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事故車の錆びたエボ５
錆びて雨漏りのワークスＩｅ
事故車の錆びたＧＣ８

ボロボロの車３台を板金屋に外注に出したら…

初期型インサイトを外注されました。
平成１１年車で走行１４万Ｋｍです。

新車で購入してずーと乗っています。

このインサイトは、ボディがほぼ全てアルミで出来ています。

なので、「この車、錆びねぇがら、ずーと乗るがらや！悪りどご有ったら直してけれ」との事。

確かにボディーはアルミですが…点検の結果


リヤのブレーキパイプ

リヤのブレーキホ－スのつなぎ目

ガソリンパイプ

下回りの配管はオールＮＧ！

交換するためには、燃料タンク＆ステアリングラック等、かなりの部品を外す必要が有ります。


エキマニと触媒の合わせ部分のフランジ、半分無くなってます。
コレを交換するのに

コレ…緩みますか？

ちなみに、触媒とリヤマフラーのフランジは？

どこまでが、触媒のフランジ？
ボルトは？

触媒は、９００００円近くしますけど？
リヤマフラーは、４００００円以上ですけど？

早速、板金屋さんに連絡します。

　俺　「かなりお高い修理になりますが…どうしますか？」
板金屋「どうせ車買えねぇがら、全部直してけれ」

直す事になりました。

錆び修理の仕返し？

コレは、相当苦労しそうです。

今日は、事故車のお話。

８月下旬にオカマを掘られたエボ５です。

青信号で発進後、前の車が停止。
当然、この車もすぐに停止。
ところが、後続車はアクセル全開のまま追突したそうです。

後続車の運転手さんは、前じゃなくて手のひらの物を見ていたそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
追突事故なので、過失割合は１００：０
オーナーさんに金銭的負担はありません。

画像では、たいした事無さそうですが、ちょうどフレーム部分がぶつかったみたいで…

画像中央部分のフロアーが盛り上がっているのが解りますか？
この部分に、リヤフレームが有ります。
フロアーは、錆びている物が曲がったので修理不能で交換です。

フロアーを剥したら、フレームが曲がった理由が解りました。

ちょうど、盛り上がっていた部分の下側です。
衝撃で錆が落ちたのか？大穴が開いてます。

そしてもう１け所

リヤメンバーのつけ根の前方にクラックが！

メンバー降ろして、錆を落としたら！！

こんな状態…

こりゃぁ潰れますよ。
身が無いですから。

この部分、フレームなので部品が出ません。
部品交換できないので、当て板補強です。

当て板を作って溶接します。
知っている人は、意外と少ないですが、錆びには溶接できません。
なので錆びてる部分を削り落とすと、最初の当て板じゃ小さくて…さらに当て板を作ることに

