昨日は1か月毎の妊娠検診の日でした。
お腹の中の赤ちゃんは順調に育っていてエコーで見ても、もう全身は映らないので何だかちょっと寂しい感じが・・・(笑)
懸念していた頸管の長さも初期とほぼ変わらず問題無しという事で、まずは妊娠8か月目を無事にクリアできそうです。
しかしお腹の大きさが一気に目立つようになってきて、そろそろ赤ちゃんも外に出る最終段階に入りつつあるのかなという感じです。
妻も赤ちゃんも無事に生まれてくれる事を祈りながら残り1か月半ほどを過ごしていきます。
さて、来月中旬に車検満了を迎える我が家のエルグランド君ですが、夏にカムおよびクランクシールからのオイル漏れを修理する為にタイミングベルトを外すという大工事をしてまだ半年も経たないにも関わらず、先週木曜日からウォーターポンプからと思われる異音が大きくなってきました。
妻が電話で「変な音がし始めた!」と仕事中に連絡してきた前日に、私の運転で家族全員で病院に行く為に往復100km移動した際には全く異音は感じませんでした。
その異音を擬音で表すと・・・
“ウォ~~~~、ウォ~~ン、ウォ~~ン(回転数を上げると)”
これだけだと回転部分のどこだか分からないんですが、聴診器を補機類、各種ホースなどに当てて確認すると、ウォーターポンプ上部にあるサーモスタットから伸びるラジエターのロアホースで同じ音がアクセル開度に応じて同じ周期で聞こえてきました。パワステポンプも劣化していて常にウィ~~~という音が聞こえていてパワステフルードのリザーバータンクに繋がる2本のホースに聴診器を当てるとその異音が聞こえてくるので、フルードを動かす部分の異音はそれに関係するホースに音が伝わり易いのかもしれないです。
車検も近いし(というかもう受検しても大丈夫かも?)、急に音が大きくなってきているので大きなトラブルになる可能性もありそうだったので、翌日にはいつもの通販屋さんのmonotaroにウォーターポンプを発注しました。
(GMB製が一番安かったのですが、それでも8千円近く・・・(^^;))
商品は今週火曜日(19日)に到着しました。
いつものように「やろうと思ったら勢いがある時にやっちゃえ!」というポリシーの私なので、早速その日の夜に作業です。
時間はいつもの子供達が寝静まる頃の10時過ぎ・・・(^^;)
さすがにタイミングベルトを外すし、エンジンルームの狭いエルグランドを相手の作業なので、事前準備をしっかりと・・・。
工具を揃え、工具置き用、パーツ置き用、下に潜る際の背中当て用の3枚の大きな段ボールを広げ、クーラント抜き用の箱を持ってきて、現場用水銀灯をボンネットに固定して照明として・・・・。
しかし、どんなに準備してもこの狭いエンジンルームに手を入れていくのは毎回やはり面倒な気持ちになります(笑)
準備が終わって着手開始が大体10時半過ぎ。
まずは冷却水(クーラント)抜き取り・・・。
後はタイミングベルトに辿りつくまでひたすら邪魔な物を外していきます。
まずはラジエターアッパーホース
ラジエターとラジエターファンカバーを分離
下に潜ってロアホースを外し、ATFホース2本を外し
フリーになったラジエターを狭い隙間から抜き取り
続いてラジエターファンカバーを取り出して
一番邪魔なこの2つを外し終わると
一気に広大な(最初の状態から見れば(^^;))スペースが出現!
さらにラジエターファンを外して・・・のはずなんですが、ボヤっとしてて先にベルト類を外しちゃいました。
テンショナーを緩め、エアコン用、オルタ&ラジエターファン用の2本のベルトを外し
今回に限って最期のラジエターファンを外して
これであとはパワステベルトを外してクランクプーリーを外せばタイミングベルトまで一息です。
と、この辺りから一人撮影会が面倒になってちょっと写真が減ります(笑)
クランクボルトをセル回し法で外してプーリーを外し(^^;)
テンショナーのマウント2か所を外し
タイミングベルトカバーを上下2つ外してタイミングベルトを露出させ
ウォーターポンプを交換するにはタイミングベルトも外さなくちゃいけないので、夏に外したばかりなのにまた外し・・・
これがウォーターポンプ~~~!(^^)
この状態で外から回転部分を揺すったりしても特に違和感は無かったのですが、外して中のインペラ部分を動かしてみると確かに僅かなガタツキがありました。
なんだか錆も付いてたり・・・良いんだろうか・・・・(^^;)
で、古いガスケットをエンジンブロックからキレイにはがし取って滑らかにして、新しいウォーターポンプにガスケットを付けて(液体ガスケットも両面に)装着!
(思い切り写真を端折ってます)
タイミングベルトを戻す前にオルタネーターも交換!
中古品ですが、以前購入して取り付けしないまま保管してあったものです。
今回のウォーターポンプ異音が出始めた翌日、充電警告灯がバッテリー1晩外してもヒューズ類外しても何をしても消えなくなってしまってオルタネータが原因と想定してとりあえず交換しました。(やはり壊れ始めると一気に順次やって来るんでしょうね、クルマの部品の寿命って)
なんだか色合いの違う2つの物体が・・・(^^;)
ということで、あとはタイミングベルトを事前に記したマークに合わせて元に戻して張り調整して、カバーを付けて、プーリーを付けて・・・と、とにかく元に戻していきます。
最後に漏れが無い事を祈りつつ新しい冷却水をラジエターに入れていき・・・
更に祈りながらセルを回してエンジン始動・・・・・
(^^)
今回も何事も無く無事に掛かりました。
ついでにウォーターポンプからと睨んでいた異音も消え、充電警告灯も消えました(^-^)/
なんとか2回目のタイミングベルト外し作業も成功して一安心です。
E50エルグランドだけじゃなく、タイミングベルト交換をご希望の方、ベルト台プラスαの格安にて承ります(笑)
それにしても夏にタイミングベルトを外した時にウォーターポンプも交換しておけばよかった・・・・。
でもまあタイミングベルト交換の良い練習にはなりました(^^)
さて、最後にファンベルトとパワステベルトの張り調整をしている最中に雨が降り始め、約30分ほど気温一桁の夜空の下でずぶ濡れになりながら作業しました。
*作業完了は夜中の2時半・・・
まさに自分は変人、変態だと自覚しました(^^;)
車検まで、残るは下回りの錆穴の溶接と、底部全体の防錆塗装で完了です。
パワステポンプも余裕があれば交換してしまいます。
そろそろ車検日の予約もしておかないと・・・・。