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2018年06月17日 イイね!

ポルシェは包容力?

ポルシェは包容力?皆さま、心地よい五月晴れ?の週末、
いかがお過ごしでしょうか。


唐突ですが、
縁というのはいつ訪れるか分からないものです。




経済的にポルシェに乗れる(試乗すら)身分ではなく、あくまで憧れのクルマな訳ですが、この度降って湧いた幸運を逃がすまいと、舞い立つ気持ちを抑えつつ、クール(に装ったつもり)にご好意を承ってきました。


PORSCHE Cayman S 試乗 です。

 残念ながら、オーナーになった訳ではないんです。




私の様に大衆ど真ん中人生において、今のフォードですら背伸び目いっぱいな状況です。
ポルシェというクルマ自体、目にすることはあれど、触れる事、乗ることはまず無いわけでして、
ポルシェというクルマをどのような感覚で運転できるのか、全く想像の外でありました。

しいて言うなら、インテリジェンスな能書きを訴えてくる? ややこしいクルマかな~ と。

以下、
大衆一個人の偏見的試乗記になりますが、ご興味がありましたらお付き合い下さいませ。



いきなり、「乗ってみない。」 とのお誘いで、




ポルシェは25年ほど前、924ターボ、928、といったFRポルシェにちょっとだけ触れたことがあり、その時は強い印象は無く、ポルシェもアメリカ意識してるんだ… と漠然と思っただけでした。


今回もポルシェのド本流RRの911系ではなく、MRのケイマンですが、少しは本流に近ついたかなと思う次第。





第一印象、ファーストインプレッションと言うんですか。

  初対面でも気安く会話してくれる、包容力豊かな人  です。

私、クルマとの会話が超アナログなのですが、
ポルシェさんちゃんとアナログ会話にアナログで返してくれる?
というのが印象です。

意味が分からんかもしれませんが、そういうことなんです。

最近の国産車のデジタル言葉、特にハイブリッド車やエコ制御てんこ盛りのパワートレイン制御が当たり前になっている、シャシー制御に関しても、トレースコントロールや電動パワステなど。

「制御してますで~」とデジタル言葉満載で返され、なんかようわからんが新人類に慣れんといかんのかなあ~ 人間が古うなったんじゃな~ と諦めていたわけですが、

スポーツカーの皇帝? ポルシェ。
人間には人間に分かりやすいインフォメーションを伝えてくれるんですね。

クルマの行きたい方向、路面状況が、ステアリング、シート、フロアを通して、手に取るように分かります。

またこちらの操作に対して、やさしい反力を伴いながら、もうちょっといけるよ、などとアドバイスしてくれるような感覚があるんですね。



ステアリングは電動パワステですが、油圧のような微舵からスムーズに立ち上がる操舵力、路面のアンジュレーションも全部クルマが吸収するのではなく、適度な反力で路面の不正具合を伝えてきます。

コーナー脱出では、保舵力を緩めることで、直進までステアリングが戻る…
ノンアシストのステアリングのようなナチュラルなフィーリングがあります。



更に、MRの特徴なのでしょうか、コーナー脱出時の加速姿勢、
斜め上にノーズを上げ、リヤで踏ん張る感覚が、なかなか気持ち良いですなぁ



4輪がそれぞれ絶妙にストロークをしながら路面に吸い付く感じが新鮮です。

一時期、スタビライザーで強制的にロール抑制する車両が増え、それが正しいかのようなシャシーチューニングが横行しましたが、このクルマに乗ると、左右輪を適切に動かすことの大切さ、そのためのアライメント思想があるということを体験することが出来ます。

ロードカーとして、絶妙なサスペンションセッティングなのかなあ、と思います。





ブレーキはスチールローターのノーマルな仕様ですが、低速では過敏なくらい効きます。




PDKの7速ATです。



緩~急のスロットル操作に応じた巧みなギヤ選択をしてくれるので、私の技量ではマニュアル操作不要です。



こんなモードスイッチがあるのですが、恐ろしいので、「0」しか試してません。



メーターもアナログ感覚を優先して、情報の読み取りが容易です。





ラジオもアナログな選曲方法もあり、情報入力や操作の感覚の統一感が図られています。



シートも絶妙かつ気持ち良いホールド感で、東京までノンストップで行けそうなくらいです。
腿から尻、尻から腰、腰から脇腹、肩甲骨とほぼ均等な荷重分布を感じられ、やさしく包まれている感じです。

欧州FORDのシートもこれに近い思想で造られているんだなと、思います。



いただけないのは、ペダル配置。
恐らく、右ハンドル車ゆえのレイアウトと思いますが、アクセルペダルが異常に中央寄り。
試乗中ずっと違和感がありました。積極的に走るときの体のバランスが保てないレイアウトのように感じます。

ポルシェは左ハンドルで乗るのが良さそうです。


2.5L過給機付き 350HPにしては 結構燃費が良いこと(快速感覚で走行で10km/L以上)。
低速でボクサー独特のエンジン音で退屈でなく、乗り心地もかなり良いこと。
・・・好印象ばかり、沢山あります。


興奮極まりなく、
まとまりのない試乗記にお付き合い頂き、恐縮です。


ポルシェの伝統を感じれる、良い経験をさせていただきました。



最後に、雑誌ではあまりお目にかかれない部分のご紹介。



グローブボックスの上のガーニッシュ部分。



パかっと開いて



カップホルダー。 
コーヒーカップか、300mlまでのペットボトルを想定したもののようです。




本日も長々とお付き合い頂きありがとうございました。





Posted at 2018/06/17 17:41:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

プロフィール

「@citrobonさん、Ford撤退後の国産ディーラーでの言い値なのでかなり高額になっています。Focus&欧州車取り扱い店だともう少し安くなる...かな?」
何シテル?   04/02 23:43
くうればです。よろしくお願いします。 前車はクロカン林道仕様でしたが、クーガで藪漕ぎはかわいそうなので、林道遊びはクルマと相談しながらぼちぼちやります。
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