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2014年01月16日

セディアワゴンの燃費向上テクニック

一般的な注意
超リーンの領域は、軽負荷の安定した走行状態に限ります。

加速中のほとんどは、通常燃焼になります。普通のアクセル操作では、極ゆっくりした加速しかリーンは得られません。信号・交通量の多い街乗り燃費でも、負圧計を見ながら少しでもリーン、超リーンに入る機会を増やせば街乗りでも12Km/L以上は充分に可能です。

例えばアクセルをグッ踏み増すと、制御の加速判定で無条件に通常燃焼に切り替わりますが、じわっと踏み増すことで加速判定されずに、負荷の状態によっては超リーンを維持した加速が可能となります。

タイヤの空気圧は、既定値より高めにしておきましょう。フロント2.5Kgf/cm2、リア2.3kgf/cm2であれば問題ないでしょう。また窒素ガス充填をすることで、転がり抵抗低減効果で、アクセルを踏む量が少なくても通常運転が可能になります。

ガソリンは、ハイオクを使いましょう。 レギュラーも使えますし、高速道路で100Km/hでゆっくり走った燃費はほとんど変わりませんが、街中でのトルク・燃費は明らかに低下します。トルクが細くなり、結果的にアクセルを踏んでしまい燃費は悪化します。また、スラッジ蓄積抑制の意味でもハイオク使用は有効です。

ランゴン(ランサーワゴン)になってからは、NA系はレギュラー仕様になって馬力も落ちていますが、セディゴンの場合、レギュラーを常時使用すると、点火タイミングがズレたりして、ノッキングを発生し易いようです。一応車にもノックセンサーが付いていますが、信号待ち等での微振動が多くなります。

エンジン始動
アイドリングが650~750rpmに落ちるまでは、通常燃焼です。普通のエンジンの暖機と同じ状態です。最近のクルマは昔と違って「暖機運転でもアイドリングは不要」であり、よほどの寒冷地でなければ始動して10秒もすれば走行しても問題ありません。ガソリン節約のためにはすぐに発進する方が良いです。
暖機運転してエンジン本体が暖まっても ミッションやその他の駆動系は冷えたままですので、徐々に走り出し、全体を暖めた方が車にも優しいですね。

エンジンが完全に暖まらないとリーンにはならないので、いきなり踏み込んで急加速や高速走行をしたら、燃費は確実に悪化します。 始動後、純正水温計が1/4位上昇するまでは、いつもより更に穏やかな運転を心がけることが、燃費向上のためになります。

渋滞時
当然ながら、渋滞時は燃費が悪化します。しかし、以下のことに注意すれば、普通のエンジンよりは燃費の
悪化度合いを小さく押さえることが可能です。

(1)Dレンジ→Nレンジにギヤを抜く。
(2)エアコンを切る。(当然ですが。)
(3)車間距離をとって超リーンで惰性走行する。
ことで、大幅にガソリン消費を減らせます。

しかし、(1)では発進時に再びDレンジに入れるのと、アクセルを踏み込むタイミングを誤ったりすると、急発進して事故の原因となるので、注意が必要です。
さらに、3分以上停止する時は エンジンをOFFにしよう。始動時に余分なガソリンを消費しますが、停止分の節約の方が上回ります。

20Km/h以下の断続的な渋滞のとき(特に高速道路での渋滞など)
 普通のエンジンのクルマだと、一番燃費の悪くなるパターンですが、GDIでは乗り方次第で燃費の悪化を最小限にできます。

前車との間隔に余裕をもち、できるだけブレーキを踏む回数・アクセルの踏み増しを控えます。じわっと踏み込んでゆく方法をとればリーン状態を維持した走行が可能ですが、そのためには車間距離が必要です。車間距離がないと、すぐにブレーキを踏んだり、アクセルを踏んだり、という状態になります。

