月刊ベイダー卿 2021年11月号 （Vol.20）～ タッチスクリーン消失

総走行距離：38,827km
11月分走行距離： 2,732km

11月分燃費： 21.2km/L

11月の不具合： タッチスクリーン ブラックアウト

優等生のベイダー卿ですが，ほぼ20ヶ月ぶり，というか実質的には初めての不具合発生．
対応内容は整備手帳に書いた通りです．






どれだけ品質管理しても不具合が生じるのは，工業製品の宿命として仕方無いことだと思いますが，今回のようにタッチスクリーンが動作しなくなるだけでオーディオやエアコンの操作，クルマの設定などが一切受け付けられなくなるというのは，どうなんでしょう？．
確かに物理的なスイッチ類を排除してタッチスクリーンに集約するのは，見た目には大変スマートなんですけどね．

しかしこれは，デザインを優先させるあまり，ユーザの使い方を充分に検討し切れていないように思えます．
例えばエアコンの操作，タッチスクリーン経由だとブラインドタッチやダイレクトな設定変更ができないというのは，当初から各所で指摘されている通りです．

自分が敬愛してやまないジャーナリストの三本和彦さんは，お父様にこう言われたそうです．

「粋ってェのは，野暮でもなきゃ気障でもねぇってこと」

プジョーのタッチスクリーン，デザインは粋の極致かもしれませんが，ちょっぴり気障過ぎたのかもしれませんね．


タッチスクリーンが映らないってことは，当然バックモニタも使えなくなるのですが，使えなくなって初めて分かるその便利さ．
車庫入れで緊張したことと言ったら！