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2018年03月26日

2017年式スイフトスポーツ感想文

2017年式スイフトスポーツ感想文
レビュー情報
メーカー/モデル名 スズキ / スイフトスポーツ スイフトスポーツ(MT_1.4) (2017年)
乗車人数 4人
使用目的 その他
乗車形式 試乗
総合評価
おすすめ度
4
満足している点 1.軽い(970kg)
2.パワフル(103kW[140ps]/230Nm)
3.リーズナブルな価格設定(税抜き170万円~)

数字で語れる明快なセリングポイントがあって良い。
不満な点 1.電スロ洗練度は一般車レベル(=DS3相当)
2.シフトノブが安っぽい
3.計器盤にステアリングが被る

電スロは現代車ならではの部分だ。
スイスポは現状でも普通に運転できるレベルになったが、キャブ車のレスポンスを知ってしまうと辛い。そういう細かいリクエストをしたくなるいい車だった。
総評 スイフトスポーツはスズキ自身が無かったことにしようとしている初代から数えて4代目となる。

2代目のコンセプトが優れており、キープコンセプトの3代目、そして欧州ライバルやデミオを意識した4代目でダウンサイジングターボを得た。

今回の試乗は妻の新車(MT優先)を探すという漠然としたテーマで実施。スイフトは妻も比較的気に入っており有力候補の一台だ。RSのMTに乗ることは叶わなかったが、スイスポに試乗してみてファンの期待を裏切らない車になっていると感じた。

軽量ボディにハイパワーエンジンを載せている。
充実した装備に価格はバーゲンプライス。
こういう車は本来T車に出してもらいたいものだが、
T車のBセグスポーツモデルは、すごいスペックだが、150台限定の400万円という狭き門。
スイフトスポーツは、現実的な価格設定で
十分な個性が与えられており、魅力的な商品だと思う。

不満な点でも挙げたが、
もう少しスロットルが素直でシフトノブが本革巻きで、
馬鹿でかい計器盤を適度に小さくしてくれたら
手放しで喜べたが、これは今後の改良に期待したい。

デザインもスポーツモデルとしては妥当。
ボディサイズもスポーツグレードならば3枠でも許されそう。

今回は見積もりも作成頂いた。
注文色のセーフティパッケージ付車は
本体価格が194.4万円。

色は妻の希望でパールホワイト。

用品はマット類+ETC+
カーナビ+バックモニター(妻のMUST装備)
+ドラレコ+ETCを選択。
しめて28.6万円。

諸費用(納車費用カット)が22.8万円。

延長保証1.2万円、メンテパック3.8万円。
(参考までにルノーは各々8万円、10.3万円)

合計で250.8万円となった。
かつてのスターレットターボあたりと比較すれば
高額だが、現代のスポーツモデルとしては
リーズナブルな価格設定だと思う。

値引きは本体8万+用品6.1万、
差し引き236.7万円となった。
営業マン曰く、まだ頑張れるとの事だが、納期が4~5ヶ月待ちらしい。内容を考えると人気もうなずけた。

スイフトスポーツはオプションカタログを見ても追加しなくては、というものが無く必要なものが最初から必要なものがしっかりついている。見た目だけ安くしておいて後から高くなる性質も持っておらず、ウソのない実直な車といえる。

ハイオク仕様によるランニングコスト、
若干過剰な内外装が少々気になるが、
妻はスイフトのパッケージングは大いに気に入った模様。

我が家で購入することを考えると
ここまでのパフォーマンスは必要ないから、
もしスイフトを購入するならスポーツより
RSの5速MTの方が似合うかもしれない。

いや、中古でソリオのアルミを履かせた
特別仕様車XGリミテッドの方がおトクかも(笑)
項目別評価
走行性能
☆☆☆☆☆無評価
家族と営業マンを乗せてスタート。

走らせてみて、電スロが勝手に開けたり締めたりを極力させない味付けに感じた。DS3はギリギリ実用レベルだったがスイスポも及第点だ。アクセル操作に追従しない悪癖をさらけ出す電スロMT車もある中では立派なレベルだといえる。

