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九郎田一馬のブログ一覧

2011年02月12日 イイね!

オートメッセと、リーフと、あれこれ。

オートメッセと、リーフと、あれこれ。さて、予告通り本日、ツイッターで展開中の「12時間無料レンタルキャンペーン」に当選させて頂いた権利を使わせて頂き、日産のリーフに乗って「大阪オートメッセ」へ行ってきました。


メーカー系はトヨタのみ、タイアメーカーはゼロ(グッドイヤーの袋がもらえない!)、展示規模もかなり小さくなって「これで前売り券2000円の価値はあるのか!?」との前評判でしたが、いやー個人的にはとっても楽しめました(笑)。あのSTIの辰巳さんとお話させてもらえたり、フェラーリ458を筆頭する輸入スーパーカーもいたし、最新のドレスアップトレンドも掴めたし…


と言いつつ、9時に入場して13時に退場(笑)。そして再び、好奇の?目を大量に浴びるのを感じながら、リーフのインプレッションを再開、急速充電でたっぷりと航続距離も確保して…



という矢先に、まさかの出来事が。





片側2車線の直線道路。速度は50キロくらいでしょうか…右側車線を走行中、斜め前方にいるワゴンRが、なぜか突然に進路変更でこちらへ!「危ない!」と思って反射的にフルブレーキ、なんとか回避…と思ったところに、止まりきれなかった後ろのラパンが、リーフのリアにゴツン。



…そうなんです、最新のEV、まだ300kmしか走ってないリーフをお借りしている時に、なんと事故を起こしてしまったのです(汗)


幸い、速度が低かった事もあって、双方ドライバー同乗者に怪我なく、クルマの損傷もバンパーとナンバープレートが少し凹んだ程度。相手の方にも状況が状況だけに、怒るというより同情し合う感じというか…悔しいのは、原因であるワゴンRのナンバーを確認できなかった事(汗

警察にすぐ連絡して事故処理してもらい、意気消沈しつつそのまま返却…。軽微とは言え、新車のリーフを傷モノにしてしまった事実に変わりはなく、申し訳なさで一杯だったのですが、日産レンタカーの方にはとてもご丁寧に、しかも身体の事まで気遣ってくださり、本当にもうすみませんの一言…(涙


せっかくの息抜きのつもりが、とんだ災難日になってしまいましたが、リーフのほうは一応100kmオーバー走る事ができたので、また後日詳細レポートはキッチリと。あとは、今のところ大丈夫だとは思いますが、身体に異変がない事を祈るのみ……


改めて、安全運転への認識を改めた次第であります。自分の戒めのためにも、ここにしっかりと記しておきたいと思います。
Posted at 2011/02/12 23:35:38 | コメント(5) | トラックバック(0) | コラム | 日記
2011年02月12日 イイね!

<コラム> 今後の試乗記予定集(!?)

<コラム> 今後の試乗記予定集(!?)こんばんわ。


就活本格化につき、毎日古今東西駆け巡る日々です。
前回のFJクルーザーのコメントも返信できておらず…今しばしお待ちを!!汗




さて、そんな多忙極める中、
なぜか色々とネタ的にはストックがありまして…笑
それを簡単にご紹介。
いずれこの3本は、
キチンと試乗記にしてまとめたいと思っています。



まずは、新型ヴィッツ。

トップ画像のピンク色のヴィッツは、前回の池袋アムラックスでFJクルーザーに乗った際に同時に借りていた、1.3Fスマートストップ仕様。この時は本当に街中チョイ乗りでしか試せませんでしたが、早くもレンタカーで配車されており、ちょうどクルマを使う機会があったので、溜めていたポイントを使って格安レンタル(笑)。



借りたのは基本のモデルとなる1.0F。最初に借りた客が自分、というまっさらド新車を、馴らしなぞ無視して(爆)、いつものテストコースで一般道の渋滞、高速巡航、ハイペース巡航、ワインディング、たっぷり400km試す事ができました。そのロングランで印象が変わった点、また兄弟車ラクティスの雑感なども混ぜながら、アップしたいと思います。


