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中古ピストンで組むつもりだったんですが、新品のφ83.5を入手したのでこれで勝負することにしました。
なぜかトラストに縁があるようで、これまたトラスト製の鍛造です。
重量はどんなもんかと年代ものの天秤を引っ張り出し、計測してみると395ｇでした。



なかなかバランスいい感じ♪
へたにいじらん方がいいかと。
添付の能書きにも重量誤差は0.1ｇ以内とか書いてあるだけのことはあるようです。

いまどきのピストンとはかけはなれたデザインに年代を感じつつも、やはり気分いいすね。

にしても当時天秤と重りで3諭吉弱も出したんだな、今ならANDのデジタル秤0.1ｇまで計量可能なヤツが欲しいね～
そんなに使用頻度がなさそうなのでちょっと手が出ませんがｗ

手をつける予定ではなかったのですが、とりあえずざっとやってみました。
レンスポンスが良くなるわけでもなんでもありませんが、トラブル回避のために昔のエンジンはよくやられていたかと。
見た感じ大きなバリや気になる鋳肌もなかったんですけども。


んで、重たいブロック（CAなんぞ軽い部類に入りますが)をあっちむけてこっちむけてしていたら、ネジ山に異物を発見。

アップで見ると

SSTの千枚通しで格闘の末、ほじくり出したのはシール剤でした。
そういえばここはオイルラインでした。
一瞬心配してしもた(汗

いまどきは土曜日休みなんですね
電話してみても繋がりません(^｡^;)
さて顔見て話して発注したいんですが、どうしたもんか。
千葉か東京、埼玉の千葉よりあたりで情報ありましたら、コメでもメッセージでもお待ちしておりますm(_ _)m

さて、できること進めよう

予告先発どおり、今回はブロックをバラします。
と言っても、ピストンやクランクなどの大物はすでに摘出済みなので、細かいところがメインとなります。

ではさっそく。
ラダービームとクランクキャップを外すだけですごく進んだ雰囲気ｗ

オイルエレメントやらクランクケース内のバッフルプレートやらウォーターポンプなど、じゃまものはバシバシ外します。
油圧のセンサーは珍しい26mm

画像が前後しちゃいますが、ピストンクーラーのジェットを外したい

10mmの12角のボックスでちょうどいいんですが、けっこうかたいｗ
締め付けトルクは3.6kなのでうなづけるような・・・。
２番で嫌な感触
野郎、ナメやがって！
諸先輩方のアイデアを拝借し、結局はタガネで破壊したらあっさり外せました。

あとはスクレーパーでガスケットやシールをはがしたり、水回りのサビを落としたりなど。
う～ん、地味(笑

そうそう、以前コンロッドボルトの件を書きましたが、ARP製の強化品をあいそうなものを探して流用できないか？というやつ。

寸法的にイケそうに思えたＬ型用はCAが圧入タイプに対し、非圧入(こんな表現が正しいかわかりませんが)なのでメリットがない。

ならばと期待したRB26用は全長が5mmほど長く、コンロッドナットを全部締めこむところまでネジ山が切ってないのでこれまたNGという結果が判明しました。

残念ですが、純正新品が妥当な手段という方針に決定します。

そんなに甘くないっすねぇ(笑