そんな修理をしていたら、２ケ月近く掛かりました。

先日、やっと納車しましたが…保険会社さんとは未だに、協定できていません。

「請求額が高すぎる！！」そうです。

デモね、保険屋さんは、見積りソフト(アウダ)で計算しています。
当然ですが、錆び修理手当てなどありません。
その部分は、見積り担当アジャスターの気持ち次第。

このエボ５の仕事は、半分は事故修理では無いですよ。

無いものを作ってますからね。

レストアと言っても良いかもしれません。

「錆びてる車にぶつかった契約者(加害者)が悪いんだから仕方ないでしょう」と言っては見た物の…
相手は、値切る気バリバリ。

そんなんで、まだ協定できてない訳です。

外注仕事で儲からない上に、部品代は立替等払いで、厳しい状況にさらされています。


でもね皆さん、それだけじゃないんですよ。

「当店のパターン」知ってますか？

以前もこのブログに書きましたが…

なぜか？同じような仕事が続きます。


またもや、信号で追突。

なので、過失割合は１００：０
オーナーさんに金銭的負担はありません。

デモね、俺には…厳しい

この車もかなり錆びてるし


また、保険屋さんとバトルだな。

エンジン修理したワークスＩｅです。

その後、５００ｋｍ程度は走りました。
白煙は無事に止まりました。

ブローした状態で１ケ月も乗っていたので、排気系に相当量のオイルが溜まった様です。
そのオイルが白煙の原因だったみたいです。

リヤマフラーのフランジ部分からは、未だにオイルが垂れてきます。

エンジンやタービンが異常無かった事が解ったので、ボディーの修理です。
今回は、雨漏りを直します。

ガラス屋さんにフロントウインドーを外してもらいました。

ウインドー下側が、思いっきり錆びてます。

錆びの状態から察すると、前のオーナーさんが購入した時には、すでに雨漏りしてたでしょうね。
錆び方が酷すぎます。

ワイパーリンクのつけ根周辺に、穴。
角の部分から、穴の上の方まで、ずーと錆びてて、が錆びて、雨漏りはここから。

さらに、左は？

もっとヒドイ…
内側の鉄板まで錆が達しています。

この状態でも、よほどヒドイ大雨で無ければ、室内には垂れてこないのですが…
雪国では冬がありますから。

この錆びている部分に付着した水分が凍って徐々に室内方向に成長していきます。
水は、凍ると膨張するので、窓とボディの隙間を広げます。
するとさらに水が浸入し凍ります。

車を使った時の熱等で、氷が溶けて…雨漏り状態に。

雪国では、「スガ漏り」と言います。
　　　　　　　　　↑方言？

とりあえず、ウインドーの接着面の錆を修理して、雨漏りを止めます。

内側は、錆び転換剤にお任せ。
水が入らなくなれば、錆びの進行は抑えられるでしょうから。

後は、ルーフモール周辺の錆びですね。
これから、モールを外してみます。

車の事以外、食べ物にしか興味が無いMASUOです。

本日は、秋の味覚「栗」です。

毎年楽しみにしている、ブランド栗
「西明寺栗」を買いに行って来ました。

この栗、とにかくデカイです。

1個平均５５ｇとか…

自分用に１ｋと、お土産用に２ｋを購入。

お供の５９サンは、すぐ食べれる「焼き栗」を購入。
その中から、大中小と選んで並べてみました。

ね、デカイでしょ？

もっとデカイのもあるみたいですが、「桐の箱」に並べて売る高級品。
人気が有りすぎて、予約しとかないと買えないそうです。

俺は、コレで十分。

食べ応え有りますよ。


栗が終わると…もうすぐ降ってくるでしょうね。
今年も多いのでしょうか？

タイトルが「雪国」シリーズになってますが…

ＧＣ８の作業です。

画像は、リヤブレーキのバックプレート内側。

ブレーキディスクの陰で水が入りにくいハズですが？
こんなに錆びてます！

朽ちて穴が開いている所も

このバックプレートは、インナードラムのサイドブレーキだけじゃなく、キャリパーも支えています。
あまり錆びてると、「ポロッ！」と逝きそうで怖いですよね。

交換することにしました。
この作業で、最大の問題は？

ＡＢＳのセンサー！

かなりの確率で、外れません！！

〇バルＤラーに、バックプレート交換を依頼すると、必ずこのＡＢＳセンサーも交換されます。
でも、ＡＢＳセンサーって、高価ですよね。

たぶん、１５０００円前後はするでしょう。

バックプレートとＡＢＳセンサーを左右交換すると、部品代だけで３０，０００円オーバーです。
ハブベアリングや、オイルシール等も交換して工賃を含むと…

考えたくない金額になる事でしょう。

俺の場合、自分で作業しますが、３０，０００円も出してＡＢＳセンサーを買うくらいなら…
ＡＢＳレス仕様にします。

でもね、努力すれば案外外せます。

雪国のメカニックは、錆び修理に慣れています。

ハンディーのバンドソー＆べビィーサンダーｏｒベルトサンダーでバックプレートを切り刻みます。

こんな感じで、センサーの横の筒を、１け所完全に切り(削り)ます。
この状態なら、センサーが回るので、回しながら徐々に抜きます。

無事に取れました。
あとは新しいバックプレートと共に、ナックルに組込み車につけて。
走行したときに、ＡＢＳ警告灯が点かない事を祈るだけ。

大きな傷は付けてないので、大丈夫だと思いますが。

ちなみに、中古のドライブシャフトが見つからないので、まだ組上げる事が出来ません。
出入りの中古部品商さんには、無いみたい。

コレは、某ークションで落札するしかなさそうです。