次に、スバルのステラ。



これはたまたま友人たちとドライブに行く際に一番安い軽クラスで予約を入れたら、こちらもまた走行2000kmのほぼ新車なステラが割り当てられて、狂喜乱舞(言い過ぎw)。ぜひ1度スバル最後の軽の実力は試しておきたかったので、願ったり叶ったりでした。印象を簡単に言っておくと、その期待は裏切られず。いや、走りのクオリティにびっくり。ただ、そのこだわりがあるからこそ軽撤退という悪夢のシナリオも想像できてしまうわけで…このあたりの想いと悲哀を含めて、また試乗記にて。



さて、お次。これはまだ未試乗。というか、明日…正確には、今日、乗る予定です。ついでにこれに乗って大阪で開催される、オートメッセに参加してきます。その車種は、今注目の、これ。



そう、今話題のリーフ。プレス試乗会の前に、たっぷり試せる機会を設ける事ができました。もちろん、たっぷりと言っても、この久々大阪で積雪を記録する猛寒波。条件としては最悪ですが、これも実力を試すのにいい機会となりそうです。幾度と乗って味わい尽くしたアイミーヴの印象の良さを超えられるかどうか。そして日産の意気込みを商品からどう感じ取れるのか?今からとても楽しみ。こちらもたっぷりと詳しく紹介する予定です。



さ、もうこれだけ忙しいと、こういう事やっているのが数少ない娯楽w とりあえず雪が積もらない事を祈りつつ、リーフにワクワクしながら、今夜はこのあたりで。
Posted at 2011/02/12 00:58:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | 日記
2010年12月29日 イイね!

激安レンタカーのススメ!

激安レンタカーのススメ!さて、今年も残すところあと2日ほどとなりました。


そんな寒波襲う年末、昨日はスズキの説明会の為、静岡へ。
会場は「スズキ歴史館」。
もちろんメインは説明会と

これがもう…楽しくて楽しくて…笑

圧巻は3階の歴代スズキ車展示コーナー。

スズライト、フロンテクーペ、キャリィ、
そしてあの迷車?X-90まで。

一番印象的だったのは
貴重なリアスポ付きの
真っ赤な前期型カプチーノ。
もう、当然ですがビカモンの保存状態。
盗みたかった…笑




さて、今回の静岡までの足…
新幹線を毎度使うわけにもいかず
かといって大阪→静岡を在来線だと日帰りが厳しく
かといって泊まるとなるとさらにお金が…
ということで、貧乏就活生は、交通費節約との戦いです。


そんなわけで、クルマ好きのメリットを生かし…
そうだ!車で行こう!
というわけで、今回のネタにつながってきます。笑

最近「激安レンタカー」が流行の兆しを見せています。
いわゆる店舗構えをするのではなく、ガソリンスタンドなどで「副業」として車を貸し出す。当然メンテナンスも給油もそこで行えば良いし、厳しい経営を強いられるスタンド側としては貴重な収入源の拡大ですから、これ以上いい事はありません。その分店舗費不要、また中古車を利用することで、割安な価格設定となっています。

そして、ここからなんですが、「クルマオタク」なユーザーとしては、割安な価格以外にもう1つメリットが。それは「中古車」を利用する…つまりは、今となってはもう試せない、ちょっと昔の不人気車なんかを、自分の行きたいところ試したい場所でたっぷり楽しめる…そんなメリットもあるんですねぇ。特にまだまだドライバーとしてはヒヨっ子なクルマ大好き大学生としては、その割安な価格以上の魅力を感じたり……笑


ということで、往復約600km。その道のりとして「ちょっとゆとりのある排気量のクルマを…」と、チョイスしたのがこれ。



P12プリメーラ。2.5LのCVT(6速Mモード付)です。
デビューしたのは今からもう10年ほど前、好き嫌いはおもいっきり分かれるであろう…結果、日本市場では拒絶反応が起きw生産が終了してしまいましたが、それはまさに「時代が悪かった」?もしくは、プリメーラという名前が相応しくなかったのかもしれません。



