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U-TAN(う~たん)のブログ一覧

2021年02月24日 イイね!

ロータスヨーロッパ タイプ74

寒の戻りで久しぶりに冷え込んだ伊豆山中。
とある別荘地で開かれた老人会。
参加者は、
S1×2台、SLK55AMG


S2、ヨーロッパ


ガレージの中にもう一台S1


で、今日の主役は、ついにお披露目となったtype74


ご本人にとっては4代目のヨーロッパとのことだが、我が夫婦は冥土の土産にと
代わる代わる座らせていただいて、心ゆくまであちらこちと撫でまわして手垢を
つけた。


門外漢には詳細理解不能乍ら、シートの張り直しも含め半世紀前の車とは思え
ない美しいコクピット。


フロントボンネットの中は、スペアタイヤ撤去でスッキリ。
ただし、トランクルームとして使うのは勇気がいる?


縦置きのエンジンルームも余裕・・・目玉は、フルトラ+CDIの同爆システム。
さらに目玉焼きも作れるワンオフマフラーは、ミッション上にレイアウト。(笑)


そして、黙って食べる、喋りはマスク、アクリル板越しの密やかな近況連絡会。
15時過ぎ、楽しかったヨーロッパお披露目会は散会となった。



急ぎ帰宅すると、朝からお留守番で少々むくれていたゴロー。
ファーミネーターでグルーミングしたら何とか御機嫌に。
でも、お前にヨーロッパの土産話をしても「猫に小判」だな?











Posted at 2021/02/24 21:46:07 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月20日 イイね!

日本で一番高いお茶?

日本で一番高いお茶は・・・宇治茶にあらず、それはなんと静岡の山深いところで
ひっそりと栽培されている、静岡県人でもそれを知る人は少ないかも。

そのお茶を自分の目で確かめようと、静岡市内を流れる安部川上流へ。
まずは、川に沿う県道29号からいきなりの急斜面をジグザグに登る。
蕨畑と化した放置茶園の中に残る本山地区の集落をつなぐ古の道だ。


ほどなく、標高にして100mほど登ったところで石段の先に最初の家が現われる。
この家に通ずる道は他にないが、廃屋ではない。
下の林道から続く農業用モノラックで生活物資を運び入れているようだが、幾ら
山間部とは言え、今時車の入れない家で暮らしている人がいるとは信じられない。


家の周りには、段々畑の茶畑。
しかし、その立派な石垣は畑の為のものではなく、かっては家の敷地を支える
ものだったようだ。
石垣の様子からして、かっては4-5軒の家があったのかもしれない。


さらに登ると2軒目の家は、廃屋。
そしてその周囲には、製茶の機械が藪の中に散乱していた。
こんなところで小さいながらも製茶工場まで稼働させていたとは、さらなる驚き
だ。


さらに上の東峰集落を目指して植林帯へ入る。


約30分の登りで標高830mの尾根の乗越に着く。
ここは、徳川軍が武田軍を見張るために陣を張った由緒ある場所で『陣場』と
呼ばれる。


そして、東峰集落の最初の家。
道は、庭先へ入っていく。


ここには70歳台と思しき男性が独りで暮らしている。
ちょっと耳が遠いがとても気さくな方で、行く先の道の注意箇所を親切に説明して
くれた。
いずれにしても、下の県道から約1時間、この先にある林道から下ってきても
15分はかかる車道の無い場所だ。
しかし、不自由をしているようには思えず「どうして今でもここでお暮らしなんで
すか?」とは聴けなかった。
ただ、ここで生まれたからここで一生を暮らしていく、ということなのだろう。


先ほどの家の主が手入れを怠らないのだろう、山中とは思えない綺麗な道から
標高1700m級の安倍東山稜が間近に望める。


2軒ほどの廃屋を通り過ぎると、


忽然と古道を寸断する林道が現われる。


林道をしばし進むと真っ赤な鳥居。
ここが、東峰集落の中心・・・と言っても僅か3軒だが。


鳥居から茶畑の中を上がっていくと、ここにも男性が一人で暮らす家がある。
先ほどの家の男性の従兄弟らしいが、姿は見えなかった。
代わりに気立ての良さそうなワンちゃんが、吠えもせず尻尾を振ってくれた。


