この日の一番の目的はこちら、THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN展でした。
※以下の青字はニュースリリース(PDF)からの引用です。
<THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN展とは>
「THE GOLDEN AGE OF RALLY」は、トリノ自動車博物館で開催された企画展です(2022年10月~23年5月)。今回、愛知県と岐阜県で開催されるFIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024(11月21日から24日まで開催)にて、トヨタ自動車株式会社及びコレクションを保有するイタリアのマカルーゾ財団(GINO MACALUSO FOUNDATION)の共同企画として、ラリーカーの進化の歴史を振り返る6台のクラシックラリーカーが展示されます。その後、舞台を富士モータースポーツミュージアムに移し、「THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN」展を行うことを決定しましたので、お知らせします。
本企画は、日本の自動車文化とラリー文化を振興することを目的に、実業家でありながらコ・ドライバーとしても活躍したジーノ・マカルーゾ氏の親族が設立したマカルーゾ財団のコレクションと、日本の往年のラリーカーを一同に展示し、これまでラリーカーが紡いできた歴史と進化を伝え、レガシーを次世代に繋ぐ企画展です。
1960年代から90年代にかけて、世界のラリーで大活躍した名車のヒストリーをお楽しみいただけます。皆さまのご来場をお待ちしています。
<企画展の内容紹介(敬称略)>
「The Golden Age of Rally in Japan」は、トヨタ自動車の豊田章男会長とジーノ・マカルーゾ・ヒストリックカー財団のモニカ・マイランダー・マカルーゾ代表が出会い、お互いのモータースポーツへの情熱に共感し、日本でのモータースポーツ文化の盛り上げを一緒に進めようと意気投合したことに始まります。
イタリア・トリノに生まれたルイージ“ジーノ”・マカルーゾは、フィアットアバルトラリーチームのコドライバーとしてヨーロッパラリー選手権を制覇し、またフィアットX1/9アバルトの開発リーダーを務め、レースにも出場するなど欧州のモータースポーツ界で活躍しました。
プロドライバーを引退した後は、実業家としてスイスの名門時計メーカーであるジラール・ペルゴの経営者などを務めながらも、カーガイとしてモータースポーツに情熱を持ちつづけ、イタリアのモータースポーツ団体の要職を歴任したり、ジュニアWRC参戦チームを結成するなど、後進の育成に注力しつつ、ラリーの歴史を伝える貴重なラリー車両を中心に、収集活動をしていました。
ジーノがこの世を去った後は、妻のモニカと子供たちがコレクションを礎に財団を立ち上げ、財団の貴重なラリーカーは、欧州の各イベントで展示されていました。2022年にトリノ自動車博物館において、財団の車両18台が一堂に会した展示「 The Golden Age of Rally 」が開催され、時代の趨勢やレギュレーションに合せ、勝つために変化した個性あふれるマシーンたち、ライバル同士が盛り上げた熱気など、ラリーの魅力を余すことなく伝える展示が行われ、好評を博すこととなりました。
親日家のジーノは自身のラリー車両のコレクションを展示して、ラリーの歴史を日本に伝えたいという思いを持っていたのですが、その遺志をモニカが引き継ぎ、各時代を代表する財団の車両を選りすぐって今回、日本で展示することになりました。
展示をご覧いただき、互いに切磋琢磨するモータースポーツによって技術が鍛えられ、市販車にフィードバックされてもっと良いクルマとなり、私たちの生活を豊かにしてきた歴史を感じていただければと思います。
ACR アストンマーチン V8 Vantage R
ドライバーは女性の方でした。
ピースサインをしてくれたらしいのですが、気が付きませんでした(^-^;
SUPER GT500クラスに参戦中のRacing Project BANDOHのGT500マシンが到着。
SUPER GT 第5戦(鈴鹿)が台風の影響で12月に延期にならなければ、今年参戦中のマシン(スープラ)で阪口選手が走行する予定だったのですが、12月に延期になった影響で、先代のLCが展示車両としてやって来ました。