そんなプリメーラ…かくいう自分としては、これがもうデビューしてから大好きだったのです(笑)。さて実際に2010年暮れに見ると…今見ても斬新なデザイン。ただその代償として見切りは相当に悪く、この時代での純正ナビでもバックモニターが装着され、また「デザインを台無しにする」日産の悪しきダサいコーナーポールも装着されていました。

いやー、しかし今見てもすっごい形。そして変な色。笑
ボディの状態も傷多めで良好ではなく、下取り価格は限りなくゼロに近いのでしょう。けども「不人気車」大好き人間の自分としては、どこか惹かれてしまうところがあるのです。まだ走行距離も6万キロ強。



明るいエクリュの内装は、これもエクステリア以上に大胆なデザイン。当時「ITドライビング」なんていうキャッチコピーで、まるでキーボードのように操作可能…というものでしたが、こちらもまたエクステリア以上に賛否両論(苦笑)。

で、実際今回10年という時を経て、たっぷりと試してみたのですが…。



いやぁ、これが実にいいんですよ。笑
確かに慣れるまでは時間がかかりますが、一度ある程度のボタン操作を頭に入れる事ができれば、本当にブラインドタッチで操作可能。今各社がインターフェイスの新たな構築に躍起になっていますが、10年も前にこのブレイクスルーにチャレンジした精神…そしてそれだけでなく、今でもある程度真っ当な使いやすさを実感できた事に驚きました。いやほんと、BMWの某ナビシステムなんかよりはるかに使いやすいです(笑)。



さて、実際の走りは…こちらはその斬新でスタイリッシュな内外装とは裏腹に、やや時代を感じさせる…という印象になるのは仕方ないところでしょうか。直噴のQRのガサツなフィールに、ちょっとクセの残るCVT。ステアリングはガッシリと重く、足はハード。この雰囲気とは裏腹な男っぽい走りこそ、良い意味でも悪い意味でも、あぁ日産らしいなぁ…と。笑

もちろん、もう立派な「中古車」なので、走りの印象をそのまま伝えるにはハンデがあります。ダンパーは終わり気味でダンピング不足の傾向がはっきりとありますし、ボディも緩くなってきしみ音はいたるところから。しかし、まぁこれがよく走ってくれて、実に快適。なぜ?



まず1つはシートの出来の良さ。当時このP12のシートは相当気合いを入れて開発されていたらしく、日本車では珍しいシュクラ社製のランバーサポートが装着されています。これが実に効果的で、道中往復で10時間以上運転しましたが、腰痛持ちの自分でも一切疲れず。足が多少ドタバタしていてもシートがキチンとしていれば全く疲れない、という典型的な例ですね。



そしてもう1つ。これはこの個体に限っての事なんですが、装着される16インチタイア…その銘柄は…。写真ではちょっと分かりにくいのですが、なんと「ブリヂストン」の「レグノGR-9000」が装着されています…!!!言うまでもなく、ブリヂストンの中での最上級コンフォートタイア。店頭価格でも、そりゃぁもうべらぼうに高いです。BS党の自分が言うのだから間違いありません。笑

このあたりのメンテ状態の良さは、ガソリンスタンドならではでしょう。こんな高級タイアを装着するなんて、まぁまず普通のレンタカー屋でもありません。

(ちなみになんですが、関西で唯一CR-Zが借りられるオリックスレンタカー京都駅前店さんなのですが、ここの個体のCR-Zは、先日全てフロントタイアのみ、ヨコハマの純正アドバンから、ブリヂストンの廉価版タイア「スニーカー」に交換させられてしまっており、フロントグリップもステアフィールもガタ落ちしており、がっくりしたのです。)

全国チェーン店でこれですからね。激安レンタカーでほぼ新品のGR-9000履いてるなんて、奇跡に近いです。もちろんその印象は抜群で、まぁロードノイズが静かな事!もちろんプリメーラ自体の静粛性も良いんでしょうが、さすがレグノ。乗り心地面でも随分とこのタイアに助けられた部分が多かったと思います。