他車に迷惑をかけない範囲で、十分な車間距離をとりましょう。渋滞も、乗り方次第で燃費悪化を最小限に走ることができるのです。

エンジンブレーキの間は燃料カットになります。できるだけ前方を見て、CVT車でもスポーツモードまたは、Ds使って長めにエンジンブレーキを利かせれば、その間のガソリンは節約できます。ブレーキパッドの摩耗を減らすことにもなります。ミッションへの悪影響についてはほとんど気にしなくて大丈夫です。
(エンジンブレーキで5000回転以上まで上がるほど急激な制動をかけなければ・・・)

交通量が多く、20~40Km/hでの加減速の多い状態のとき
実は、この状態は燃費には良い環境とは言えません。加速は燃費運転の大敵です。強いて言えば、スポーツモードを使って3000~4000回転程度をキープして走ると少しは改善できます。ドイツ式燃費運転で、負圧計15mmHg位までの加速にして、巡航に入ったらリーン・超リーンに切り替えるのがもっとも有効です。

街中走行
なかなか燃費運転には厳しい状況です。加速・停止が多い上に、じわっと加速も周りの迷惑になるので、出来にくいです。こんな時もドイツ式運転技法が良いようです。
ドイツ式運転技法とは、サッと加速して、一定速度運転に早く到達させる方法です。スポーツモードを使用して3000~4000回転をめどにシフトアップします。そして5速あたりで、シフトアップした瞬間に軽くアクセルをゆるめます。そうすると超リーンに入れることが出来ます。

超リーンにはいるとフッと緩い加速感があります。
目安は45~50km/h程度まではスパッと加速して、50~は緩やかに走れば大丈夫です。

初心者はDsで15mmHgまでの加速をして、30Km/h以上になったらDモードにして、やはり15mmHgまでの踏み込みに押さえれば、周りに迷惑にならずに燃費が伸びます。

郊外走行
郊外走行はGDIの実力を発揮しやすい場所でもあります。
(これは道交法違反ですが)平均的な流れは70~80Km/h前後が多いので、エンジントルクを最も発生しやすいのです。以外と60Km/hで走るときはトルクの細い回転域を使うので、アクセルを踏み込みやすいのです。

目安としては60~70Km/h程度まではスポーツモードを使用し5速まで。巡航速度になったらDモードに入れるとさらに回転数が落ち、燃費運転がしやすいですね。

しかし、道路は平坦ではなく、坂もあり流れによっては加・減速が必要となります。そんな場合は5速ホールドにしてアクセルを踏まないで巡航した方が燃費は良いです。
場合によってはカタログ値に迫る(あるいは超える)運転も可能です。 高速走行
もっともGDIの得意とする分野です。場合によってはカタログ値を越えることも可能です。

とくにエアコンの必要でない秋~冬にかけてが絶好のトライシーズンです。
(吸入空気の温度が下がれば容積効率が向上し、高圧縮比運転が可能となります。実際夏場はカタログ値ほどの高圧縮運転は出来ていません)

まず、法定速度運転を心がけましょう!
ギア比(4ATでも6AT(CVT)でも最終減速比は同じです!)の関係から、110Km/h程度までが超リーンで運転できる限界です。路面状況によっては120Km/hまで大丈夫かも知れません・・・
目安は85Km/h以下にならないように極力100Km/h走行を心がけてください。

車間距離を取りましょう。

車間距離は過度のブレーキ、アクセル踏み増しの回数を減らします。

登り坂は手前から緩やかに加速して惰性で登り切るように心がけましょう。

下り坂では、エンジンブレーキを最大限に活用し、燃料カットをしましょう。
エンジンブレーキを掛けながら、アクセルを踏むと燃料カットが解除され、燃料を噴射しますので、ご注意を。(これは燃料を噴射して、より強いエンジンブレーキを得るためです)

このテクニックをマスターすれば、カタログ越えの17~21km/L位の燃費は出せます。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2014/01/16 22:24:15

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