ニュル破産だそうです

この記事は、ドイツのニュルブルクリンクサーキット、破産へについて書いています。

本当にツブれるのでしょうか？
もうニュル神話の時代ではなくなるのかも知れませんし？

ニュルブルクリンクの最速ラップって誰が持っているのでしょうか？

手もとにある資料の範囲では、1975年ドイツグランプリはニュルブルクリンクのフルコースで開催されています。このコースはノルトシュライフェと、現グランプリコースの位置にあった、旧ピットストレート～バックストレートだけの短いコースをつないであったハズです。このレースでの最速ラップはクレイ・レガッツォーニの７分６秒４だったそうです。コース全長28.29kmで平均速度192.79km/h。今はどうか知りませんが、当時のF1では公式最速タイムは飽くまでレース中の最速ラップでした。翌1976年はニュルブルクリンクフルコースで最後のグランプリでしたが、雨模様のレースでニキ・ラウダがクラッシュしましたから、レースタイムは低調だったはずです。

1986年頃、ニュルのノルトシュライフェでグループCの耐久レースが行われていた様子です。ポルシェ956オンボードっていうDVDの中で、当時のデレック・ベルが話していますが、ロスマンズポルシェ956はプラクティスで6分30秒くらいだったそうですから、最速はこの辺でしょうか？翌８７年にはニュルの新グランプリサーキットが出来て、ビッグマシンによるビッグイベントはこちらが主体になっていったハズです。

それにしても、これだけ大きな施設の負債を面倒みて、ニュルの再生あるいは存続に手を貸す企業や団体はあるのでしょうか？もうそういった余力はどこにも無いとしたら悲しいことです。

１度は走りに行ってみたかったですが、もうチャンスは無いのですかね～。