この季節、三寒四温ならぬ三雪五晴くらいの北海道ですが、
今日は道央(札幌周辺から新千歳空港周辺)は吹雪で高速道が通行止めになっているくらい、久しぶりにたくさん降っています。
私の職場の周囲もあっという間に真っ白な世界になってしまいました。
吹雪いてはいないですが、数百m先は真っ白で見えません。
明日以降は晴マークなので、また道路はベチャベチャです・・・
またしばらくはクルマが泥だらけになっちゃいます。
ところで、我がCM3君、先週末に会社の駐車場でエンジン始動不能事件がありました。
もうすっかり暗くなった時間だったのでした。
何度セルを回しても掛かりません。
「この感覚、味わったことあるぞ!」と思い出したのがブログにも書いた燃料タンク内での凍結と思われる状態でした。
「はて?今日はそんなに寒いかな?」と外気温を確認するとマイナス1℃・・・・
前回は朝の最低気温がマイナス8℃くらいで凍結したと思われるので、マイナス1℃では凍結は考え難い・・・
とりあえず、燃料ポンプが逝ってしまった可能性も想定し、イグニッションまで回して数秒待ってからセルを回してみます。
すると、2回目くらいのトライでエンジンが掛かりました!
でも、数秒でエンストです・・・・(泣)
それを数回やってみたのですが、燃料ポンプから電源ON時の初期送油は行なわれているようで、とりあえず毎回エンジンは掛かります。
しかし、アクセルを吹かせば早くエンスト、吹かさなくても数秒でエンスト・・・
間違いなく、エンジン始動後に送油されていない?送油量が足りないような感じです。
さて、私の足りない頭でいろいろ考えてみました。
「そういえば、今朝、この場所に停めた時かなり後輪が低い場所に落ち込んで、車体が前上がりになってたな・・・」
そうなんです、ここの駐車場は舗装されていないので、ゆるやかな大きい穴がいくつも開いています。
その日の朝は後輪がその穴に落ち込んだ状態で停めたのでした。
前後で10cm程度の高低差だったと思うので、せいぜい前輪を歩道に乗り上げたくらいの傾斜だったと思います。
しかし、私は思いつきましたっ!!
「そうだっ!燃料が偏ってるんだっ!」なんて、お馬鹿な発想でしょう・・・・今、あらためて思い出してみると、よくそんな考えが浮かんだと思います。
だって、燃料はまだ3分の1くらい残ってたんです。
こんなに燃料が残ってて、偏りが原因でエンジンが掛からないなんて普通は考えられないですよね?
もし20Lも燃料が残っているのに車体の僅かな傾斜ごときでエンジン掛からなかったら、みんな大きな問題になってますよね??
しかし、私はその考えに拘り、次なる行動に移ってしまいました。
「そうだ、車体を平坦な場所に移動させればいいんだ!」
先程からトライしていた方法(イグニッションON,しばらく待ってセルスタート)で数秒エンジンが掛かっている間に動けるだけ動く!という後先考えない暴挙に出ました。
まあ自社の駐車場なので、中途半端なところで動かなくなっても、「ごめんね!」で済みますが・・・・
1回目は1m程移動出来ましたが2~3秒後エンスト・・・
2回目、CM3君が完全に平坦な場所に移動したら・・・
・・・エンストしません!!
なんと、本当に平坦な場所に移動したら元に戻りました。
試しに一回エンジンを切り、再度掛けなおしても普通に掛かります・・・・(*_*)
いったいなんなんだ・・・・?!?!
やっぱり燃料の偏りでしょうか?
でも普通、これだけ燃料が残ってるのにエンジン回転を維持出来ないような状態になりませんよね?
帰宅する途中、スタンドで燃料を満タンにしました。
そして、家の前にある坂で何度も前後の高低差をつけて(会社の時よりも急な傾斜)、エンジンを何度も掛けなおしてみました。
でも、再現できません。
「もし掛からなくても平坦にすれば大丈夫」と思って一晩、玄関前の傾斜のきつい所に車両前方を上にして駐車しましたが、翌朝、普通にエンジンは掛かりました。
購入直後から我がCM3君は燃料ライン凍結事件など、燃料系のトラブルが散発してます。
これまで起こった事を振り返って考えてみますと、
①燃料ポンプ内部もしくはフィルターに水が混入している
②燃料タンク内に結構水が溜まっていて、フィルター周囲に水が来ると凍ったり、燃料の流路を塞いでしまう
③燃料ポンプ自体に問題があり、寒さや傾きで電気的な不調が起こる
なんて事を想像してしまいました。
寒い朝に生じてきた加速時の息継ぎも、追い越し車線直前に長さ1kmくらいの長い急な上り坂があります。
そこを遅い大型車両などにくっついて走った後、一気にアクセルを吹かして追い越しを掛けようとした際に「グボボボ・・・」と一瞬失速し、その後、そのまま深くアクセルを踏み続けるとハンチングのように「ブオ~ン、ブオ~ン」と加速・失速を繰り返しながらなんとか100km/hくらいまで速度が上がります。
思い出す限り、暖かい朝は同じ場所で同じように急加速してもこのような状態になったことはありません。
発症要因が寒さだけのようでしたら、吸気とかセンサーとかいろいろな部分の可能性があるのかなあと思うのですが、先日の傾斜だけでエンジン始動不能という状況を一緒に考えると、
燃料タンク内で何かが起こってるとしか考えられないです・・・
「なんて事言ってる間に、ディーラーに持って行けよ!」って皆さんに思われているのしょうが、
なにぶん、エルグランド君で10万以上飛んで行ってしまった今、すぐに数万の修理費を出す余裕というか勇気がありません(泣)
なので、今入っている燃料をほとんど使い果たした頃、一旦燃料ポンプを外して状態を見てみようと思います。(かなり無謀ですよね?)
でも、フィルターが寿命とか、フィルターやタンク内に水が入っているとか、何かしらはっきりとした原因が見えてきたらディーラーに修理に出すにしても依頼し易いかなと思って・・・
でも、とりあえずそれ以降、CM3君は超快調に走ってくれています。
日曜日にはスパークと一緒に家でオイル交換もしたので、静かにエンジンも回ってくれてますし、
このまま暖かくなってくれば大きな不調は起きないでしょう(希望的観測)・・・・