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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2010年11月08日 イイね!

東京の地味で豊かな川散歩

東京の地味で豊かな川散歩渋谷に程近い場所にいる。
喧騒の渋谷駅前に比べて、私がいる場所はとても静かだ。
小川のせせらぎの音が聴こえる。時折、大きな鯉が勢いよく飛び出す音がする。

東京はただしく水の街だ。
下町にいけば、無数の運河や運河を埋め立てた細長い公園がたくさんある。
では、標高の高い山の手側はどうかというと、大きな水運はないものの(神田川が比較的大きいか)、もっぱら小さな河川や上水が多数だ。
いまでも、大抵は暗渠か綺麗な緑道になって、これら水の道は残されている。あたかも鉄道網や道路網のようだ。

たったいままで、緑道として整備された、小さな小さな目黒川の川っぺりのベンチに腰掛けていた(真下は地面に水面を見せない暗渠部分)。
このように無数に流れている山の手の川の様子を想像したり、往年の姿に近い水面箇所を眺めてみたりするのは楽しい。
実際に川の網を辿ってみるのもよいだろう。
因みに目黒川を遡れば、拙宅のすぐそばまで行くこともできる。
水は今でも間断なく流れ続けている。
Posted at 2010/11/08 17:56:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 散歩 | 旅行/地域
2010年10月30日 イイね!

東京八重洲口 ~オランダ人のあの人が地名の由来!~

東京八重洲口 ~オランダ人のあの人が地名の由来!~
ウチは新宿駅や渋谷駅に近く、東京駅にできた丸ビルでお買いものを楽しむなんてことはあまりないと思っていたけれど、考えてみれば新宿からJR中央線快速を使って20分もしないところであった。鉄道って便利だなぁ。

東京駅の皇居側の丸の内口が再開発で注目されている。
丸ビル界隈はもともとが江戸城内のお屋敷跡だったこともあり、空間がゆったりしている感じがしていてとても好き。
加えて、丸の内側の駅舎は開業当初の赴きを再現したものを作るために鋭意工事中で大いに注目されているが、ちょっとまったー!

丸の内側の反対側の八重洲口を忘れてはいけない。
新幹線が発着するのは八重洲口の側だし、全国に向かうバスが発着するターミナルも八重洲側。だから、東京駅の表玄関はどちらといえば、八重洲口も負けてはいない。



八重洲の地名の由来は、徳川家康の元で通訳などをして活躍したヤン・ヨーステンというオランダ人の邸宅があったことからつけられたという。ちなみに、お隣の有楽町は織田信長の弟の織田有楽斎の館があったことから地名となった。
雑学として使ってみましょう。東京駅近辺の地名は江戸時代の名残りを残すものがかなり残っていて、あれこれと想像するのも楽しい。
ちなみに、江戸の街の大部分は埋め立てで造られていて、日比谷辺りなんかは入江だったらしい。
八重洲付近も一面の洲であっただろうと思われる。そんな場所をきちんと埋め立てて、都市の基礎を造った家康に拍手。ヤン・ヨーステンは江戸湾(東京湾)を悠々と眺めて、故郷の海を思い出していたりしたのだろうか。

八重洲の名物は「これだ」というものはあまりないと思うけれど、だからこそ発見する楽しみは十分にあると思う。
巨大な東京駅隣に巨大地下駐車場が八重洲にある。
首都高とも接続しているという八重洲の巨大地下駐車場のありさまを見るだけでわくわくするし、いざとなれば実際に駐車場に停めてみてもいいわけだ。


画像は避難口だと思われる。自動車・二輪は別途出入り口があるのでご心配なきよう

以前に紹介した日本橋や日銀も近いし、銀座や築地だって歩けて行ける距離だろう。健脚な人は隅田川を超えて、月島でもんじゃを食べるというのも面白いだろう。
皇居を見学・遥拝されるのも良いだろうし、丸ビルなどでショッピングを楽しむのも良いけれども、こちら八重洲口も是非お立ち寄りあれ。
八重洲で自分のお気に入りを探し、そのあとぷらぷらとお散歩すれば、著名なスポットが数多く点在する。
そんな八重洲をぜひぜひご堪能あれ。

フォトアルバムはこちら→https://minkara.carview.co.jp/userid/730895/car/643437/2303616/photo.aspx




Posted at 2010/10/30 18:13:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 散歩 | 旅行/地域
2010年10月29日 イイね!

