
こんばんは☆
前回ブログの続きになります
今回の九州遠征を計画している中で、もし雨が降る日があったら訪れてみようと思っていた場所がありました
2023年4月に広島遠征した際、回天という特攻兵器に搭乗して尊い命を落とされた青年のうちのお一人が、戦地へ向かう前に密かに録音したという音声があり、その音声を聞きながら、切なくて切なくて涙が出て来てしまったという経験をしましたが、その後、鹿児島県の知覧には特攻隊に参加して命をおとされた特攻隊員の遺影や遺書・手紙・遺品が展示されている
知覧特攻平和会館があると知り、今回の遠征の後半も天気が芳しくないことが分かったので、その知覧平和記念会館へ是非行こうと、熊本から一気に鹿児島まで足を伸ばすことにしました
前回のブログでご紹介した高千穂牧場から、知覧特攻平和会館へ向かいます
地域高規格道路の南薩縦貫道は、かなり山深いところを走っていました
南薩縦貫道を左折して、すぐ知覧特攻平和会館があります
平日にも関わらず第一駐車場は満車で、その他の駐車場にも沢山の車がありました
次から次へと入館者がやって来るなか、タイミングを見計らって撮影
特攻隊員の遺影や遺書・手紙・遺品が展示されているエリアは撮影禁止のため写真はありません。
こちらは撮影可能なエリア
戦後35年を経て、海底から引き揚げられた零戦
こちらは屋外にある三角兵舎(復元)
※2枚目の写真はクリックすると大きな画像になります
特攻に出撃する前夜には、ここで壮行会が催されていたとのこと
政治的な発言はここでは控えますが、自身のもつ国や家族を愛する気持ちを今一度振り返る意味でも、是非多くの方に訪れていただきたい場所でした
さて、九州のZ仲間のばり。さんから、黒豚しゃぶしゃぶと竹亭さんの黒豚トンカツは是非食べて行ってくださいと勧められていたので、知覧特攻平和会館の駐車場を出る前に、九州滞在中の残り2日間の行程と食事を検討
翌日の深夜には福岡県の新門司港から出るフェリーを予約していたので、お店の開店している時間と鹿児島から福岡までの移動時間などを考慮し、この日の夕飯で黒豚しゃぶしゃぶを食べ、翌日のお昼の開店時間に合わせ竹亭さんの黒豚トンカツを食べるという行程にしました
と決まれば、黒豚しゃぶしゃぶのお店を探さないとですが、これが難儀しまして(;^_^A
急遽行くことになったので、お店の事前リサーチをしておらず、まずはお店探しから。ネット検索して「鹿児島県内のお勧め黒豚しゃぶしゃぶのお店5選」のサイトを見つけ上位のお店から電話をしたのですが、1-3位までは本日予約で一杯、4位のお店は電話応答が無く、最後の5位のお店で、ようやく予約することが出来ました
黒豚 しゃぶ鍋 八幡さん

上位1-3位までのお店の電話対応も良かったのですが、八幡さんの電話対応は更に上を行っていたので良いお店なんだろうと期待して行ったのですが、まさに期待どおりでした
まず、お店のシックな雰囲気が好い。一番奥の静かな席を用意してくださっていました
テーブル席の様子。この他にお座敷もあるようです
薩摩八幡コースを注文。まずは、前菜三種盛
野菜盛りに黒豚バラしゃぶ
鍋は和風とすき焼だしの2種が提供されるため、つけ汁は味の付いた大根おろし&卵という組み合わせ
どちらの鍋も美味しくいただきました♪
宮崎地鶏の焼き物とさつま揚げ、黒豚の煮物、茶碗蒸し
〆の雑炊からのデザート

雑炊は、スタッフの方がだしの量や温度加減を丁寧に調整しながら調理してくださいました
雑炊を作る前に、だしの量を細かく調整していたので「丁寧な作業をされるんですね」とスタッフの方に話し掛けてみたら、オーナーが試食をして合格しないとお客さんに出す雑炊を作れないそうで、下調べを細かくせずにたまたま伺ったお店でしたが、拘りをもった素敵なお店で大満足でした
鹿児島市内から一気に南下して、指宿温泉まで来ました
駐車場が広く、この時間でも日帰り温泉に入れる
指宿こころの湯さんで汗を流して
道の駅 いぶすきで車中泊
今回の九州遠征での最後の車中泊でしたが、全ての日が暑くもなく寒くもなく、寝るのには快適な陽気で良かったです
翌日(10/22)は、昼飯が竹亭さんの黒豚トンカツなので、朝食は近くのマックで軽めに
有名な温泉だからということだけで、指宿温泉のことをよく下調べせずに行ったのですが、いわゆる温泉街みたいなものは無く、海岸沿いに大きめのホテルが数軒あるだけでした(違っていたらスミマセン)
こちらは、砂むし温泉を体験できる
砂むし会館 砂楽さん

雨が降っていなかったら砂むし温泉を体験をしたかったのですが、残念でした(T_T)
海岸沿いを北上し
鹿児島市内から九州道を使って
竹亭 イオン隼人国分店さんへ

せっかく鹿児島にいるので竹亭さんの本店で食べたかったのですが、前述したように、この日の夜中には福岡からフェリーに乗らないといけないので、移動途中の事故渋滞等を考慮し少しでも福岡に近づいておこうと思い、竹亭さんの店舗の中で一番北にあるイオン隼人国分店さんで食べることにしました
11時の開店直後に入店したのですが、すでに数組のお客さんがいて、その後も続々と入店があり、正午前には満席になっていました