そんなシート、タイア、そして街中ではどうも硬めな足も、速度を上げるにしたがっていい感じでフラットになっていって……高速80~100キロの速度域が、まぁなんとも気持ちいい。笑 この時のエンジン回転は2000回転を少し切るくらい。少しフィールがガサツな分、低速ではトルクたっぷりな2.5L4気筒エンジンも、回すよりこう淡々とクルージングする方がキャラにマッチしており、こういったところではCVTのだらしないフィールも気にならず。いやぁ、トヨタレンタカーでヴィッツ借りるのと同じ価格だなんて信じられません。笑




唯一、ずっと慣れなかったのが、この小さなドアミラー。もう見るからにデザイン重視。見切りの悪さには慣れましたが、このミラーの小ささは常に気になりました。こういった部分でも、どこかデザインに偏り過ぎな部分が多いのは、「斬新」なのではなく、ただ「奇抜」なだけのデザイン。ま、細かいところですが、重要は重要です。

あと時代を感じると言えば…燃費。往復でほぼ高速オンリー、淡々とクルーズするだけでさして飛ばさずに、燃費はなんとか11㎞/L台…といったところ。ま、排気量を考えれば…ハイブリッドだけでなく、最近のクルマって、燃費良くなってるんだなということを実感しました。


で、今回P12に実際乗って、えらく気に行ってしまい、ちょっとSR+6速MT搭載という超コアな「20V」なんていうレア車の中古を探してしまったりもしてるんですがw、この時期の激安レンタカー、大阪で借りる一番のお勧めは、個人的に、これです。










いゃぁー、似合いますねぇ。笑

そう、レガシィツーリングワゴン。しかも2代目のBG。個人的には歴代レガシィの中で今でも一番好きなデザインです。いいですねぇ…。

激安レンタカーで借りたのは、96年式の250T-B。ターボではなくNAの2.5Lボクサー4に、ビル足や16インチタイアなどターボの足を装着したモデル。もちろん4WDで、エアバッグもABSも付いてます。



これに、50扁平という贅沢!なサイズのスタッドレス(ヨコハマのアイスガード)が装着されて、1日借りて8000円ちょっと。もう、スキー大好きな学生、けどバスツアーじゃ自由に行動できない…でもってクルマ好きな自分にとっては、たまりません。笑 ただキャリアなしなので、ギリギリ4名乗車しかできませんが。その変わり、オプションの特大サンルーフが付いてます。笑



実は、昨シーズン、これで大学の友達3人とスキー・スノボに出かけた際に、このレガシィを借りたのが激安レンタカーとの出会い。ちなみに、普通のレンタカー屋さんでは、スタッドレスで2WDのヴィッツやデミオで、1日借りて9000円くらい。14年落ちでエコカー補助金で25万円対象になっちゃうくらいのクルマですが、そこはなんといってもレガシィ。絶大なるネームバリューに賭けました。笑

その実力は、もういかんなく発揮されました。当日スキー場へ向かう時は道は大雪の影響でスタックするクルマが続出。そんな中、ホント鼻息まじりで抜群のトラクションを発揮しながらグイグイと登っていく、14年落ちのレガシィ。もう、一発で惚れてしまいました。笑

もちろん、今回乗ったプリメーラよりも、年式を実感する部分は多々あります。アイドリング時の振動、シフトショックの大きさ、頼りないドアの開閉感、有り得ないほどに暗いプロジェクター式ヘッドライト…しかし、個体のコンディション自体は良好で、走る事に関しては全く問題なし。むしろ雪道での安心感はもう絶大なるもの。雪国住むなら絶対にスバルを買うと心に誓った瞬間でした。笑 それだけに、現行レガシィの、あのブサイクさったら……泣きたくなります、リアルに。




他にも、HR-VやファミリアSワゴン、100系クレスタなどなど…面白そうなクルマがまだまだw もちろんこれから就活でそんな事も言ってられなくなりますが、自己所有というのが難しいビンボー学生としては、こんなクルマの楽しみ方もあり…かな?と思っています。自分のクルマを持つために、こういった古いクルマをじっくり味わえるのは、それだけで勉強になりますからね。


さて、また今回も長くなってしまいました。来年もよろしくお願いします。皆さまよいお年を!
Posted at 2010/12/29 22:32:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | コラム | 日記
2010年11月16日 イイね!