日本橋で立ちどまろう

日本橋で立ちどまろう
東京に架かる日本橋は諸街道の起点として有名。
実際の日本橋は、首都高速にすっぽり覆われていささか地味なのだけれど、だからこそ歴史を感じるのかもしれない。
洋風味な橋のデザインからも、明治時代の文明開化の息遣いが未だ根強く聞こえてくるような感じもする。



首都高速の構想はすでに戦前からあったらしいけれど、具体的な着工が始まったのは戦後になってから。東京の首都高でも、完成が古い路線は川を日干しにして、その部分を高速道路にしたり、日本橋に架かる路線のように、川の上をまたぐように建設されたことがほとんどだったようだ。



既に戦後の復興が始まっていて、建物が密集していたので、早期に低コストで道路建設するには一番手っ取り早い方法だったというわけ。
日本橋の上を覆う首都高都心環状線を見ると、そんな時代の名残りがそのまんま発酵もせずに残っている。

日本橋界隈には19世紀の明治維新初期を彷彿させるような近代西洋的な雰囲気の建物がたくさん残っている。日銀や三越などがそうだろう。





日本橋は丸の内などの有数のビジネス街も近く、橋をのんびりと眺めているような人は見掛けたことがないけれど、どうせ橋を渡るのであれば、往年の雰囲気や歴史を感じ取ったほうがお得なのではないかな、と私は日本橋を通るといつも思う。

フォトアルバムへのリンク
https://minkara.carview.co.jp/userid/730895/car/643437/2302182/photo.aspx
Posted at 2010/10/29 11:38:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 散歩 | 日記
2010年10月25日 イイね!

M・T氏との逍遥 ~葛西でハイテンション・越中島でいとわびし・門前仲町で食道楽~


私とM・T氏との出会いは、偶然過ぎて天の計らいであるかのごとく劇的である。
詳しくは述べないが、その後、今に至るまで親しくしていただいている。
氏とは非定期的に都内をぶらり散歩を行う。最初は私が何気なく提案してみたのだけれど、一年前の今頃に初めて散歩を初めてから、はや四回になる。
非常に昔のことのように思われるが、まだ一年しか過ぎていないともいえる。
時間というのは非常に心理的なものなのだなと思う。

江戸川区の葛西駅にて待ち合わせ。天気はむろん晴れ。この季節にしては暑ささえ感じる陽気だった。
ちなみに、私はあっぱれなほどの晴れ男である(と思っている)。
葛西駅を待ち合わせ場所にした意味というのは、互いの便がいいというわけでもないし、それほど入念に考えたわけでもないが、なんとなくの直感で私が決めた。散歩のようなぶらりぶらりと弛緩させながら楽しむときには、何事も適当でいいのではないかと思うし、直感から織りなされた散歩行程のことごとくが楽しく、感傷深く、いわばいいことづくめであったのだ。
ちなみに、江戸川区は東京の最東南部で、区内東部を流れる江戸川を超えると、すぐに千葉県で、ディズニーランドを擁する千葉県浦安市も間近である。

「これは欲しいな」
M・T氏は本当に心から欲しいなというような調子で述べる。ただし、口調が穏やかなせいか、物欲しさというよりは、純粋無垢な童心さを氏は時折述べる。氏の感受性が非常に広くて豊かな証左でもあるが、氏は同時に丸の内に通うエリートのビジネスパーソンでもあり、私はどうも氏のエリートさと童心さが共存していることが面白く、また親しみを感じてしまうのである。
ところで、氏が欲しいと述べたものとは、地下鉄路線を運転するシミュレータ装置である。
葛西駅に隣した場所に地下鉄博物館という建物があり、そこでの一幕を私は述べている。私たちはそこをまず起点として散歩をすることにした。
地下鉄博物館は地下鉄愛好家以外にも楽しめる場所だと思う。狭苦しい場所でもなく広大な場所でもない。程々の場所に好事家よりも、子供が目立つ。そんな空間である。ただ、初期の地下鉄銀座線や丸ノ内線の車両が展示されていたり、
シミュレータではおそらく往年の運転士の方が、状況ごとの運転方法(坂道での加減速や駅に停車するときのコツなど)を教えてくれる。
非常に実りのいい穂のように、収穫が大となる場所で、おすすめである。
M・T氏の精神も心なしか高揚していて、沈着な氏にしては珍しい。
ちなみに、互いに鉄道に興味はあるが、鉄道に対してとことん入れ込んでいるというわけでもない。そんな程々の興味を持つ人間でも十分に楽しめるのだ。



