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昨日一連の修正作業の総仕上げな記事をアップしましたが、室内側ドアハンドルを取り外したことがある方はよくご存知のように、機能はシンプルではあるものの、造作としては結構面倒くさくてしっかり3D造形がされています。

なので単純な平板に過ぎない革ストラップで簡単に交換できるものではないのです・・・・（昨日の記事内ではさもあっさり書きましたが、あくまで尺の問題でした）。

1番のキモはいかに平面を出すかであり、色々考えた挙句上側の取り付け部位（こちらは深い穴のようになっていてそこにハンドルがはまります）をパテで埋めて、なおかつ周囲の妙な出っ張りも上下共にリューターで削り落とすことにしました。

こういう小加工をした後でアルカンターラシートを張り込んでいます。

里子に出そうかと思っていたはずなのに・・・・

全員が全員でウチで飼う方がいい、と言いさらに見てもいないくせに里のお袋まで飼えという始末・・・

ということで3男（先住2匹はともにオス）として飼うことになりました。

ま、先住猫と全く喧嘩などせず仲良くやっているってのも大きいのですがね

見ての通り、血縁もないくせにこの仲良しっぷりです。

コレをやる人はあんまりいないような・・・・

実はずっと前から構想していたのですが、ようやく考えがまとまったので一気に作業しました♪

しかし・・・・

途中で部材の一つであるハトメが入手できなかったり、妙に忙しかったり、左手負傷したり（ディスクグラインダーで塗装剥がししたら指の皮も剥がした）、でなかなか出来上がらずずっとカプチーノは半分解状態でした。

材料は格安入手の厚手の牛革（オイルレザーかな？）と別仕上げの薄手の牛革に留め金は自作切り出し（＋超絶研磨仕上げ）アルミ材で、パネル部分はアルカンターラ仕上げになります。

ようやくこのハンドルや周囲パネルも出来上がり、本日ついに取り付けできたため完成しました。

作業工程はこんな感じです（個々の作業は詳細書いていませんが、それぞれとんでもなく時間かかっています・・・・）

カプチーノの内装改装作業を続けているのですが、なかなか報告可能な段階まで進みません（もう何週間かかってるんだろ）。

そんな中、パーツや部材の加工で大活躍してきたDREMELのリューターとBOSCHのオービタルサンダーが相次いで壊れて使用不能に・・・・・

リューターは突然うんともすんとも言わなくなり、サンダーはなんか部品が飛び散って極端にスピードが出なくなりました。

いずれもコレらなしでは色々な作業ができなくなるため、躊躇することなく書い直ししました。こういう経費は

必要経費

ということで処理できます（もちろん個人事業主ではないけど）。

ま、我が家はワタシが首相兼財務大臣兼国土交通大臣厚生労働大臣ですので、問題ありません。

内装の模様替えを順次進めてきましたが・・・・

センターコンソールの色調変化に伴い、ステアリングもカーボン製（黒基調）からウッドステアリング（ブラウン＆シルバー基調）に変更してみました・・・

このウッドステアリング、確かヤフオクでもう随分前（軽く10年以上前）に購入したものですが、表面に打ってあるメーカーロゴが筆記体なため読み取りできず、メーカー名不明でずっと持っていました。

まぁ、裏面にMEDE IN ITALYとありますので少なくともステアリング界ではまぁ外さないであろうイタリア製ですし、取り付け穴ピッチはMOMOと同じだし、シンプルで小口径なウッドステアリングとして気に入ってたまに使っていました。

で、今回たまたま雑談していた時にふと聞いてみたらなんと事情通なみん友が素性を教えてくれました！

Amigoui と読むそうで、発音的にはアリゴーニなんだそうです。
なんでも昔エイトスポークホイールで高名なワタナベがFalconブランドで出したステアリングはここからのOEMだったようですが、このAmigoui社自体はすでになくなってしまった会社のようです。

これでようやく出自がわかりなんかホッとしました。

で、車内の雰囲気変更に伴い、再登場となりました♪

装着にあたり、点検しましたがウッドステアリングの宿命である合わせ目部分のひび割れがありましたので、軽く補修をし、全体的にコンパウンドで磨き込んでおきました。