また10分ほど登っていくと集落最後の2軒の家と意外と広い茶畑が見える。
この2軒の家には人影が見えたが、ここで暮らす人達ではなく茶園の管理を
行っている別の集落の人達らしい。


最奥の家の軒先を通らせて貰い登っていくと、今日の目的地に着く。
標高1000m丁度の「日本一高い茶畑」・・・つまり、日本で一番高いお茶(笑)


眼下に安部川と辿ってきた東峰の尾根を見下ろす素晴らしいロケーション。


ここまで来たついでにさらに40分ほど先の「一本杉山」1253mに登ってみたが
千本杉山みたいな山頂で展望もなかった。


早々に日本一の茶畑に戻るとオヤ?何かいる!


ありゃ、カモシカだ。


お茶の葉も食べるんだろうか?
カモシカの特性で、至近距離に入るまでじっと見つめて動かない。


まるで4月の陽気、ここでランチ。


西の方角には、隣の尾根にこれから向かう戸持集落、そして安部川の対岸の山上
には、大代集落が見える。
大代集落は、以前所属していた山岳会にいた娘さんが縁があって嫁いだところ。
もう10年以上前の話だが、今更ながら、よくあそこへ街中から嫁いだものだと
感心してしまう。


帰路は、林道を歩いて隣の戸持という集落へ。
山神様が、何か見つけた。


陽当たりの良い法面に小さなスミレ?


戸持集落には茅葺の家も残っているが、残念ながら廃屋。


夏には、貸出古民家にされている家もある。

栄味山荘?


集落の中を下っていくと、先を行く山神様に一人のお婆ちゃんが話しかけてきた。
この集落には10軒以上の家があり、昔は大勢の人が一緒に暮らしていたが、今では
仕事を求めて若い人は殆ど町へ下ってしまい、現在住んでいるのはやはり老人だけ
の5軒らしい。
今日は穏やかだけど、陽当たりが良い代わりに風がとても強い場所なんだよ・・・
と遠い目をして言った。


村はずれには、古いお墓。
今はまだ祀ってくれる人がいるようだが、やがては・・・。


林道経由では大変な遠回りとなるので、再び県道に続く古い道を下る。
その昔は、集落の子供たちが草鞋を履いて学校へ通った道らしい。


アナグマ?タヌキ? 南無阿弥陀仏。


薄暗い森が開けると、突然、梅の香が漂う♬


ここにも廃屋。
だが、まだ暮らしの気配が濃厚だ。
住まなくなって、それほど長いわけではないようだ。


こんな場所にも関わらず、このお城のような石積。
どこから、どうやってこれを積める職人を連れて来たのだろうか?


小さな木橋を渡ると県道はすぐそこ。


かねてから一度は訪ねて見たかった安倍川最奥の集落群。
仕方のないことだが、人の気配の薄い集落を通る時に感じる胸を掻きむしられる
ようなせつない気持ち・・・自分も故郷を出た山里の出身だからかな。
そんな、日本昔話のような小さな山旅。
Posted at 2021/02/22 01:10:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月17日 イイね!

山村ジョグ

このご時世、年寄りはせめて健康に暮らして世間様に迷惑をかけぬように・・・。

寒気の戻りで日本海側や北日本の大雪が心配だが、温暖な当地でもそれなりに
冷たい風が強い。
こんな時は、少し狭い谷あいの山村ジョグ。
北西の風を避けられる方角の川沿いならば、思いの外快適だ。

自宅から車で約30分。
河津桜の咲く小さな川沿いを走り始める。


梅の方が、開花が遅いかな?


春の気配が満ち溢れる小川の水は、光り輝きサラサラと流れる♬


こんな静かな村の青空を切り裂く新東名!


こんな風景が生まれるなんて、村人には想像もつかなかっただろう・・・。
得た利便と失った平穏。


梅の香を胸いっぱいに上流へ走る。


思いがけず、村はずれに牛舎があった。


仔牛に挨拶をすると笑顔が返ってきた・・・左側の仔、確かに笑ってるよネ!


人家が絶えると茶畑が広がる。


5kmを走ったところで折り返す。


この村は、夏には知られざる蛍の名所。


往復10km、スタート地点の桜堤に戻る。


で、消費calを上回る本日のご褒美。
帰り道に「なかじま農園農村カフェ」の贅沢イチゴパフェ (^^♪


今日も美味しく楽しかった~!!
Posted at 2021/02/18 22:01:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月05日 イイね!