葛西駅から歩を西へ進める。同じく東西線の西葛西駅を目指す。
「接骨院が多い」
氏は非常に鋭敏で独特なセンサーを備えているようである。葛西は都心にも近く非常に住み心地の良い街であるくらいに思っていた私は、この氏のセンサーに驚いた。たしかに、言われてみれば接骨院の数が多く、なぜこれほどに接骨院がたくさんあるのかが皆目見当がつかないので、
「ほねつぎの人たちが集って、街を形成したのかもしれませんね」と私も見当がつかないような受け答えをした。



西葛西駅からは都営バス(通称・都バス)に乗り、より都心に近い西側の江東区まで一挙に向かおうとした。発案は私なのだが、バスという小さい空間の中で同じ人たち(乗客)と乗っていて、会話などを聞いてみると、その土地ならではの話なんぞが出てきて面白いかなとも思ったのだ。
それにしても最近のバスは乗り心地が良い。昔の長く突き出たシフトノブで操作するバスはときどき、シフトのときにごりごりっという音をさせながら、よくノッキングのような挙動を示していたものだが、今はそういう場面も少なくとも都内では見なくなった。

大河ともいえる新中川と荒川(放水路)を渡る。荒川放水路とは人工で作られた河川で、昭和のはじめにこれほどの巨大な河川(放水路というよりはもう立派な河川の佇まいだ)が作られたということに驚きを感じる。軍艦が一隻購入できるほどの資本を投下したのだ。一大プロジェクトといっていい。
放水路建設の目的は隅田川の氾濫を防ぐためだとされるが、放水路完成以降、隅田川では川の氾濫は一度もないという。流域面積でいえば、都区内一だろうし、全国的に見ても屈指の規模なのではないか。

江東区に入った。江東区東部は城東地区と呼ばれ(江戸城の東という意味であろう)、往年は京浜工業地帯の中心で工場が密集していたが、工場の郊外移転以後はその広い立地を利用して、大規模な高層マンションやショッピングモールがあり、都区内としては異質な景観を見せてくれる。
境川というバス停で降り、草の群がる無機質な柵に向かって歩を進める。
越中島貨物線の線路である。
貨物輸送はとうに廃止されているが、運行自体は行われている。ただし、非電化区間のために、電車は入れずに主役となるのはディーゼル機関車となるが、そうそう走っているものではないので、走っていればいいななんて思っていたら、私たちの方向に向かって走る一大のディーゼル機関車が見え、反射的に二人してシャッターを切る。この光景を後から想像すると可笑しくて仕方ないのだが、それほどに貴重な瞬間を私たちは経験したといってよい。



越中島貨物線にはかつて小名木川駅という貨物駅があり、私はよく記憶に残っている。コンテナが無数に置かれ、いかにも貨物駅であるという風情であったが、いまはその痕跡はほぼ皆無で大規模ショッピングセンターに変化している。
私たちは旧小名木川駅より南にいまだ現存している越中島貨物駅を目指している。路線は単線で手入れもほどほどという感じである。そんな路線に、中途、交通量の多い道路に貨物線の踏切が直角していている。
道路は交通量の多さから分かるとおり、今でも繁茂している。一方で貨物線は実際には貨物輸送が廃止され、線路を通りゆく機関車も日に数度もあるかどうか。
これらが一つの空間に共存しているさまが非常に面白い。




これは必然なのかたまたまなのか、越中島貨物駅の隣には地下鉄東西線の車両基地があり、JR京葉線の路線も貨物駅傍を走っていて(これは貨物線と多少の関係があるのかもしれない)、一つの鉄道密集地帯を形成している。
この付近は埋め立て地帯で、少し前まで陸の孤島と呼ばれていたくらいだった。
したがって、車両基地や貨物駅を設置する空間的なゆとりがあったのだろう。
今は豊洲の高層マンションが間近に見えて、その空間的な様相はだいぶ大都市らしくなってきているといえるかもしれない。



