Abyssal Blackのブログ一覧

1月分走行距離： 1,559km
1月分燃費： 20.8km/L
1月分運転時間：42.1時間

総走行距離： 58,733km





相変わらずの高燃費でご機嫌ですが，ここ4ヶ月連続で同一燃費（20.8km/L）って，それだけ行動範囲・走行パターンに変化なしってことなんでしょうか．
確かにこのご時世ですから遠出は控えていて，今月のドライブ先も埼玉，富士山止まりでした．
新型コロナの五類移行までは，現状維持か？！


■ 言葉が通じない！
と，行動範囲に制限はあってもカフェ巡りはやめられない軟弱な食いしん坊，先日もお初の古民家カフェを訪問したばかリですが，日本の古民家って東西問わず，面白いほど間取りは同じですよね．

基本の間取りはこれ！

画像出典： FRONTIER WORLD CONSORTIUM

玄関を入ると土間があり，片方は居住スペース．他方は，炊事，物置等の共用スペースと分けられる間取り．

これをカフェに改築すると，居住スペースが客室，共用スペースがキッチンとなるのが自然で，先日訪問したカフェもこのとおりだったのですが，その時に何気なくかみさんにつぶやいたひと言．

「やっぱり，昔のおくどさんが，そのままキッチンなんやね」

.... 「おくどさん」が通じませんでした！

ああ，これは京都の言葉であったか，と思い直して，

「ごめん，かまどのこと」

.... 墓穴を掘りました！！


「かまど」って実物を見たことが無く，なんとなくのイメージしか湧かないのだそうです．


画像出典： Wikipedia

なるほどねえ，「へっつい幽霊」なんて落語，最近はめったに聴かなくなったわけだ，

「竈（かまど，へっつい）」，煮炊きのための設備ですが，「おくどさん」と呼ぶと，煮炊きのためのスペース自体を指すこともあり，神様がいらっしゃる神聖な場所でもあるのでした．
最近は，キッチンにお札を貼っているご家庭なんて，希少でしょうね．
お札はともかく，自然への感謝の気持ちが薄れているから，たまの異常気象で困ることもある.... ということにしておこう．

昨年夏に，ツーリングでよく利用する道志みち（R413）沿いに，一軒の古民家カフェがオープンしました．
古民家カフェマニアとしてはすぐにでも訪問すべきですが，国道からは少し逸れたロケーション，ここを通る時は既に他のお店を訪問済み，等の理由でなぜか縁がありませんでした．

そんなある朝，天の声が舞い降りたのです．

「自称古民家カフェマニアなのに訪問してないなんて，信じられなーい！」



これは何を置いても実行すべき案件です．
今日は他のお店には脇目も振らず，お邪魔しました．

相模原市緑区の，「古民家カフェ 雅 -MIYABI-」さん．



築100年以上の古民家を，マスター自らの手で一年以上かけて改築したのだそうです．

　　　　　

基本的に店内は，当時の調度品が有効活用されていて，マニア心がくすぐられます．



一歩み足を踏み入れただけで，ゆっくりと時間が流れるよう．

　　　　　

日常的に使われる用途の工芸品は，実際に使われてこそ，その真価が発揮できるのでしょうね．

　　　　　

で，こちらのお店で一番力を入れている（と思われる）のは，マスターこだわりの自家焙煎珈琲，丁寧にハンドドリップで淹れていただける 至福の一杯です．



こんな豆も用意してあるので，しりとりも終われません．



珈琲の他にも，軽食や

　　　　　

スイーツ類が，充実のラインナップ！

　　　　　

レギュラーメニューに加えて季節限定メニューもあるので，定期的な訪問が必須です．

　　　　　

で今日，散々悩んで選んだのは，

卵サンド


サンドイッチもさることながら，付け合わせのキャロットラペやサラダのドレッシングに一手間かかってます．

　　　　　チーズケーキ
　　　　　

しっとり濃厚，あっさり目の珈琲との相性抜群！

モンブラン


栗の風味としっとりしたスポンジ生地，こちらはコクのある珈琲に合わせてみたい逸品．
天の声のおかげで，至福の休日となりました．

ごちそうさまでした！

あ，そうそう．
お店の前にはバス停もあってアクセスが良さそうなのですが，

　　　　　

時刻は要チェックです．
やっぱりクルマがあった方が便利でしょう（笑

一説によると，日本はブリ（鰤）文化圏とサケ（鮭）文化圏に分けられるのだそうです．
お正月にいただく魚の違いだそうですが，ザックリ言うと，本州の中央，糸魚川〜天竜川を界に，東がサケ文化圏，西がブリ文化圏だとか．

なるほど，言われると確かにお正月にはブリをいただくことが当然と思っている僕は，ブリ文化圏の人間のようです．


そんなわけで，今年のブリ始めに行ってきました，富士山へ（笑

コースは↓の通り（クリックで拡大），富士山を反時計回りに一周しつつ，朝霧高原のカフェでお昼にブリを賞味してきた次第です．


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ブリといえば富山の氷見とか石川の宇出津が有名ですが，さすがに日本海は遠すぎるし，理由は不明ですが朝霧高原でもブリを提供いただけるというのですから，文句はありません．

お邪魔したのは，「ファーマーズキッチン　えいちのむら」さん．



お店先では，ベテランの接待部長がお出迎え．



愛犬家のお客さんも楽しめるよう，ドッグランも併設．
強力なストーブが用意されているので，穏やかな天気であればアウトドアカフェも楽しめそうです．

　　　　　