自分のベンチマークって、なんだろう? その2

さて、
自分のベンチマーク車探し、
の第2弾です。

散々引っ張ってしまいました。苦笑





前回は、ゴルフⅥを例にあげましたが
これはいわゆる「左脳」的判断の基となるクルマ。


もう1台は対比しまして、
「右脳」的クルマ、
つまり理屈や理論どうこうではなくて
直感と本能で味わえる、
そんな1台…それも、国産車からピックアップしました。




そのクルマとは。























はい、マツダ・ロードスターです。

これまた王道!と言われそうですw

あえて「現行車種」にこだわりたいので、ロードスターの中でも3代目のNC、しかもマイナーチェンジされた後期型のNC2、しかもしかも加えて6速MTのRS、を指定させて頂きたいと思います。
(NC1のデザインとサスセッティングが、個人的にはダメなのです。苦笑)


こんなスポーツカーを基準車にしてしまったら、ミニバンやらSUVやらはどういう判断基準になるんだよ!とお叱りを受けるかもしれません。もちろんセダンのコンフォートさや、ミニバンの快適性、軽自動車の利便性からすれば、FR2シーターオープンなんて…となってしまってもおかしくありません。



しかしながら、このロードスターには。
もう世界中の数多くの人が、何度も同じような言葉をつぶやいているとは思いますが、それでもあえてこの若造が言わせて頂きます。



とにかく、ドライビングする事が楽しい。

「ドライブ」を安全で快適に素晴らしい時間を過ごさせてくれるクルマは数多くありますが、「ドライビング」を素晴らしい時間に変えて人間に伝えてくれるクルマはそうありません。

「いいなぁ」「凄いなぁ」と思うクルマは他に数多くありますが、ここまで「あぁ、楽しいなぁ」と感じさせてくれるクルマにはまだ出会ったことはありません。


そんな1台です。





もちろん、FRの優れた前後重量バランスであり、長年マツダの技術者たちが「目に見えない部分」に多大なる情熱を捧げ改良を続けてきたその蓄積から生まれるエンジニアリングから成り立っているのでしょうが、そういった「評論」意識を、ドライバーからブッ飛ばしてくれる…そんな気がするんです。

あぁこんな時にエンジンのここがいいなぁ、ボディ剛性の良さが、ブレーキが、サスが、…そういった事をふと忘れて、思わずブレーキをギリギリまで詰めて、できるだけスムーズにギアチェンジを行い、コーナーのアペックスに迫り寄せ、アクセルを抜けて立ち上がる…あぁ、思い出すだけで、また乗りたくなってきます。

つまりは、考え判断する要素を、味わい楽しむ要素に、変えてくれるのかもしれません。たとえ自動運転化されようとも、ガソリンが今世界から底を尽きかけようとしていても、もしその時の自分がロードスターとともにカーライフを過ごしていたのなら、自分は最後の1滴が尽きるまで走っていたい、今は本当にそう思えます。そして、そんな思いを抱かせてくれる1台…

この「ドライビングする楽しさ」という絶対基準を自分に教えてくれたロードスターこそ、日本自動車界から選ぶ自分の「ベンチマーク」だな…と思いました。






…と、ここで終わってしまってはアレなので。苦笑
次回は、その時味わった楽しさを、「なんとか冷静さを取り戻しつつ」いつもの文字に書き落とした、マツダ・ロードスターRSの試乗レポートをアップしたいと思います。

これは昨年末、「今年1年頑張った自分へのご褒美」として、友人とともに、こちらも日本が誇る素晴らしき1台、ダイハツ・コペンとランデブーしながら「真冬にオープン2シーターで関西のワインディングを走ろう」という自主企画(笑)を行った際の写真・試乗記です。

今年は…どうやらこの忙しさでは、ご褒美は当分お預けとなりそうです。(涙)
Posted at 2010/11/16 23:04:28 | コメント(0) | トラックバック(1) | コラム | 日記
2010年11月13日 イイね!

