店内はこんな感じです
注文を受けてから作り始めるスタイルでした
alt
時刻は10時半とだいぶ遅くなってしまいましたが、朝食兼昼食を調達できました

せっかく景色の良いエリアに来ているので、お寿司を持って移動します





これから進む方向とは逆方向になりますが、169号線を10kmほど南下し、そこからさらに山道を6km
ほど上っていくと不動七重の滝展望台に到着です

alt
展望台と言っても道路わきが少し広がっている程度のスペースですが、対岸に滝の全景が広がっているのが良く見えます
けっこう離れていると思いますが、周囲が囲まれているせいもあって轟音が響いてきます


こちらでリアゲートを開けて座ってお寿司をいただくことにしました
alt




こちらが今回購入したセットになります
alt
柿の葉寿司(さば)は左下、左上は桜寿司(鯛)、右上は笹の葉寿司(サーモン)、右下の昆布巻きは山菜です
せっかくなので柿の葉寿司以外のアレンジ版もいただけるセットにしました
景色のせいなのか、空気のせいなのか、とっても美味しくいただきました

ここまで上がってくる道は舗装されていますが、林道レベルの道です
平日ならほぼ対向車は来ないと思いますが、大型車は厳しいですね






お腹は満たされたので、ドライブを続けます
来た道をお寿司を購入した場所まで戻り、橋を渡って県道226号線を進みます

谷から山の尾根まで上がると県道40号線に合流、大台ケ原ドライブウェイです
終点まで行くと登山口となり店などもあるようですが、行く理由もないので景色のいいところまで行って折り返しました
alt
だいぶ標高の高いところにいるようです



大台ケ原ドライブウェイを国道169号線まで下って南へ進み、途中から国道309号線へ入り本日の宿を目指します
しかしこの309号線がなかなかの酷道でした

分岐するところから国道にしてはと思うような雰囲気だったのですが、少し走れば道は狭まりこんな感じ
alt
これが25kmほど続きます
対向車は峠の行者還トンネルまでほぼ来なかったので疲れることはなかったですが、トンネルから先は有料駐車場まである登山口があり交通量も少しあるので注意が必要ですね
天川村を目指すなら同じ309号線でも道の広い北側から入る方が楽なようです



309号線から分岐し、県道21号線に入ると少し早い時間ですが本日の宿泊地「洞川温泉(どろがわおんせん)」に到着です
alt
温泉街の中を進みます



今回泊まったのはこちらの「いろは旅館」です
alt
なかなか風情のある木造2階建ての宿です
わざわざこのような雰囲気の宿を探して泊った、というわけではなく街全体がこのような宿ばかりの場所です
街の雰囲気は後ほど

こちらのエリアは近くに大峯山という修験の山があって、門前町として修験者や参詣客で昔から賑わっていたそうです
また標高が800mくらいあるので夏は避暑地、秋は紅葉の名所ともなっているそうです
泊ったこの日も日が落ちると一気に寒くなってきてました



3時過ぎには宿に入ったので、少しゆっくりした後に街の中を散策しました

歩いて行ける場所に鍾乳洞があるというので寄ってみます

山の中腹にあるということで、そこまで有料のモノレールで上がります
alt
もちろん歩いて登ればタダですが、なかなかの傾斜です
このモノレールも押し付けられる背中が痛くなるくらいの斜面を上がっていきますので、歩いて登るのはキツそうです


鍾乳洞の規模も鍾乳石の出来具合も・・・微妙な感じでしたね
alt




鍾乳洞入口のテラスから見ると洞川温泉の街並みが見渡せます
alt



龍泉寺やカリガネ橋などを見て宿に戻ってきました
部屋はこんな感じです
alt
部屋にエアコンはなく、この時期でも朝晩は冷えるためストーブがあります
夏は涼しいんでしょうね



まだ夕飯まで1時間ほどあるので温泉に入ります
alt

宿にお風呂は1つしかなく、先に入った人次第で男湯にも女湯にもなるといった感じです
混浴ではありません

こちらは源泉が26℃だそうですから加温してますが、いいお湯でしたね
入ると「あー」と声が出るくらい疲れに効く感じです
今までいろいろと温泉には入ってきましたが、こういう感じのお湯は初めてでしたね




お風呂を出るとお待ちかねの夕食タイムです
alt
今回は鴨鍋のプランにしましたが、一人前でもなかなかボリュームです
鍋の出汁がとっても美味しかったです
締めは鴨の旨味が出た出汁にご飯を投入し卵を落としてのおじや
美味くないはずがありません

今回こちらの宿を選んだのは周辺の宿に比べてリーズナブルだったからでもあるのですが、選んで大正解でした
お腹パンパンで部屋に戻ろうかとしたら「デザートありますよ」ってことで別腹もいっぱいでしたがいただきました
alt
みかんとかのフルーツくらいかなと思っていたらアイスまで・・・
ちょっと予想外で、やるなこの宿と思ってしまいました


部屋に戻り少し横になっていたらやってしまいました
朝が早かったせいもあり寝てました
起きたら9時半と2時間くらい寝ていたようです
街の照明が落ちるのがだいだい10時くらいと聞いていたので、慌てて外を回ってきました


泊った宿も夜に見るとこんな雰囲気です
alt
2階の右の部屋が今回泊まったところです



こちらが温泉街の雰囲気です
alt
昼に見てもいいですが、夜はまた風情があって良い雰囲気です


このような雰囲気の温泉宿が約20件ほど並んでいます
alt

こういう雰囲気の宿が残っている場所は近場にもありますが、街全体がというのはないですね
これからも残っていてくれることを切に願います

もう一度訪れたい温泉の候補に入りました
次は吉野の桜を見に来たついでか、雪が降る中来てみたいですね





街を歩いていると目に入る「だらにすけ」という言葉
この辺りで作られている胃腸薬の名前です
alt
大峯山の山伏から伝わったものらしいですよ
正露丸のようなものですね






宿に戻りもう一度温泉に入ってから休みました
明日も山奥を走り回ります






プロフィール

「@そっくんのお兄ちゃんさん
F87が1200万超えでしたから、今回はそれくらいかなと推測しました😅
そのままでも高レベルでサーキットは走れますが、ガチ勢からするとまだ足りないみたいです(笑)」
何シテル?   05/25 15:24
あちこちの温泉に出かけ、地の美味しいものを食べるのが楽しみです まだまだ行けてないところはたくさんありますが、最近は行きたいところが細い道や悪路の先にあること...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
56789 10 11
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

CVTフルード、フィルター交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/01 16:55:26
リア熱線 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/12/30 18:25:55
NEOPLOT アクセルセンサーブラケット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/03 10:46:48

愛車一覧

スズキ ハスラー スズキ ハスラー
標準顔ですがJスタイルⅡの4WDターボです こちらの顔の方が好みなのでフェイスチェンジし ...
BMW M2 クーペ M2C (BMW M2 クーペ)
2024年10月末、約5年間所有して売却しました これにて一旦BMWオーナー人生は終了で ...
BMW M2 クーペ BMW M2 クーペ
3リッター直6ターボにまた乗りたいと考えていたのですが、日本車ではありませんでした 調べ ...
トヨタ アリスト ARISTO (トヨタ アリスト)
多数の「いいね」ありがとうございました 約8年間で12万キロ付き合ったこの車ですが、20 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation