あまりの慌しさに(この言い訳、言ってる本人ももう呆れてます)前回のブログ更新から1ヶ月近く経とうとしています。
何よりも皆さんのページにお邪魔する事も出来なくて本当に申し訳ないです(TT)
先週の31日からうちの奥さんが入院しました。
検査結果さえ良ければちょうど一週間経った今日、退院できるかもしれないとの事です。
入院した理由は昨年の手術の影響で赤ちゃんを出産までお腹の中に無事に入れておけないかもしれないので、早産、流産にならないように縛る手術をする為でした。
下半身麻酔でおこなった手術もなんとか大きなトラブル無く終了し、予定では8日(木)退院でしたが昨日、見舞いに行った際に「血液検査結果が良好なら1日繰り上げて退院出来るかな」という事でしたので、おそらく今日退院してこれると思います。(って、現段階ではまだはっきりとした連絡はもらってないんですが・・・)
うちの奥さんが入院するとなると、保育所にも通っていない1歳3ヶ月の三女が路頭に迷ってしまいます。
ということで、私が有給休暇を使わせてもらって職場には申し訳ないですが子育てに没頭させてもらいました。
最初は「長男は夏休み中だけど手がかからないし、長女・次女は保育所に行かせれば良いし、三女も昼寝している時間は手がかからず大した事ないだろう」とたかをくくってました。
しかし実際にうちの奥さんを病院に連れて行って、そのまま置いて帰った31日の夜からもうてんてこ舞い・・・(TT)
初日は三女が夜寝付かず、大きな声で泣いてどうしようも無かったので朝方3時過ぎまで車に乗せてドライブして寝かせつけ、自宅の駐車場に停めた車内で三女と一緒に寝ました。
三女の夜の愚図りは初日だけで何とか終わりました。
しかしその後、朝は長女&次女のお弁当作りと保育所送り、しかしその間も三女が出来るだけ泣かないように常に気を配り、長女次女が保育所に行った後は病院に見舞いに行く準備、そして片道40分くらい掛けて病院に見舞いに行って、帰りは保育所に長女次女を迎えに行って、ゆっくり座って休む間も無く夕食の材料の買出しやご飯作り・・・その間、常にお話出来ない三女の機嫌を見ながらオムツ換えやドリンクやおやつをあげ・・・。
立って自由に歩くのが楽しくて仕方ない三女は夕食時もジッとはしてくれず、最初の5~6口食べて少し空腹が満たされるとアッチコッチに行ってそのたびに連れ戻し・・・。
4人の子供たちが夕食を順次終わらせていくのを見計らって下の二人をお風呂に入れて、部屋の掃除機を掛けて寝る準備をしてあっという間に夜の10時。。。。
三女は愚図りはしなくなったものの、寝るまで部屋の中をうろちょろして途中で適当に倒れて眠り込むので、それを布団に戻し・・・。夜中も暑さのせいか動き回るので1~2時間おきに起きて掛け布団を掛けなおし・・・。(なぜか起きなくちゃと思わなくても目が覚めちゃうんですよね、これが。やはり親って無意識に子供を守ろうという本能が働くんでしょうか)
病院でも飲食店でも家の中でも、どこに行っても動き回りたがって静かにさせておく事の出来ない三女に振り回された1週間という感じでした。
そんな仕事に行く数倍も大変な毎日を過ごして実感したこと。。。。
それはこんな毎日を頑張ってずっとこなしているママは本当にすごい、偉大だって事です。
特にうちは小4の長男と保育所6歳の長女はまだ手が掛からないとしても、その下にいる3歳1ヶ月の次女、1歳3ヶ月の三女という最も手が掛かる子が二人もいるので本当に大変です。
これまでうちの奥さんが片付けしてなかったり、洗濯のペースが遅かったりした時に勝手に機嫌悪くしてた私ですが、自分で4人の世話を一日中繰り返してみると、結局私も同じように時間も体力も気力も余裕が持てず同じような状況になってしまいました。
今更ながら気づかされた事実でした・・・・。
この1週間、三女との絆を深める事が出来たのも大きな収穫でしたが、潰れてしまいそうに大変な子育て家事に追われて妻の日頃の大変さが分かったのがそれ以上の大きな大きな収穫でした。
なんて言いながら、元に戻らないようにこの貴重な期間で感じたことを忘れずに夫婦で今まで以上に協力し合っていきたいです。
何度も言いますが、
ママは本当に偉大です(^^)
あっ。。。忘れるところでしたが、8/4(日)にうちのおんぼろエルグランド君のオイル漏れ修理第一弾を行いました。
日曜日という事もあり、義父も義妹も休みで家に居たので、子供たちの世話を少しお願いしてうちの奥さんが入院してエルグランドを動かさなくて大丈夫なこのチャンスに一気にやりました。
一晩駐車場に停めておくと直径2~3cmのオイル染みが地面に出来る程度のオイル漏れだったんでした。
最初はヘッドカバーパッキンからの漏れとリアクランクシールからの漏れかなと思ってたんですが、色々と調べていくうちにカムシャフトを受けるカムシールからの漏れというのもあるそうで、それを踏まえてジックリと改めてエンジンルーム内を観察すると確かに怪しいと思うようになりました。
そこで妻の入院前にカムシール2個(V型エンジンの為)とフロントクランクシールを手配しておきました。もしかするとタイミングベルトも漏れたオイルで濡れてしまっているかもしれないとの事で、まだ10万キロ時点で交換して3万キロ程度しか走っていませんが新しいタイミングベルトも手に入れておきました。カムシール、クランクシールはとても安く、1個200円~500円程度でした。タイミングベルトも2千円程度。合計で3千円くらいの出費です。
あと、ヘッドカバーパッキンも手に入れているのですが、これは1個1500円くらい。V型エンジンなので2個必要で合計3000円くらい。実はこのパッキンをどこに仕舞ったか忘れてしまって今回は交換しませんでした。出来れば一緒にやったほうが効率良かったんですが(^^;)
という事で適当に撮った写真でちょっとご紹介。
シール交換というよりも途中で生じたトラブルでタイミングベルト交換作業がメインになっちゃいましたが・・・(笑)
まずはアンダーカバーを外し・・・