<コラム> 自分のベンチマークって、なんだろう?

<コラム> 自分のベンチマークって、なんだろう?私事ながら、最近携帯電話を、ようやくiPhoneに変えました。

スマートフォンが話題になりつつある昨今、他製品へ目移りする前に、王道のiPhoneへ…twitterでアドバイスなどももらいつつ、重い腰を上げました。

まだ持ち始めて1週間も経っていませんが、いまのところもう「大満足!」の一言。すでに以前のケータイにはもう戻れないだろう、そう思いつつさえあります。就職活動の際にも、大きな武器となってくれそうです。このみんカラ内でもまた色々と何か有効に使えたらなぁ…。


…さて、最近は試乗ネタの慢性的不足(苦笑)により過去分ストックでお茶を濁すばかりでありますが、前回の5シリーズの試乗記にてスーパーデラックスさんからのコメント内でこんな事を尋ねられました。

「(自分の中で)ベンチマークとなるクルマってなんですか?」


質問を頂き、初めて自分に問いかけてみたのですが、これがなかなかどうしてすんなりと決められないのです。笑



ここから少し自分語りで失礼なのですが、今現在で自分が免許を取得してからもうすぐ3年。まだまだヒヨっ子の若造の分際ではありますが、周りの方のご協力や、好き過ぎるあまりの暴走っぷり?で、この同年代の一般的学生が、普通は絶対に味わえないであろうクルマたちを、数多く経験させてもらうことができました。

それは、やはり自分の中での「運転」というものに対しての絶大なる欲求と言いましょうか。物心ついた時からクルマがもう大好き、寝ても覚めてもクルマ車くるま…。自分の姿だけを客観的に見れば、若者のクルマ離れなんてどこ吹く風?というようなくらい、本当に好きで好きでたまりませんでした。

しかしながら免許を取得するまで、当然自らステアリングを握る事は許されません。父親がディーラーに試乗へ行くのに一緒に付き添ってブツブツいっちょ前に評価してみたり、本屋でクルマ雑誌をひたすら片っ端から読んだり、ベストモータリングのビデオを何十回とも観たり…クルマへの情熱は絶える事はありませんでしたが、実際運転するってどういうことなんだろう…どんどん頭でっかちな知識バカに膨れ上がっていく一方でした。



そしていざ免許を取得して、そこから初めてくぐるドライビングの世界…今までは想像やゲームなどでバーチャルでしか味わえなかった感動の数々が、そこに待ちかまえていました。それはそれはもう本当に楽しく、長年の夢が叶った瞬間の素晴らしさと言ったら、それはまさに筆舌に語り尽くせないほど…

それが故に、「若気の至り」の一言で済ませてしまえばそれまでですが、自らの未熟さと幼稚さがもとで、大きな事故を起こして自らの身体を傷つけたりした事もありました。直接第三者に危害を加える事はなかったとはいえ、周辺や身内に多大なる迷惑と心配もかけ、運転する歓びと同時に、1トン以上ある鉄の塊を手足で自在に動かす自由の怖さも身にしみて実感したりもしました。



そういった中で、自分が運転する以前に思い描いてたものと、実際運転し始めてから重要と感じるようになったものに、当然差が生まれてくるようになりました。

まずは何よりステアリングフィールに関して明らかに自分の中での優先基準が上位になり、ドライビングポジションやシート、またエンジンフィールのとらえ方にしても、運転していくに従って「あぁ、自分はこういうのが好きだったんだろうなぁ」と思う機会が増えてきました。日々様々なクルマに試乗したり、レンタカーで借り出して長距離を試してみたりして、自分の経験値をとにかく増やしたい……20代前半の自分が今思っているこの気持ちは、「自分のクルマを所有したい」という気持ちよりも、ひょっとしたら大きいのかもしれません。