市街地走行レベルではもりもりとしたパワーを感じないが、幹線道路でスロットルを大きく開けると、ターボのおかげで俊敏なダッシュを決める。かつての愛車DS3を思い出した。一名乗車なら弾ける様な加速が味わえそうだが、今回はフル乗車なのでそれなりだがセグメントを考えれば十二分な動力性能。

ちょっとしたカーブもスイスポはロール少なめでクイックに曲がることができ、ステアリング操作にはあくまでも忠実で思い描いたラインからのズレが少ないと感じた。

ブレーキも食いつきが強く、ガツンと効いてくれて安心感が高い。高速道路で急な割り込みが合っても安全に速度を落とせるだろう。

思い起こせば、先代の高回転型1600cc NAエンジンはカローラの4A-GEのような気持ちよさがあったが、新型は回して楽しむタイプではなくなり、分厚いトルクで押して行くキャラクターとなった。カローラを愛する私からすれば少々残念な部分ではあるが競合車の動向(ターボばっかり)を考えるとこの選択も止むを得まい。
乗り心地
☆☆☆☆☆無評価
17インチホイールを履き、モンロー製ショックで引き締まった脚は容赦なく凹凸をキャビンに伝える。しかし、運転している方からすれば全く許容レベルでむしろ、軽量ボディにも関わらず随分としっかりとショックを受け止めるなぁと感じたほどだ。感覚的なものだがヨレるような印象は無かった。

DS3も似たようなレベルの堅さだったが、たっぷりとしたシートがショックをうまく吸収していた。

ファミリーユースならもう少し柔らかい方が好みだが、スイスポとしては十分といえるだろう。後席の妻からはちょっと乗り心地が悪い(堅い)との事だった。(ちなみにココアも堅いと言っている)
積載性
☆☆☆☆☆無評価
ラゲッジの広さは開発者インタビューではあまり重視しなかったと言われている様だが、VDA法で265Lのラゲッジは必要十分。ベビーカーを積んで更にボストンバッグが二個積めるのは大変うらやましい。(妻のミラココアはベビーカー一個で終了)

ディーラーで試乗する際に試しにベビーカーを搭載したが、Rrコンビランプの影響でオープニングが狭い箇所が有り、ベビーカー搭載時はここを通すのが少々ストレスが溜まる。(慣れだとは思うが)

居住性に関しては前席はドラポジの自然さでデミオがダントツだが、後席の居住性はスイフトが優れる。ルーフを低めたルーテシアやデミオ、ヴィッツと較べるとロングルーフと立ったCピラーの恩恵ですっきりと座れる。
後席に乗る妻はスイフトの居住性が随分と気に入ったようだった。私も試乗後座ってみたが、頭上空間が十分確保されていて満足のいくものだった。
我が家のココア代替候補のデミオはここが辛い。スイフトは居住性の部分でリードした。
燃費
☆☆☆☆☆無評価
試乗の為燃費は計っていないが、
e燃費によると
JC08モード燃費:16.4 km/L
JC08モード燃費達成率:92.96 %

スポーツモデルといえども
リッター15km/Lは走れるのは凄い事だ。

ただ、使用燃料がハイオク指定となり、
ランニングコストは少々かかりそうだ。

年間ガソリン代:95,291円
(※年間⾛⾏距離を10,000kmとして算出)
その他
故障経験 試乗車なので故障経験は無いが、
直噴ターボエンジンという根本部分が大変心配だ。

痛快な性能+充実した装備+リーズナブルな価格設定はDS3を思い起こさせるが、ついでにトラブルの記憶も呼び覚まされた。

DS3の場合、EGRによってインテークに煤が詰まり、6万kmでE/Gチェックランプがつくほど不調になり、乗り換える直前は加速時に黒煙が出ていたらしい。EGRをやめる事は難しいだろうが、私がスイスポの購入を躊躇する理由があるとすればこれに尽きる。

(ノーマル系のデュアルジェットエンジンは大丈夫かな?)
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Posted at 2018/03/26 23:20:12

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