で，屋内で迎えてくれるのは，昔懐かしいだるまストーブ．

　　　　　

僕らの世代では，小学校の教室にはこんなストーブがあったのですよ．

今日いただいたのは，ブリの照り焼き．



麹が巧みに使われていて，ブリの他にも付け合わせの小皿類やドレッシングも，個性的な味付けになっています．

農場でいただくブリ，とっても美味しゅうございました．

本来ならば富士山の眺望も合わせて楽しめるはずだったのですが，あいにく今日の富士山は恥ずかしがり屋さんでした．
今日はこれが精一杯．

今日は朝から雨模様．
せっかくの休日も，イマイチ気分が乗ってきません．

そうだ，こんな日こそ，美味しいものを食べに行こう！
（いつもと同じやん，ってツッコミは却下）

そういえば新しくみん友になっていただいたdanslemidiさんから，とっても気になるカレー屋さんを紹介していただいたばかり．

これは行かねばなるまいぞ．

場所は埼玉県西部の小川町．
バイクに乗っていた頃は結構走り回った地域ですが，有機栽培にこだわった野菜を使ったカフェがあちこちにあったのを覚えています．
もう30年も昔のことですが，今でもあるのかなあ，

小川町って町役場近辺の中心部でも静かで趣のある建物が残っていて，のんびり散策したら，結構楽しめそうな雰囲気です．

こちらは，かつての旅籠（と呼びたくなる）でしょうか．



土蔵などもあちこちに残っていて，調べ始めるとキリがないかも．



そんな街中に，紹介いただいたカレー屋さん「curry＆noble 強い女」さんを発見．



気高い強い女のカレー屋さん？　うーん，どんなお店，カレーなんだろう，どれどれ....
あれ？　なんだかひっそりしてる....



工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工

うわぁ，ちょっと遅めのお正月休みのようです．
....ですが，できる漢は慌てず騒がず，冷静にプランB発動！

ここ小川町ってカレー激戦区らしく，カレー専門店が多いのだそうです．
次のお店は，すぐ近くに見つかりました．
「小川ぐらしの茄子おやじ」さん．



同じくカレー激戦区の東京下北沢から，こちらに移って来られたとのこと．
下北沢では「茄子おやじ」って店名だったそうなので，ご存知の方もいらっしゃるのでは？

ちなみに駐車場は，道を挟んだ反対側にありますが，転回できるスペースはほぼ無いので，出るときのことを考えたら，バックで入るのが良さそうです．



店員さんによるとお店の裏にもスペースはあるそうなんですが，やはり道が細くてちょっと分かりにくいとのこと．行かれる方は事前のチェックをお勧めします．

この日はたまたま午前中は貸し切りだったようで，ちょうど開店と同時に入店．
お店の雰囲気も一見古民家風で，僕の好みに合ってます♪

　　　　　

際立った調度品はありませんが，さりげなくオシャレな演出，店員さんのセンスが光っています．

　　　　　

BGMの音源は，アナログレコード．
昭和の，秘蔵レコードを持参したくなりますね．

　　　　　

で，注目の食事メニューは，専門店らしくカレーのみ！！



せっかく２時間かけてきたので，今日はスペシャルカレーをオーダーしました．
「ほぼ全部のせ」の説明通り，ビーフ，チキン，トマト，茄子，オクラ，エリンギ，マッシュルーム.... 等々，どっさり乗ってます．



これだけ多くの素材が混ざるととんでもない味になるのでは，と一瞬不安がよぎりましたが，そんなこと思っただけでも失礼ってもんです．
十種類以上のスパイス，野菜，肉類でじっくりと作られたカレーソースが，どっしりと味を支えています．
この揺るぎないソースの上で，それぞれの素材がそれぞれの味をバランス良く主張して，お互いの特徴を引き立て合っているかのようでした．

　　　　　

トロトロの半熟卵，実はちょっと苦手なのですが，これだけソースがしっかりしていると全く気になりませんでした．

２時間かけて走ってきた甲斐があるお店，
とっても美味でした！

トップ画像出典：お包み研究所
 
 
過日某所にて，雅な新年会が開かれました．
集まった善男善女によって厳かに....
 
なんてことがあるわけが無く，いつもの愉快な仲間たちが集まって賑やかに新年会を楽しんだ次第です．



皆で好きなものを持ち寄り，思いつくままの話題で盛り上がったのですが，そんな中の一コマ．
 
美味しいお菓子や食事の後の一服は，味覚的にも精神的にもリラックスさせられますが，
 

Powerd by 素敵女子
 
うーん，極上のきめ細かいクリームのようなお茶は至福のひと時！
最近の抹茶味のお菓子のクオリティには目を見張るものがありますが，基本はこれ．
還暦過ぎてますます，日本人に生まれて良かったと感じますね．


これだけのものをいただくと，思わず対抗意識が....
自分ができないことを目にすると無意味に張り合いたがる，小学生から精神の成長が止まったままの残念男子，無謀にも珈琲抽出で日本の伝統に挑みます．



熱湯を注ぐことにより，珈琲豆に含まれる二酸化炭素が排出されてドーム状に盛り上がるのですが，ドームができたからと言って美味しい珈琲とは限らないところに残念感が満載．
まあ年の初めの余興ということで，笑ってやってくださいな．


いずれにせよ，会場設営，食べ物の持ち寄りなど，皆さまにはお世話になりっ放しでしたが，おかげさまで新年会は大いに盛り上がりました．

またやりましょう！