肝心のトンカツですが、柔らかさは個人的に大好きな群馬の上州豚トンカツと変わらず肉厚なのに柔らかく、「肉々しい味わい」は黒豚と上州豚のどちらが好みかというと、黒豚の方が個人的には好みかなと思いました
その後は九州道をひたすら北上しつつ、途中で休憩を挟みながら進み
福岡県に入った頃、少し青空が見られ
新門司港近くの
和布刈展望台から、関門海峡や関門橋をバックに夕焼けを見られる時間に間に合いました
九州遠征で見た初めての夕焼けだったかも(笑)
今回の九州遠征は全く天気に恵まれず、楽しみにしていたところの半分くらいしか行けませんでしたが、この時は、ここで綺麗な夕焼けも見られたし終わり良ければ全て良しだなーなんて思っていたのですが、まだこの後もアクシデントがあります(笑)
九州の地での最後の夕飯を食べに
門司港レトロへ
門司港レトロとは、かつて国際貿易港で栄えた当時の街並みをそのままに、歴史的建造物があったり古い建物を活かしたカフェや商業施設があったりする観光スポット

夜の雰囲気も良いですが、昼間にグルメ・ショッピング・観光クルーズなどを目的に訪れてみるのも良さそうなところでした
特に、お土産物店の品揃えが豊富で、見ているだけでも楽しかったです
夕飯はこちら
遠征前に調べておいた
伽哩本舗 門司港レトロ店さん

SNSの口コミでは開店前から行列が出来るお店とのことでしたが、平日だったせいか待ち時間なく入れました
私はチキンの焼きカレー(チーズ増量)を注文
家内は九州産黒毛和牛の焼きカレーを注文
焼きカレーは、店によって当たり外れが大きいというのが個人的な印象なのですが、こちらの焼きカレーは非常に美味しかったです♪
さて、いよいよ九州を後にする時間が近づいて来ました
九州~関東のフェリーはトラック輸送が主目的で、観光目的の自家用車の収容台数は30台程度ということを帰宅後に調べて分かりました
綺麗なターミナル
いよいよ入船
北海道に行くフェリーとは違い、スロープを使って下の階に向かうようなことは無く、一つのフロアに全ての自家用車が格納されました
このフェリーにはスイートルームの設定は無く、最上級の部屋がデラックスルームだったのですが、今回奮発してそのデラックスルームを予約しました
定刻に出航
船内の大浴場で汗を流して就寝
和布刈展望台のところで「まだこの後もアクシデントがあります」と書きましたが、それは翌朝起床してからでした

この写真は、天気も波もかなり落ち着いてからの写真で遠くに陸(和歌山県辺り)が見えて穏やかな海のように見えますが、実際はまだ波が荒れていて(この写真を撮るまでは大雨&大波だった)フェリーが縦方向に大きく揺れるので、まっすぐ立っていられないほどでした。実はフェリーに乗船する日の昼間に「本日の航行は、冬型気圧配置の影響を受けて、横須賀港への到着時間が30分ほど遅れる見込みです」とフェリー会社から案内が届いていたので、ある程度の揺れは覚悟していたのですが、大きなフェリーなんだから揺れるといっても大したことないのでは?と甘い考えで乗船していました。ところが、想像以上にフェリーの揺れは激しく、加えて私たちの部屋が最上階にある部屋だったので、余計に揺れが大きいという始末。部屋にいたら余計船酔いしてしまうことから、仕方なく下の階の窓際の共有スペースに陣取って、そこで7-8時間ほど何とか耐えていました(^_^;)
船酔い気味とはいいつつも何か食べておこうということで、朝飯代わりに冷奴と味噌汁を食べ、昼飯はお菓子を少々食べて終わり
14時頃になるとようやく波も落ち着いてきて、私はほぼ回復したので家内に了解をもらって船内を少し散策してみました
(家内は元々酔いやすい体質だったので、残念ながらまだ5割程度の回復でした)
この
フェリーの特徴である3層吹き抜けのエントラント
スポーツルーム
ショップ
スクリーンルーム

映画やプラネタリウムを楽しめるそうです。室内も撮影したかったのですが、先客がいて撮影出来ませんでした
夕方になると、ようやく家内も復活してきたので、夕飯はいつもと変わらない食事ができました
私はハンバーグ定食、家内は丸天気うどん
定刻より45分遅れになりましたが、ようやく横須賀港が近づいて来ました
無事着岸したので自車に戻ります
手馴れている船員さんのお陰で、あっという間にフェリーから降りることが出来ました
先ほどまで乗っていたフェリーの脇を通過。無事に関東まで送り届けてくれてありがとうー
この後は、第三京浜~環八~関越道と進み約2時間半ほど掛けて無事に帰宅しました
7泊8日の九州遠征でしたが、事故無く終えることが出来たのが何よりでした
また、九州のZ仲間のばり。さんとの再会、初めてのオートポリスでのSUPER GT観戦、少しでしたが阿蘇の雄大な景色を見られたこと、そして美味しい食べ物にも出会えて、本当に良い旅でした
ただ、今回の遠征でやり残したことは沢山ありますので(笑)、来年、また九州遠征をすることに決めました(^_^)b
来年は晴天の中、阿蘇・高千穂峡・湯布院に行けますように♪
今日も最後までご覧いただき有難うございました☆