2012年09月08日
今、巷で最もHOTなクルマ。トヨタ86に乗ってきました!
買ったのは都内在住、会社の後輩・Oクンで、今までヴイッツRS(AT)、MR-S(シーケンシャル)と乗り継いできて、ついにMTの86になったのです。
ミッションだけ見ると段々とMT化への道を歩んでいるように思えますが・・・Oクン、実は大のMT車嫌い。
86もATにしようとしたらしいのですが、周りの「86はMTだろ!」の声に押され渋々MTにしたとのことでした。
実車を見てみると、結構大きいんですね86って。
3ナンバーサイズだったとは・・・でもグレーメタリックはなかなか渋くてカッコいいですね。
で、早速彼の運転で86を出発させてみると・・・半クラ使いまくり、シフトチェンジ時には激しいショック、停車時クラッチ踏み忘れてエンスト・・・これでは86が半年で壊れてしまいます。
これは練習が必要だと思い中央自動車道で空いている富士五湖へ行き、じっくりMT車の特訓をすることに(ホントは86を運転したかったの(^^;)
まず中央道に入って思ったこと・・・タイヤのせいだと思うのですが結構耳障りなロードノイズが気になりますね。
タイヤサイズはプリウスのツーリング系と共通のミシュラン、17インチなのでハイパフォーマンスな86にはもうちょいしっかりしたタイヤのほうが良かったように思えます。
しかし、そこは最新のFR車、直進安定性は全く問題ありませんでした。
なんとか無事河口湖ICに着き、西湖へ向かいます(高速道路は問題なかったとのこと)
西湖の周遊道で練習開始。やっぱりAT車に慣れすぎていたせいか、とにかくギクシャクが激しくシフトチェンジの意味も理解してない様子。
「やっぱATにすれば良かったッス」と弱音を吐いてしまう始末。
「じゃあ俺が実際に運転してみるよ(ヤッタ!)。手足の動きをよく見てて」という口実の元、運転をしてみると・・・スッゲー楽しいクルマでした86!
水平対向エンジンは快音を奏で、6速マニュアルを駆使し、FRならではの挙動がちゃんと生かされているハンドリングといい、すっごい面白いドライビングでした。
Oクンのことをすっかり忘れて運転に熱中しちゃいました(汗
それを見たOクン、口を開けてアングリ(笑)
しかしOクンはレクチャーの結果、スムーズな発進とシフトチェンジ、シフトダウン時のダブルクラッチをマスターしました。「やっとMT車の面白さが少し分かったッス」とは言っていたものの、まだAT車への呪縛は解けていない様子・・・
MT車の面白さをもっと徹底して仕込むことにします!
あ、決して僕はドラテクが優れているわけではありません。ただ、ビートに乗っているのでMT車の運転に慣れているだけなんですが・・・(汗
あと、決してAT車が悪いと言っているワケではないんです。ただ、彼のようなクルマ好き、運転好きには、基本であるMTを知ることによってクルマとの付き合い方や考え方が、より楽しい方向へ変わってくる、と思うんです。
「基本を知る。」というのはクルマに限らずどんな世界でも守るべきセオリーだと思いますので・・・
しかし、普段SAIのような大人しいエコカーに乗っていると、思いっきりぶっ飛ばしてぇなあ!と思う時があります。やっぱり環境やら燃費を気にかけて運転しているとフラストレーションが溜まってしまうのかな・・・
走りを予感させるスポーツなクルマにはいくつになってもトキめくものがありますね。男の本能とも言える感じでしょうか?
86、最新のクルマとしては珍しく、エキサイティングで味わい深いクルマでした。
Posted at 2012/09/08 03:17:54 | |
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