
事の発端はメガーヌ2RSのデュアルマス・フライホイールがメーカー欠品で生産予定の返事も全く無いことからです。
これが諸悪の根源。
今回はエンジン下回りのオイル滲み修理もあるのでエンジンを降ろしてクラッチ交換します。
メガーヌ2やクリオ3以降はデュアルマス・フライホイールといって軸方向中間にゴムの緩衝材が入っているタイプです。
このフライホイールはクラッチ交換の際には緩衝材が傷んでいるので同時交換が原則です。
純正品がメーカー欠品のため、検討した結果社外品のワンピース軽量フライホイールを取ってみました。
英国の某K-Techからです。
クラッチセットはR26.Rに最初から付いているものと同じパーツが国内で入手できました。
K-Techの軽量フライホイールに、純正クラッチを組み込んだところ、クラッチカバーからフライホイールの摩擦面までのクリアランスが大きくなってしまい、クラッチが圧着されません。
理由は新車から付いていたフライホイールと取り寄せた軽量フライホイールでは周囲のリブから摩擦面の距離が4mmほど違うからです。

↑向こう側が新品。
K-Techにコレはノーマルクラッチでは合わないから寸法か品番が間違ったものなのではないかと写真を添付してメールしました。
向こうはクラッチがR26.R用ではないと言い張ります。
しかし、クラッチキットは車両に付いているものと同じです。
???
毎日のやり取りで原因が判明しました。
私の英語のメールは全部google翻訳です。
実に便利なgoogle様。
私のR26.Rには本来付いているべきR26.R用のクラッチキットとフライホイールではなく、メガーヌ2RS225シリーズ用の旧バージョンが装着されていたのです。
私の車両は初期ロットのため(なの?)、R26.R用最終版クラッチキットの生産ができておらず、旧寸法の部品で組んであった、という事のようです。
R26.R用のクラッチキットか、旧バージョンのフライホイールを入手すれば、部品は揃って組みあがります。
日本国政府で閣僚会議を開き、対応を検討中です(爆)
この問題は他のR26.Rにも発生する可能性があり、R26.R専用フライホイールを取り寄せて組む場合はR26.R用のクラッチキットも同時に買う必要があります。
または225用で揃えるか、どちらかです。
おそらくですが、クラッチとフライホイールの外形寸法は同じだと思います。
しかし、たったの12年前のクルマの純正フライホイールがメーカー欠品っていったいゼンタイ何なんでしょうか(大爆笑)
Posted at 2021/10/21 22:14:19 | |
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