身延往還道

春一番が吹き抜けた昨日に比べ、嘘のように穏やかな天気となった今日、もう
何度か訪れている山梨県早川町の赤沢集落へ向かった。


地誌に基づいて、改めてこの集落についておさらい。
「早川町赤沢は山梨県西部、日蓮宗総本山で知られる身延山久遠寺の裏側に
あたるところに位置している。標高は400m位で、春木川を挟んで七面山
(標高1983m)を望み、東の身延山(標高1148m)の山麓傾斜の緩い台地上
にある。
江戸時代の中頃には、信仰を理由にした旅行が急に盛んとなり信仰にかこつけて
の物見遊山が始まった。
富士講は富士登山、身延講は久遠寺参りと身延山・七面山登山、伊勢講は皇大神宮
参詣など、白装束に桧笠、手っ甲、脚絆、草鞋履き姿の大勢が旅をした。
山岳信仰の霊場であった七面山は、江戸を中心に組織された身延講の発達とともに
七面山への参詣が身延山参詣とセットで行われるようになり、身延山久遠寺に詣でた人々は身延山山頂の奥の院を経て、春木川を渡り七面山山頂に達した。
身延山から春木川に下る直前の山腹にしがみついた唯一の宿場である赤沢は、山岳
霊場身延山(1152m)から七面山(1982m)へ登る唯一の道筋の宿場町として
開けた。
最盛期の一日当たりの宿泊客は千人、食事をとる客は五千人と推定されるが、講中
組織が解体し、自動車道が早川沿い整備されて、参詣客が赤沢を通ることなく七面
山登山口へ直行できるようになると衰退の一途を辿った。
集落は上村と下村に分かれ、上村には日蓮宗の妙福寺をはじめ恵比須屋、玉屋、
両国屋、大黒屋、萬屋、喜久屋、信濃屋などが身延往還道という3m足らずの
石畳の急坂道に沿って並び、下村は比較的勾配が緩やかで、そこに清水屋、そして
赤沢の草分けといわれる大阪屋、江戸屋などが今も残る。」

この身延往還道を赤沢から身延山まで逆に辿って往復するのが、今日の計画。

ピーンと張りつめた朝の冷気の中、車を置いた下村から急な石畳を踏んで上村へ
上がっていく。


集落のはずれに大正13年に七面山に向かう道中に赤沢に投宿した若山牧水の
歌碑がある。
「雨をもよほす雲より落つる青き日ざし山にさしゐて水恋鳥の声」
ま、この季節、水恋鳥は鳴くまい・・・。


すこし行くと道は二筋に分かれる。
身延山へは左手の道に入るのだが、徒歩以外の通行は禁止されている。


地図では、山道を表す破線で示されているこの道。
実際は、コンクリート舗装の林道で「古道」と呼ぶには、いささか風情に欠ける。


急な九十九折れを小一時間登ると宗説坊という宿坊がある。
背後に南アルプスの笊ケ岳を望む素晴らしいロケーションだが、現在は廃屋で
獣の棲みかと成り果てている。


今も残る「講中札」、いつの頃の物だろう?


高度が上がると身延往還道は、落葉樹林の中をいく。
相変わらず舗装は続くが、この辺りには古道の雰囲気が漂う。


振り返れば、南アルプスの白峰三山。


先を仰げば、目指す身延山が見えて来た。


そんな尾根の乗越ポイントに日蓮大聖人の高弟である六老僧の一人、日朗上人に
よって1297年に開山された十萬部寺という古刹がある。
現在、常駐の住職はいないが定期的な保全はなされているようだ。