さて、えらく話が長くなってきてしまいました。苦笑
メルセデスにBMWにフォルクスワーゲン、マセラティにアルファロメオにフィアット、プジョーにシトロエンにルノーに、国産ではGT-RやらZやらランエボやらインプレッサSTIやら…また最新のハイブリッドにEV、国内ガラパゴス市場のミニバン、激闘コンパクトカークラスから軽自動車まで、雑食系クルマ好きな自分はどんな分野でも大好物で、これらの数多くのクルマを、多かれ少なかれ「味見」してくる事ができました。


唯一1つ気がかりというのは、当然最近のクルマしか味わえていない…ということでしょうか。スーパーデラックスさんがおっしゃってくれた名車190Eといったように、ある意味最新スーパースポーツよりも試せる機会が稀かも……もう20年早く生まれたかった、と思う時がいまだによくあります。


さてそんな中で自分なりに考えた、「ベンチマーク」…

考えに考え、2台、自分の中で出させてもらいました。



1台目はゴルフⅥです。



なんだ自動車評論家みたいなありきたりな答え!苦笑
なのですが、初めてゴルフに乗った時の衝撃と言ったら、今でもはっきりと思い出せるほど、鮮明に記憶に残っています。

その時乗ったのは、初期の1.4TSIハイライン。170ps仕様のツインチャージャー+7DSGの組み合わせ。もちろんそういったパワートレーンの凄さもそうでしたが、それよりも個人的には、ステアリングフィールと足回り、特にリアの落ち着いたバランスの良さにたまげました。FFどうのこうのといった駆動方式別により不毛な議論以前に、まずクルマ自体の完成度の高さ…


何をいまさら!と言われれば仕方ないですが、今までずっとゴルフ未経験であったがゆえに、完全に舐めきっていたのです。乗った事もないのに。昔の質実無骨な2までのゴルフは好きでしたが、いまやどんどん大きくなり、豪華になり、かといってスタイリングやパッケージに魅力は感じず、実に普通すぎるつまらないクルマ…そう感じていました。日本で乗るなら日本車が一番、ゴルフなんて…という気持ちも大きかったです。おそらくは、3や4に乗っていれば、その気持ちは乗った後も一緒だったかもしれません。

いわゆる日本の自動車界でよく聴く「欧州車(特にドイツ車絶対主義)」が、正直気に食わなかった…というのもあります。

しかしいまや外車特有の乗りにくさなどは皆無で、アクセルを踏めば街中でも十分に俊敏。その後GTIにもじっくり乗る機会があり、改めて感服させられてしまいました。



と同時に、クルマ雑誌などの評論は基本一切アテにしない、自分なりの屁理屈と見栄で勝手に反論して、どこかあまのじゃくだった自分。乗ってもないのにイメージだけで判断するべからず、という事を痛いほど実感しました。使いたくはなかったですけど、あぁ確かにこれは、「格が違う」なぁと。

…しかし例外を1つだけ言うなら、これまた評論家さんたちに絶賛されまくっていた、1,2TSIトレンドライン。これはドライバビリティ含め、日本で乗る分には、全く良いとは思いませんでした。このあたりが、まぁ天狗気味の若者なりの反論ということで。笑


けど、「実用車の鑑」であるゴルフ、それを今ある様々なバリエーションで試せた事は、自分の中で間違いなく「いいものを知り、それを経験とする」事に関して、非常に大きなものであったと感じています。


そしてもう1台、国産車で忘れられない…という話は、少し長くなってきたのでまた次回で。笑
長文垂れ流し失礼します。

Posted at 2010/11/13 15:59:03 | コメント(4) | トラックバック(1) | コラム | 日記

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「明日は恒例のメディア対抗ロードスター4時間耐久レース。今年も64号車の監督やります。前日準備は洗車機の中のような豪雨。さて明日は??(^_^;)」
何シテル?   08/31 19:12
幼い頃から、車が大好きでした。 その気持ち変わらず、今も純粋に、自分なりに日々世の中に新しく生まれるクルマ、そのクルマを取り巻く事情や環境、ドライビン...
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