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フロントブレーキパッドが残り3mmほどになり、リヤロータの摩耗も進んだので、この度ブレーキパッド（フロント＆リヤ）とリヤロータを交換しました。

以下、自分用備忘録と、作業記録です。

コスパ優先で全てDIXCELブランド
パッド：Front/Premium Type，　Rear/Premium Plus Type
ロータ：Rear/PD Type




フロントはパッドのみ交換、
DIXCEL ES Typeから、一般的なPremium Typeに交換。
ES Typeのパッド寿命は、62,030km走行して、8.5mm摩耗なので、
残り2mmまでの有効距離は69,000km

リヤはパッドとロータを交換、
DIXCEL Premium Typeから、Premium Plus Typeに交換。
Premium Type のパッド寿命は、68219km走行して、6mm摩耗なので、
残り2mmまでの有効距離は85000km

リヤパッドはシム無しだったので、予備として保管していたもの
メタルスキーの鳴き止めシム（貼り付けタイプ）を切り出して貼り付けます。





フロントパッド交換作業
パッド摩耗分でピストンが17mm出ているので、戻します。
この時、車検時にDがご丁寧にブレーキフルードレベル満タンにしているので、単純にピストン戻すとリザーブタンクからフルードがあふれます。
あらかじめ吸い取るのがいいのですが、面倒なので、キャリパーのブリーダーにシリコンチューブ差して解放しとけば、ピストン戻した分だけフルードが抜けます。



ブレーキダストがいっぱい堆積しているので、真鍮ブラシで落として、ブレーキクリーナーで洗浄します。



新しいパッドは外周部と内周部の面取りして、トルクを受ける部分に異音防止グリス（シリコングリス）を塗布。
このタイプのブレーキはカッチン音が良く出るので、パッドの踊り防止にシムを挟んでみます。



スライドピンも洗浄して、スライドピングリスを塗布。



組み付けて完了。




続いて、リヤのパッド＆ロータ交換
パーキングケーブルを外し、キャリパー分解。（手がドロドロで分解過程画像無し）



キャリパーサポート、ロータ外して、ハブ面の錆を真鍮ブラシで落として、CRC556で拭き取り＆防錆。



ピストン戻しとブレーキフルード抜きはフロントと同様。
リヤキャリパーのピストン戻しは、ビルドインパーキングタイプの場合、ピストンを回転させて戻すタイプが主流です。
欧州車はピストンに反力を掛けて回転しないと戻らない構造が多いので、ピストン戻しツールが必須です。




パッドはフロント同様、面取りして、トルク受け部分に異音防止グリス塗布
キャリパー付けて、ブレーキペダル数回踏んでピストン出して、パーキングケーブル繋いで、完了。




以上、自己責任において交換作業を実施しました。

ブレーキは重要保安部品なので、
国土交通省認定・指定整備工場に作業を依頼することをお勧めします。

本日もご覧いただきありがとうございました。

アカデミー賞　作品賞含む5部門にノミネートされている、話題の映画「GREEN BOOK」を観て来ました。

アカデミー賞ノミネート作品だったことは当日劇場で知った次第で、観た後”なるほど”と納得できる作品でした。

映画は基本的に劇場で観て、何年か後に印象に残っている映画はDVD買って手元に保存しているのですが、たぶん「GREEN BOOK」もそうなりそうな作品です。

予告パンフレットで鮮やかなブルー・グリーンのキャディラック・ドゥビルが目を引き、興味を持ったのがこの映画を観るキッカケだったのですが、「差別」社会の人間関係を越えた友情・信頼・家族・責任といった深い映画でした。

近年で一番のいい映画です。



黒人アーティストのドクター・シャーリーを演じるマハーシャラ・アリは、最近どこかで観たような、と思ったら、「アリータ/バトルエンジェル」で、冷徹な悪役ベクターを演じていました。幅の広い役柄をこなす俳優さんです。

そして、運転手＆用心棒約のトニー・リップは、ヴィゴ・モーテンセン。「ロード・オブ・ザ・リング」のアラルゴンは確かこの方？味わい深い役者さんです。

また、1962年のアメリカはこんなんだったんだなあ～と、ドリンク缶やビン、街の情景、家具の設えなど、細かいセットのディテールも細かく再現されているようで面白いです。



一見粗暴なイタリアンの「トニー」の仕事に対する真摯な責任感は「人種差別」を越えたところにあることに感動。



当時のアメリカの交通事情も面白く、雪の峠越えシーンは冬タイヤのないこの時代の苦労が見て取れます。



それから、トニーの奥さんのドロレスは、リンダ・カーデリーニという俳優さん。この映画で初めて見た女優さんですが、粗暴なトニーを上手く操縦しているチャーミングな奥さまを演じていて印象に残りました。




「レインマン」、「グラン・トリノ」、「アメリカン・スナイパー」に続いて、映画コレクションに入りそうです。

それから、3/8公開された「運び屋」これも観に行きたいですね。