向かい合わせで対になったお堂には、日蓮大聖人と鎮守神「妙法両大善神」が
祀られている。


十萬部寺を過ぎると路傍に野仏があったり


斜面の崩壊があったりと味わい深い?道となる。


荒れた道の終点には、いまも身延山の僧侶が管理する感井坊がある。
久遠寺側からジムニーに乗って上がってきた若い僧侶が、ちょうど今日の御勤め
を始めたところだった。


一休みさせて頂いたあと、僕達もお詣りさせて頂く。


そして、奥の院へ続く整備された林道をさらに2kmほどすすむとロープウェイの
駅に着く。
赤沢宿から約3時間、およそ8kmの道程だった。


ロープウェイは、ゴンドラのリニューアルとのことで2月下旬まで運休だった。
参詣客は一人もおらず、数人の工事関係者が作業をしているだけだった。


山頂には、4カ所の展望台があり、
南方には富士川、波木井川の流れ


西には、七面山


北側展望台からは、南アルプス北部


南アルプス南部


さらに甲府盆地と八ヶ岳、秩父山系までが手に取るように望めた。


そして、日蓮大聖人が、この山頂から故郷の房州の方向を向いて親を慕い、
思いをはせたことから「思親閣」と呼ばれる境内に入る。


日蓮大聖人お手植えの大杉が聳える階段を


仁王門へ向かって登る。


門をくぐった先、誰もいない常護堂で


お詣り・・・山神様が何を祈ったのかは、笑って教えてくれなかった。


人気のない奥の院を後にして、林道わきの暖かな場所で南アルプスを眺めながらの
贅沢なランチタイム。


右から北岳、間ノ岳、農鳥岳の3千m達。
昨秋、農鳥岳以南のあの稜線を2度も辿ったのは、随分前のことのように思える。
この遠い峰々が白く輝く絶景は、古の巡礼達の目にはどのように映ったのだろう?


帰りは、赤沢に向かってひたすら下る。
時折、軽くジョグの真似事をしたりしてみるが、山靴では走りにくい。


登ってきた時も急な坂だと思ったが、上から見下ろすとまさに九十九折れの見本
のような道だった。


朝よりも咲きのすすんだ梅まで下ると集落が見える。


石畳の隙間に美しく生えた苔達が、疲れた脚を癒してくれる♬


ようやく上村に入る。


今日は僕達も巡礼・・・。
おもてなしの冷水を頂戴。


後を仰ぎ、歩いてきた尾根に別れを告げる。


下村の清水家さんの赤い梅も開いた。


清水家さんは、今では集落唯一のカフェ。


地元産品の山葡萄と柚子のジュースと、この地方の豆餅を頂く。
ここに立ち寄るのは3年振りだろうか?
清水家さんには、以前、この集落で育ったとても気立ての良い可愛い娘さんが
いた。
今日は別の娘さんなので、尋ねてみると県内にお嫁に行ったとのことだった。
そりゃ~良かった・・・でも、少し残念。


昔懐かしい縁側での美味しいお茶。
そして、心地良い疲労感。

老人には、そろそろこんな古道散策もいいのかな?。
Posted at 2021/02/06 09:35:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月02日 イイね!

ゴローのお誕生日(1周年)

野良猫ゴローと知り合ったのは2018年の初春。
夏には、シャー!と牙を剥くものの、餌をやると食べるようになった。


冬には、とうとう食後の抱っこをするように


1年後の2019年の春には・・・今にして思えば、もうお互い離れられない仲に


毎晩毎晩、町工場のこの青い扉の前で僕らを待っていた。


そして、昨年の2月2日。
いつものように餌をやりながらそっと首輪をつけ、気づいてパニックになった
ゴローをキャリイケースに無理矢理押し込んで家に連れ帰った。

あれからちょうど一年。

今夜は、家の子になって1周年のお祝い♪
ゴローが、いつ生まれたかはわからないが、これからはこの日を誕生日にしよう。

まずは、母ちゃんの御膝に乗っかって


喉をゴロゴロ・・・


お誕生祝いは、一番のご馳走、チキン胸肉だ (=^・^=)


もっともっとー!


さぁ、満腹になったら、自分のリクライニングチェアに横になり


大好きな母ちゃんのマッサージの時間。


僕は、お腹撫で撫でが好きニャー♬


あニャニャニャ・・・自由は無くなったけど、これも悪くないニャ。


いろいろあったけど、無事に一年、一緒に過ごせた。
今の暮し、どう思ってるんだろう、やっぱり少し不自由かな?

ごめんよゴロー・・・大切にするからね。
さ、ゆっくりお休みzzzzz。
Posted at 2021/02/02 22:17:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「サボった日記、冬の思い出 http://cvw.jp/b/1240840/47676157/
何シテル?   04/24 23:41
U-TAN(う~たん)です。 見た目は可愛い性悪娘エリに苦労してます。 よろしくお願いします。
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