漏れたオイルがベットリと付着してます。これを見るとエンジン向かって左側(運転席側)のみ?
下に潜って観察するとオルタネータ辺りから下がオイルでぐっしょりです。
次は邪魔になりそうな吸気パイプを外し・・・
冷却水を下から抜き、アッパー&ロアのラジエターホース、2本のATFホースを抜いてラジエターを外し・・・
4本のボルトで止まってたファンも外すと・・・・
そこには作業し易そうな大空間が出現(^^)
ここから計3本のベルトを外していき・・・
問題のカムスプロケットをむき出しにする為に上部のタイミングベルトカバーを外すと・・・
運転席側
助手席側
運転席側カムスプロケット下にある発電機周辺
ん~~、やはり運転席側(左側)のカムシールが怪しい。
ではフロントのクランクシールは?
まずは大きなクランクプーリーを外さねば・・・
と、ここで工具不足が発覚!
すっかり忘れてたクランクプーリー固定ボルトのサイズ。
慌ててCM3君で近くの農協資材センターに走り27mmのソケットを購入。850円也。
よく聞くクランキング法で一気にボルトを緩めて、物は試しとプーリーを両手で持ってガタガタと動かしてみたら運よく工具(プーラー)は使わずに外れてくれた・・・

せっかくプーラー買ってたのに(^^;)
自分の目では正面から見えないのでデジカメをエンジンルーム内に入れて撮影して確認。
クランクシールは大丈夫そう。

周辺に見えるのは運転席側カムシールから流れて来たオイルみたい。
改めて運転席側カムスプロケットの下辺りを見てみると・・・

やはり酷い・・・
ではカムスプロケットを外してみましょう。
タイミングベルトはまだ装着したままでクランクボルトの緩み側を押さえて、左右カムスプロケットの固定ボルトを緩めます。ちなみに14mmです。
そして、タイミングベルト交換時にはお約束の合いマークを合わせてタイミングベルトを外し・・・
カムシールにたどり着くにはさらにエンジン側のタイミングベルトカバーも外します。
すると出てくるカムシール周辺。。。
まずは運転席側

