梅のトンネル... ならず

PENTAX K-1を入手後は，以前から所有していたフィルム時代のレンズ資産を取っ替え引っ替え楽しんでいました．

10年以上昔のレンズ群が最新のカメラで見せるパフォーマンスにうっとりしながら，バシャバシャ撮影していたのですが，まあ，あれですわ．
妄想が始まるというか，理由を探し始めるというか...










「過去のレンズでこの結果だったら，最新の設計レンズだったらさぞや...」（爆

さすがに所有しているレンズとダブる焦点域，性格のレンズには手が出ませんが，望遠ズームは未体験の領域です．
これに昨年のキャッシュバックキャンペーンも，背中を押してくれました．

PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW

メタルフードと三脚座を含めた重量は，2,325g．
ボディを含めると優に3kgを超える試練となりますが，たまにはこの老体にも刺激を与えないとますます劣化が進みそうなので，頑張るぞ！


今日は，地元の梅の名所として名高い香雲寺にレンズを担いで出かけてきました．
梅が一斉に開けば，見事な梅のトンネルとなる参道ですが...

　　　　　

ちょっぴり残念な状況でしたが，梅は桜と違って一斉に満開を迎えることは少ないので，まあ仕方ないでしょう．



それでも咲いている梅を撮影するのは楽しいものです．

　　　　　

3kgの試練も，撮影の間は忘れられました．

このレンズ，ズーム全域でf8あたりまでは円形絞りの形状を保っているので，実に柔らかいボケを見せてくれます．

　　　　　

後ろボケ，



前ボケ，共に自然で立体感のあるボケだと思います．




また，カリカリにシャープな画像というわけではなく，解像度はそれなりという感じですが，それだけ無理をせず，扱いやすいレンズになっているような気がします．



距離や絞りなど，色々試しながら撮ったのですが，ホント，楽しいレンズ，そしてそれを十分に支えてくれるボディです．



やっぱり新しいカメラには新しいレンズもイイですね！（爆