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助手席パワーウィンドウの挙動不審、なんとか治さないとイカンということで、修理に着手。


現象確認

助手席のパワーウィンドウ、下がりはするが、時々上がらなくなる。




なんとなく不具合原因の予想はつくが、トラブルシューティングをやってみよう♪



1．現象は運転席集中スイッチ限定か、それとも助手席スイッチ限定か、あるいはどちらのスイッチでも生じるか？


→　どちらのスイッチでも生じる

ということはスイッチ本体は無関係。


２．スイッチを押したとき、リレーの動作音はするか？


→　動作音はする


ということは、リレーは生きている。


３．モーターは回るか？


→　下がるのでモーターは回る。時々上がるのでモーターは生きているようだ。ただし、上昇速度は遅い。


ということは、やはりアンプの不具合か。







アンプということは、回路にパワートランジスタなどか使われているんだろうと思っていたが．．．










確かにトランジスタは入っているが、基本はリレーの動作スイッチに使用されているようだ。



スイッチを押すと、リレーはカチカチ音がするので、トランジスタ回路、実際にはICになっているが、壊れてはいなさそう。


中身を拝見。







リレーが４個にICチップが１つ、そして細々した電子部品に電解コンデンサーが１つ鎮座。



おおかたの予想通り、ハンダクラックだろということで、サクサクと熱を加えて再溶融。そしてついでに電解コンデンサーも載せ換え♪











サクサクと交換してもとに戻す♪


ちなみに、このアンプのリレー２個は、集中ドアロック用のリレーになっているので、このアンプを外した状態では集中ドアロックが動作しない。



さて、車に戻して集中ドアロックも動作することを確認して修理完了♪





よしよし♪





助手席ウィンドウを下げて、上昇の動作確認♪




えい！









うぐぅ．．．．





まさかの挙動不審治らず（汗）



ハンダクラックが原因ではないとな。


中古のアンプを手配するか、はたまた新品アンプを手配するか．．．と思って部品検索すると、新品が25000円もする（汗）



再びアンプを外してにらめっこ。









残るは、リレー本体の接点の不具合しか考えられん。



ということで、同じ型番のリレーを通販サイトでなんとか見つけ出した。








イギリスから国際郵便で個人輸入（笑）


とりあえず10個もあればいいだろうということで、12ポンド＋郵送料12ポンドで、合わせて24ポンド。


日本円にして4500円程度。


サクサクと載せ換え。







これを車に戻して、動作確認。






とりあえずこの状態で動作確認。




集中ドアロックはオケ♪



パワーウィンドウは．．．お。



元気に動くぞ♪



下降、上昇とも力強く動く♪



リレーの接点の汚れが相当な抵抗になっていた模様。



これでしばらく安心。


修理費用は実質2000円くらいで済んだ♪