貨物駅を高架から眺めた頃は、もう夜が暗くなっていた。
実は越中島貨物駅からさらに路線が伸びていた。
東京港湾鉄道と呼ばれ、晴海や豊洲方面まで伸びていた。
随分とまえに廃止されたが、長らく路線が残され、今でも一部線路が残されているという。今回の散歩で確認した限りでは、貨物駅から500メートルほどのところで、線路が寸断されており、これが東京港湾鉄道の線路だったのかどうかは定かではない。いつまで放置されているのかはわからないが、私は往年栄えていて、今は廃墟と化したような光景を眺めて、応時を想像するのが好きなので、できる限り放置されたままにしてもらいたいと思っている。



日がすっかり暮れた。
門前仲町の界隈で一杯やろうという話になり(というか、すでに私たちの散歩ではお約束になっている)、にぎやかな商店街のなかで、雰囲気や味が良さげな店を探す。
M・T氏は店探しの嗅覚も優れていて、氏の直感に委ねるとまず間違いなく、満足できるお店に遭遇できる。
そこで、今回も氏の直感に委ねることにした。
それにしても、直感の作動原理とは不思議である。
どのようにして閃きが生まれるのだろう。
直感が生じるきっかけを多少なりとも論理的に説明していただきたいと思っていたが、あっさり忘れていた。

テーブルに七輪が載せられる。サザエや焼き鳥などを自分で焼くというシステムだ。
特にサザエは海の匂いというか、海の家のような匂いが漂うようで非常においしかった。つまり、味も抜群で氏の直感はまたしても正常に賢明に作動したということである。その他ほっけや刺身など様々なものをほおばったが、どれもおいしかった。
きんきんに冷えたビールも運動をしてきた身にはたまらなく、極楽浄土はかくあるべきやなんて思ったものである。まあ、冗談だが。

M・T氏は気前がいいというのか、私はいつもご馳走になっている。
万事が人の喜びを見るのが自分の喜びでもあると感じる性質の人なのかなとも思う。
というわけで、私は焼酎もいただき(氏も焼酎好きだが今回はビール飲み)、遠慮なくご馳走に預かることにした。
こういうときに無用な遠慮は必要ないと思っている。遠慮は謙譲の美徳だが、過度な遠慮というのは好みではない。
従って、ただ感謝すればいいのだと思う。

門前仲町の駅で解散し、各々帰路へ。
帰路に氏からメールがあり、今日の散歩で一番最初に訪れた地下鉄博物館で、地下鉄の車両運転をシミュレータしている私の写真を画像添付して送ってきてくださった。
こういう点は非常にマメで、いつも感心するのだが、うっかりと人の名前を間違えてしまう点などもあり、茶目っ気もある。
まあ、人物評はともかく、大いに楽しめた。
M・T氏には心から感謝申し上げたい。

フォトギャラリー→https://minkara.carview.co.jp/userid/730895/car/643437/2296586/photo.aspx
Posted at 2010/10/25 13:49:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | 散歩 | 旅行/地域
2010年10月23日 イイね!

取り合えず〆

取り合えず〆日本散歩連盟の第四回非定期散歩会を開催。
今回は江戸川区葛西を起点に江東区門前仲町まで。
都営バスも駆使し、都区内西部とは違う雰囲気を堪能。

散歩ののちは、久し振りに焼酎・ビールを片手に美食三昧。今回も大満足。

往年の貨物路線や列車を偲ぶ散歩に結果的にはなったかな。鉄道好きではないけれど、草がぼおぼおに生えたやる気のない非電化路線や、廃線趾が印象深かった。また、私にはゴルフの才能があるんだなということに気付いた気紛れ道中でもあった。

九段下駅着。下町は遠くなりにけり。
Posted at 2010/10/23 20:45:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 散歩 | 旅行/地域

プロフィール

「2018年の小倉駅近辺〜
昭和〜😆」
何シテル?   08/21 01:33
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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