そして助手席側
さらにカムシール部分と向き合っていた外したベルトカバー

裏側(エンジン側)なので右が運転席側、左が助手席側
運転席側
助手席側
これではっきりと助手席側は現在のところ問題なし、運転席側がオイル漏れ中ということが判明。
カムシールに関しては状況が分かったので、クランクシールをもう一度あらためて確認・・・

OKでしょう(^^)
ということでオイル漏れ箇所は運転席側カムシールからと分かったのですが、せっかく準備したので全てのシールを交換しました。
交換後に外したシールを見比べてみました。
まずはオイル漏れのあったシール・・・
次にオイル漏れの無かったシール
オイル漏れのあった方は新しいオイルで濡れていて、きれいです。
無かった方は汚れのように塊が付着しています。
シャフトの回転部分と接触してオイルの漏出を防いでいる部分なのですが、おそらく通常はこの部分はオイルで満たされている訳では無く空洞なのでしょう。
オイルがエンジン外に漏れるようになるとこの部分を洗い流すようにオイルが通過していくのだろうと想像しました。
シールの脱着にちょっと手間取ってしまいましたが、オイル漏れ対応はこれで完了!
さて、オイルの付着は無かったけれどせっかくなのでタイミングベルトも新しくして「元に戻そう」と思った矢先、運転席側カムスプロケットの位置が外した時と少しずれているのに気づきました。
これが生まれて初めてのタイミングベルト交換という最大の弱点を大きく突く出来事となり、頭の中は大混乱。暑さで熱射病気味になっていたせいもあり、意味不明なカムスプロケットを何回転も回してみるという事もやったり、結局、この日は作業を終わらす事が出来ませんでした。
そんな混乱する私を三輪車に乗って見守る次女・・・(^^;)
夕食を食べた後、子供たちをお風呂に入れ、私も疲れ果ててバタンキュ~で眠ってしまいましたが、さすがに作業完了していない事が気になって朝5時過ぎには目覚めました。
やはり人間、混乱した時は一旦その場を離れて休息するのが効果的なようで、寝る前まではエンジン壊しちゃったかも?とか不安でいっぱいで最悪の事態(ディーラーに持ち込んで中古エンジンに載せ換え)なんて事まで考えたんですが、目が覚めてみると当たり前な事をすっかり忘れて混乱してた自分に気付く事が出来ました。一回転で全てのシャフト、ギアは完結するんです(笑)
おもむろにネットで“合い” “マーク” “タイミングベルト” “VG33”などで検索しまくって得た非常に有益な情報がひとつ。おそらく整備書の写しです。
しかしクランクの合いマークをこれを参考に改めて探そうとすると図と実物がちょっと違う。。。
でもこの図には更に重要な各合いマークに一致させるべきタイミングベルトの山の数が書かれていました。それを参考に新しいタイミングベルトを見ると正しい山(谷)の位置に白線が書かれていたので、それに合いマークを合わせるので間違いない事を確認。
クランクスプロケットの合いマークは図を参考に大体の所にして、カムの合いマークは最初から明確だったのでそれに合わせて、後はベルトの目印の白線を各3箇所の合いマークに合わせてなんとかベルト装着完了!
ホントになんという基本的なところでつまづいているんでしょう(^^;)
その後はさっさと外した物を逆順で装着し、冷却水を補充してエンジン始動・・・
無事に元のように安定したアイドリングと吹け上がり状態に戻りました。
ベルトとシールの交換でエンジンの調子が良くなるとかは無いので感動も何も無いですが、これから先、以前と同じペースでオイル漏れが無いのが確認できたら、ジワジワと作業をやった甲斐を感じていくかもしれません。
作業完了した月曜日の午後、エルグランド君で約50km先の妻の入院する病院まで見舞いに行きました。いつものように3分の2は高速道を走りましたが、何の不具合も異音も無く帰ってこれました。昨日夕方までの段階で駐車場に新たなオイル染みは出来ていないので、漏れ改善もOK??
ということで、ネットで調べて我流でやった生まれて初めてのタイミングベルト&シール交換報告でした。
大事な車壊さなくて本当に良かったね・・・by 陽菜
でも、数万円の工賃は浮かせたよ・・・by パパ(^^;)