中学3年~高校1年あたり、主としてFMラジオで音楽を聴いていた私は、同級生達からの影響もあって当時大流行りであったクロスオーバー~フュージョンを聴くようになりました。
1970年代、FM局はNHK-FMとFM東京しかなかったので、主としてポップミュージックはFM東京からでした。
土曜日の深夜0時~の“渡辺貞夫・マイディアライフ”という1時間番組は毎週聞く楽しい音楽番組でした。若干説明をしておくならば、渡辺貞夫のコンサートライブや、スタジオでの様々なミュージシャンとのセッション録音を毎週放送する刺激的な番組でした。
渡辺貞夫のLPの中でカリフォルニア・シャワー、モーニング・アイランド、ハウズ・エブリシング(これは武道館のライブ2枚組み)、オレンジ・エクスプレス、といったあたりは自分がこのFM番組を聞いた時期と一致しており、全て購入。その後はCDに移行した時代と思います。
それまでジャズの知識は全く無かったのですが、LP版のカリフォルニア・シャワーで聴き慣れた曲のライブ録音を聞くと、曲の構成はずっと長くなっているし各ソロパートのメロディも全然違いました。
なんだろうコレは?というのが最初の感想でした。
その後は演奏毎に異なる曲ができあがるというジャズのスリリングな特性に魅了され、今も最も好む音楽はジャズであって今後もずっとそうだと思います。
↓これはyoutubeをいろいろ眺めていたら出てきたモノ。
1986年の記録ですが、この渋谷某所で行われた演奏は、渡辺貞夫の言わばニューヨークバンドというべき当時若手の先鋭的ミュージシャンを集結したグループと、ブラジルのシンガー、“トッキーニョ”とのジョイントライブでした。
このTV放映は2回放映されましたが、1回目は私がちょっとした大病で人生初の入院中でした。再放送されるのを目ざとくみつけ、ちゃんと自宅で録画し、保存してあります。
ビクター・ベイリー、ミノ・シネルはウェザーリポートの後期メンバーです。天才、ミノ・シネルの天才たるところを知ったのもこのライブ演奏の放映が最初でした。いやホントに驚いたんだから。
<object width="425" height="344">
</object>
他にも何曲かあるのですが多分youtubeで見られるか、いずれ見られるようになるのでしょうね。
Posted at 2011/01/27 22:47:07 | |
トラックバック(0) |
music | 日記